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主様がこの屋敷に来られて数日間経った  ある日の事

~廊下~深夜  [ナック視点]

ナ(今日も屋敷の廊下は安全ですね。)

私はいつもの様に警備をしていた時です

[パァ…]

ナ(書庫から明かりが?)

書庫から小さい明かりが見えました

ナ(まだ誰か残っているのでしょうか…)

私は書庫へ入りました

綾「…」

ナ「!」

見えたのは、蝋燭を持って何かを探す主様の姿がありました

綾「…」

その時私は、何処か焦っている様に見えたのです

ナ「主様?」

私は主様に声をかけました

綾「ナック…」

ナ「この夜遅くに何かお探し事ですか?」

綾「うん。丁度見つかったから、私は部屋に戻るね。」

ナ「ならば私が部屋まで付き添いますね。」

綾「私は一人で戻るよ。」

ナ「主様、それは危険ですよ?」

綾「私は大丈夫だよ。」

ナ「…」

綾「じゃ、部屋に戻るね。」

ナ「主様、いつもお疲れ様です。」

綾「…ありがとう♪」

そう言うと主様はいつもの様に笑った

綾「ナックもいつもお疲れ様。おやすみ。」

主様はそう言い、静かに書庫を出る

ナ(主様は先程、何をあんなに急いで探していたのでしょうか…)


NEXT→20いいねとコメで第三話公開

察しがいい主は屋敷から 抜け出す

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