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「もときの部屋いいね!なんか落ち着くなぁ、」
家に着き、ソファに腰掛けるとそんなことを急に言う。
まぁ今はそれどころじゃないんだけど。
「早速だけど、…久しぶりひろと」
「うん、久しぶり」
一瞬驚いたあと、すぐに優しく微笑み返してくれる。
仕方がないだろう。何言えばいいかわかんなかったんだから
「..死んだってどう言うこと?」
そう。一番気になっていることだ。
いきなりぶっ込んだな。自分でもそう感じたがもうどうでもいい。
「うん、 元貴がきて1ヶ月くらい経った頃だったよね」
そう、そんなくらいだった。
若井は次のことを話してくれた。
まずは前提を語る。
あそこは病院なんかじゃなく、実験施設だったらしい。 実験内容は不老不死の人類を作ること。そんなことできるはずもないのに、、
子供ばかりだったのは、幼子の時からの実験が必要だったからだと、ようは実験台だったのだ。僕も、ひろとも、あそこにいた子達もみんな。
あらかた自分の子供をくれたらお金あげますと言ってクズ親たちから子供を集めていたんだろう。とヒロトはいった。
「ほんと、…」
頭を抱えた。だって、幼い頃なんて親が一番だったんだぞ。それなのに悲しい思いをして離れたと思えばお金の代わりに自分を捨てたと。
「もとき、」
「ごめん、大丈夫続き話して」
渋々ながらもヒロトはまた口を開いた。
あの夜、ヒロトは実験に駆り出た。
その時、何か問題が発生したのかはわからないけどそのままヒロトは帰らぬ人となった。
「俺ってね初めて成功しそうだったんだよね」
嘲笑のように笑うこの言葉には信じられないほどの憎悪が取り巻いている。
「俺悔しかったんだぁ、笑
あいつら次は同室の子だなとか言い出して」
「それって、… 」
「そうもとき。俺の近くにいた人に何か手がかりはないか。なんて浅い考えで」
この言葉から、前の同室の子はそういう運命に遭ったと予測できる。
だから俺が来た時喜んでたんだ。
一つ一つピースがはまっていく感覚は快感だと言えばそうだが内容が内容だけにそうも行かない。
「もとき、今日はここまで
俺はもう行かないとなんだ。」
「え、ちょっと!」
伸ばした手は何にも触れることなく、
ぽつんとただそこにあった。
何から何まで先延ばしで僕はそろそろ待てそうにないのに。
主も先延ばしで悲しいです‼️
ここの情報入れ込むの大変すぎるて
なのでなんこかに分けます
へたくそですまん
情報多いの許して!!!!