SixTONES　短編BL

#　裏表

きょうもと）　慎太郎~

もりもと）　は~い。

2人で楽屋を出ていこうとするきょもと慎太郎

たなか）　どこ行くの？

きょうもと）　ご飯~

たなか）　なるほどね~

俺はふと思った

きょもの彼氏の北斗はきょもが誰かと2人でどこか行くことに嫉妬は感じていないのだろうかと

たなか）　…な、北斗！（肩手置）

まつむら）　っわ！？

たなか）　そんなびっくりすることじゃないだろ笑

まつむら）　急にやめろよぉ~…

少し談笑をした後

本題に移った

たなか）　北斗ってさ、きょもが誰かとどっか行くの嫌じゃないの？

まつむら）　えぇ？なんで？

たなか）　え、俺は髙地が他の誰かとどっか行くの嫌だからさ。

たなか）　北斗は嫌じゃないのかな~って思って。

まつむら）　あ~、…俺は別になんとも思ってないけど？

たなか）　まじ？意外だわなんか。

まつむら）　どっちかと言えば京本に縛られてる笑

たなか）　え？あのきょもが？

意外すぎた

きょもはサバサバしててあんまそういうの気にしなさそうだし

むしろ北斗の方が束縛してるイメージだった

たなか）　どういうの？

まつむら）　え？例えば~…

俺が樹と出かけようとしたら

きょうもと）　やだ、…無理、

俺が頑張って説得して行くことは許してくれたんだけど

きょうもと）　じゃあGPSオンにしといて、

きょうもと）　それに俺からのLINEは絶対3分以内には返して

まつむら）　とか言われちゃってさぁ~笑

まつむら）　ほんと大変なんだよねぇ~笑

そう言ってる北斗はニヤニヤしてどことなく嬉しそうだった

たなか）　え~、マジ意外。

俺は意外なところを知れたなと思った

数日して

きょもとたまたま2人になった時

何気なく聞いてみた

たなか）　きょもって意外と束縛気味なの？

きょうもと）　え？なにが？

たなか）　いや~、北斗が言ってたから

きょうもと）　あぁ、…そういうことね

きょうもと）　…まぁ、してなくはないかな。

たなか）　何その感じ~笑

たなか）　照れなくていいんだよ？ほんとのこと言ってよ笑

きょもの反応を見ると

呆れてる？

またか、みたいな反応をしていた

きょうもと）　まぁ~、…お互い様って感じかな笑

たなか）　じゃあ北斗束縛してない訳じゃないんだね笑

きょうもと）　そ~だよ笑

結局北斗はちょっと話盛ってたっぽい

俺はテレビ局でトイレに行った

たなか）　ふんふ~んっ、

鼻歌を歌いながら廊下を歩いていると

少し扉が開いた部屋から声がした

部屋は暗かったが、少しの興味本位で覗いて見た

たなか）　…っぇ、

そこには

きょもと北斗がいた

北斗はきょもの前に膝まづいていた

きょうもと）　北斗さぁ、また樹に話したの？

まつむら）　ぇっ、なんで…

きょうもと）　樹から聞いたよ。俺がめっちゃ束縛してるって言ったの？

まつむら）　はっ“、ごめんっ、…ごめん、（足掴）

きょうもと）　謝罪しろって言ってんじゃないの。言ったかって聞いてんの。

まつむら）　っ…

きょうもと）　ねぇ、言った？話盛って言った？

まつむら）　言っ…た、

きょうもと）　…へぇ、束縛されたいって北斗が言ったから演じてあげたのに？

きょうもと）　あたかもそれを事実かのように樹に言ったんだ、へぇ~

まつむら）　ねぇっ、ごめん、つい口が滑って、

きょうもと）　毎回それじゃん、いい加減直せよ。

まつむら）　ごめんなさぃ、…

まつむら）　最近かまってくれないから、…言っちゃった…

きょうもと）　かまってんじゃん、なにが不満なの？

まつむら）　最近、慎太郎とよくご飯食べに行ってるから…俺も誘ってほしかった、（顔俯）

きょうもと）　ふっ、…なに、そんなこと？笑

きょうもと）　そんなの言ってくれれば誘うじゃん。（撫）

まつむら）　うぅ…、言いずらくて…/

きょうもと）　…まぁそれが俺の変な噂流していい理由にはなんないけど。

まつむら）　っぁ、

きょうもと）　もうやめるよ？俺が嫉妬しやすいとかファンには思われてるけどほんとは北斗なんだって言うよ？

まつむら）　ごめんっ、ごめんなさぃ、！

まつむら）　ほんとに、ぁの…それだけは、

きょうもと）　なにがそんなに嫌なの？

まつむら）　ぇと、…

きょうもと）　言えないようなことなの？

まつむら）　…俺が京本のこと大好きだって思われたくなくて、…（目逸）

きょうもと）　…はぁ…、可愛い。（撫）

まつむら）　うあぁっ、やめて…//

きょうもと）　俺も大好きだって。両思いなんだから公表しちゃおうよ（抱）

まつむら）　嬉しいけど公表はやだよっ、//

きょうもと）　んもぉ、…大好き愛してる（強抱）

まつむら）　お、…俺も…大好き、っ//（抱返）

たなか）　…まさかの逆かよ…（頭抱）