テラーノベル
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この世界では火、水、風、土、雷、聖、闇の7つの属性の魔法がある。聖の属性と闇の属性は希少なため、あまり知られていない。そして世界人口の1割が魔法使いである。全ての魔法は使えるが、それぞれ才能がある魔法が決まっているのだ。才能がない魔法も使えるには使えるが常人にちょっと毛が生えたぐらいしかし使えないのだ。例えば、闇属性の才能があるものが火を使おうとしても焚き火ができるほどしか火を出すことができない。そんな魔法の世界で田舎の神社の一人娘、春山優桜(はるやまゆお)たちが世界を救うまでの物語。
私は春山優桜。15歳、あと2週間で高校生なのに高校が決まっていない。魔法科の中学に通っていたけどこの学校はすごく田舎の学校だから高校に中学のことを言ってもそんな学校あるわけないと言われて落とされた。けど、今日はそんなこと考える暇はない。なんだって今日は巫女の舞や歌を披露する日!私は春の舞と歌を披露する巫女に選ばれたのだ。だから今日、私はすごく緊張している。
優桜「私ならできる!今までいっぱいやってきたんだから!」
1人でブツブツと自分を励ましていた。
優桜の母「何1人でブツブツ言ってるの?早く
行かないと儀式始まっちゃうわ よ?」
母は私の前に座り、私を見た。
私は時計を見て、目を見開いた。
優桜「やば!?本当じゃん!急がないとお父さんに怒られる!!」
優桜の母「頑張ってね!応援してるわ」
私は急いで立ち上がり、うん!と言い、広い廊下を走って本殿や向かった。
優桜の父「優桜はまだなのか?」
父はイライラしているのか、貧乏ゆすりをしていた。
優桜「ごめん!!遅れた!」
走りながら大声で叫んだ。
優桜の父「遅い!もう始めるぞ! 」
父が怒りながら私に言った。
優桜「ごめんなさい。お父さん」
私はしゅんとしながら父を見た。
父は少し、罪悪感があるのか小さく少し優しくなったトーンで もういい と言った。
そして父は前に出て進行し始めた。
優桜の父「これより、春山神社 春の訪れ を 歌い舞います。皆様どうぞお楽しみ ください。」
私は震える手をぎゅっと握りながら舞う位置に移動した。そして準備ができたら初めのポーズに入る。すると後ろから琴や笛が流れ始めた。
優桜「 静かに揺れる 薄紅の空 鈴の音ひとつ
風に溶けゆく 袖をなびかせ 舞い踊れば 月影さえも 息を潜める〜〜〜〜」
すごく綺麗な景色だ。みんなの目がキラキラしてる!笑顔になってる!あぁ、いつまでも舞ってたいな。でも、もう終わっちゃうな。
優桜「〜〜〜〜〜未来へ届け〜。はぁはぁ」
私は肩で息をしていた。皆は立ち上がり、拍手してくれた。すごく綺麗な舞だったと褒めてくれた。
???「面白い子を見つけた。次のーーー」
1人ポツリと呟いている人がいた。誰が呟いていたのか、私には分からなかった。
そんな出来事があってから、数日がたった頃
私に一通の手紙が来ていた。その差出人はなんと世界でも1.2を争う魔法学校ミシュエルだった。私は驚きすぎて椅子から崩れ落ちた。
優桜「本当???ミシュエルが私に??」
ひとまず私はその中身を見てみることにした。中にはなんと!合格通知が入っていた。
優桜「え?なんで合格通知???私ミシュエル受けてないよね??間違いってこと!!!」
すると封筒?が喋り出した。
封筒?「あぁ〜!もううるさいな!そんなわけねーだろ?合格って書いてあるんだから合格なんだよ!分かれよ!」
優桜「えぇ?えええええぇぇぇぇぇぇ!」
私は驚きすぎて、タンスに足をぶつけた。すごく痛かった。
優桜「いだっ!てか、なんで封筒が喋るの??怖!!幻聴???それとも詐欺?」
封筒「幻聴じゃねーよ!ちゃんと事実だ!あと、詐欺とかじゃねーよ!」
優桜「はい!!!!すみません!!!」
封筒は少し口が悪いと言う点は喋ると言う点の方が印象強かったので頭から抜け落ちてしまった。
封筒「まぁ、いいや!じゃあ、いくぞ!」
私は頭の中がはてなマークでいっぱいだった。
優桜「どこに行くの?」
封筒「まぁ、行けばわかる」
優桜「行けばわかるってどうやっていくの?」
その疑問を投げかけた時、封筒が光った。そして、私はその光に包み込まれて、その光がなくなる頃には私の部屋には誰もいなくなった。
気がつくと私は見知らぬ部屋に来ていた。
優桜「何この部屋!?めっちゃ豪華だね?まるでお城みたい」
封筒「あ?ここはお前の部屋だけど」
私はその言葉を聞くと目が落ちそうなほど驚いた。
優桜「嘘でしょ?こんな豪華な部屋が私の部屋ぁぁぁぁ???!!!!」
私はびっくりしすぎて語彙力を失いそうになった。危なかった。
封筒「まぁ、ここで過ごして、明日理事長に挨拶しに行くぞ!」
優桜「ちょっと待って!お父さんとお母さんに何も言ってないよ?」
封筒「それについては大丈夫だ!理事長が根回ししてる」
優桜「いや、それ大丈夫じゃないから!」
封筒「まぁ、なんとかなるって!!安心し ろ!」
優桜「なんとかなるって、、、、」
私が肩を落として大きなため息をついたのは言うまでもない。
しかし、この封筒はいつまで付いてくるのだろうと疑問に思っている優桜であった。
1話end
会議室
???「今年の入学生は豊作らしいね。とてもいいことだね」
???「あら、そうなの?」
???「俺を倒せるやつと会えたらいいな!」
???「先輩方、そんな話をするためにこの会議を開いたわけではないですよね?」
???「そうですよ。私たちは今、聖の魔導士の選定はどうやってするかと言う話だったでしょう?」
???「あの、、、具体的にどうやって選定するのですか?」
???「そうだね。候補に上がってるのは白百合さん、藤堂くん。この2人だったけど理事長からの推薦で春山さんもいれて3人かな?」
???「あの、白百合ちゃんと藤堂くんは、中等部の時から知っているけど春山ちゃんは知らないわね、、、」
???「さぁ、わたしにもそれは分からない。でも理事長のご厚意を無下にするのは良くないからね」
???「その人のことはもっと探るべきですね。これからのことも考えて、、」
???「そんなの1週間後の魔力検査で明らか
になるんじゃね?誰が相応しいのか」
???「まぁ、そうですね。」
???「楽しみですね。僕、強い人好きなんですよね〜」
???「私も見てみたいわ!私を驚かせてくれる面白い子を!」
???「よし、じゃあ、次の魔力検査で判断するってことでいいね?」
???「了解!!」
???「じゃあ、解散!!!」
みんな次々と部屋を出ていった。
???「春山優桜、、吉と出るか凶とでるか楽しみだね!」
1人残された部屋で静かに響いたのだった。
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