Ambivalence.
I love it and hate it at the same time.
時に嫌になる。
事の発端は偶然
いや、良く考えれば偶然でもなんでもない。常にだ。ただただ今回でもう確信しただけ。
きっと、今目の前で笑ってるこいつとこのまま付き合ってく場合。これからもボクはずっとこんな気持ちにならなきゃいけないんだ。
合同訓練、
やっぱ部屋でゲームしとけば良かった。
~
今年ももう後半。
太陽は出ていて日が差しているが、弱い風が少し吹くたび風が冷たく肌に触れる。
「珍しいですねバカ師匠」
「何がだバカ弟子」
「外出てくるなんて」
「今貶したか????」
「いえ別に???」
「…ぁー、…」
「保科副隊長が居るから来たんですか?」
「ん゙ッ」
容赦なく突き刺さる言葉
良くも平然と…
「図星……」
「うるさい!!!」
「後で話しかけに行ったらどうですか」
「ほら、今暇そうにしてますよ」
ちら、と少し見る
「ふん、……ガキにはまだ早い」
「あっち行けしっしっ」
「ほんと……」
「もっと素直になったらいいと思いますよ」
邪魔が居なくなったところで保科の元へと足を運ぶ。
が、
「無理だけはあかんで〜」
優しい笑顔。気の使える優しい副隊長。部下が最優先。
部下の肩に手を置き言う。
自分が1番好きなところで自分が惚れたところ。
ボクが好きになった優しさ。
保科の優しさ
そうだ。副隊長という立場、、上司として部下に優しく接するのは当たり前。
なのに
なのに
そんなボクだけだと思ってた優しさ
ボクだけのものじゃないと思うと心臓がきゅっと音を立てるように痛くなる。
ボク以外にもあんな顔して、ボク以外にもあんな態度とって、。
今までもそうだ。
ずっとずっと我慢してた。ボクだけでいいのに、ボクだけでじゅうぶんなのに、ボクだけにその優しさを見せればいいのに、。
“ボクが好きで惚れた優しさ”
そう思ったのになんでこんなにも苦しいんだ。
そう思いたくない。
思いたくない。
だってボクの好きなところだ。
びゅおおとさっきよりも強い風が吹く。
冷たい空気が肌に触れる。
瞬間、心にもその空気が触れる気がした。
ねくすと70
またじかい✩.*˚
ちなみにリクエスト作品です💞
リクエストありがと~ございます🫵🏼💟💟
ほんとにだいすきです🫵🏼🩷💜
コメント
9件
もう最高・・!!やっぱりK氏さんの作品大好きだな~ってすごい思います・・!
うわぁぁぁ最高です最高ですまじで神様ですかさすがです…!!🫶🏻🫶🏻🫶🏻🫶🏻🫶🏻🫶🏻 勘違いだったら申し訳ないんですけど、もしかしてこれって私のリクエストのやつだったりしますか…?😖 てかほんとに語彙力も文才も天才的すぎて…心に沁みます😖😖🫶🏻🫶🏻🫶🏻 この後保科さんとどう関わっていくのか…気になります😖🫶🏻🫶🏻 今回もめっちゃくちゃ最高でした!💖💖💖💖💖 続き楽しみに待ってます🥹💖💖💖
新しい作品も最高ですわ