テラーノベル
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夏祭り。
それは夏に開催される1つのお祭り
老若男女誰でもみんな楽しめる夏のイベント
美味しい食べ物や楽しい屋台
みんなで踊ったり その後は花火を見たり
時には告白をしたり そこで結ばれる人も。
新しい出会いがあったり。
悲しい別れがあったり。
夏祭りには様々なことが起こる。
みんなは夏祭りに何か思い出はあるだろうか?
僕はそうだね、美味しい物を食べて
1人でのんびり花火を見ていたいかな。
と、昔ならそれで良かったのだけれど。
今日は学校で 夏祭りの話題で盛り上がっていた
最近の男子はあまり乗り気ではないだろう
最近では外で何かをするよりは読書やゲーム
夏という暑い季節に外に出る用事を作りたくない
と言った、男子が多いのではないだろうか。
僕も実際そうなのだ。
女子やいわゆる陽キャ。
と呼ばれる男子達が夏祭りの話をしている。
その中には、僕が好意を寄せてる人もいる。
僕は人混みが苦手で、人と話すことも得意ではない。
だから、夏祭りはいいかな…。
そう思っていたら、突然誰かに話しかけられた。
ふと、声のする方に顔を向けると。
そこには 僕が好意を寄せてる君が居たのだ。
「ねぇ、もし良かったらさ… 夏祭り一緒に行かない? 出来れば…2人きりで。」
そう言われて困惑した。
何が起きてるのか分からなかったからだ。
自分が好意を寄せてる君から夏祭りのお誘いをされたのだ。
1度深呼吸をした
そんな僕を見た君は きょとん としたような顔でこちらを見ていた。
落ち着いた僕は疑問に思い 口を開く
「どうして僕なの? 友達は?」
と、聞いた。
最近ではTikTokやYouTubeの広告等で
罰ゲームでの誘いや告白が有名である
少し疑った。
僕が好意を寄せてる君は校内でもかなりの美人というので有名であるからだ。
返事に困ってるようにも見えたので答えた。
とりあえず誘いを受けよう。
「とりあえずいいよ。行こっか? 夏祭り。」
そう言うと君は微笑んだ。
とても嬉しそうにして 自分の席に戻っていった
横目で見ると 友達と笑いながら今の話をしていた。
また少し疑った。
これはきっと罰ゲームかな…?
…
……
………
時間経過
放課後
また君に声をかけられた
夏祭りの事で連絡を取りたいから。と
連絡先を交換しよう。とのことだった
罰ゲームなのかは分からないけれど、念願の
好きな人の連絡先だ…。
終わったら消されるかもしれないけれど
LINEを交換した。
どんな理由であっても少し嬉しい。
……
ここで、主人公の設定。
名前は決めません
見た目 顔面偏差値 人並み以上
割とイケメン
鏡見た事ない
身長178cm
体重60kg
性格は無口 冷静 割と人には優しい
成績は学年トップ10くらい
以上。
家に帰り 課題を終わらせ
晩御飯を食べ終わって部屋に戻り
スマホに通知が来ていることに気づく。
君からだった。
夏祭りは明日の15時からなので
14時に学校に待ち合わせにして一緒に行く
とのこと。
お互いの家から学校までの距離は近い方なので
待ち合わせ場所にはとても良い。
とりあえず 返事を…
[わかったよ、来る時に気を付けてね。]
[明日に備えて寝ます、おやすみ]
と、返事をして僕は布団の中に入った。
特に緊張をしている訳でもないので
普通に安眠をすることができた
現在13時 お昼ご飯を食べて 浴衣に着替えた
親が 従兄弟の浴衣を貰っていたらしい。
たまたまサイズもピッタリだったので着てみた
待ち合わせにはあと1時間あるけれど
特にすることも無いので早めに行って待っておこう。
1時間後
浴衣を着た人が来るのを目で追っていた。
髪型も普段とは違って
一瞬誰かは分からなかったが
君だった。
「お待たせ、早いね。待たせちゃったかな?」
と、デートみたいな事を言ってきた君。
大丈夫、待っては無いよ。
と。
「良かった。 じゃあ、行こっか」
おばあちゃんが言っていた
男性は道路側を歩いて女性を車から守るものだと。
僕はおばあちゃんの教えをきちんと守った
僕達が今歩いてる道は割と車が通る。
だけど、この日は平日の夏休み初日。
さほど車は通っていなかった。
風が気持ちいい。
君の髪が揺れていた。
そんな髪を君は手で抑えていた
その仕草に僕の目は止まっていた。
君に気付かれた。
「なーに? そんなに私が綺麗だったの?」
ふふ。と笑いながら僕に言った
僕は平然とこう答えた。
「君はいつでも綺麗だと思うよ。今日は特にね」
と
君は驚いたような表情だった
そして少し頬が赤くなっていた。
何か変なことを言ってしまったのだろうか
そう思いながら歩いていたら。
夏祭りが行われる公園にたどり着いた。
「わぁ〜おっきいね! ねえ!何処から行く?」
君の好きとこからでいいよ。
と 言うと 子供のようにはしゃぐ君
りんご飴が食べたい。
と言っていたので一緒に探した
欲しいものがなくてお小遣いが貯まっている
こういう時の為だったのかな。
「おっちゃん、りんご飴2本。」
あいよ。と言い りんご飴をくれた。
はい、と 渡した
「ありがと。いいの?奢ってもらっちゃって」
お小遣いは沢山ある。とだけ言って
次の屋台まで食べながら歩いた。
「私射的やってみたい! 毎年やるんだよ!」
いいよ、それじゃあ探そっか。
と言い、また歩いた。
なんだか、妹が出来たような感覚だ。
普段学校で見る君とは別人のようだった
普段は凛々しく 大人しい人だった
夏祭りが好きなのかな。
時間経過
射的屋にて
「ねえねえ、何か欲しいものとかある?」
と、聞かれた。
「じゃあ、あのデカいお菓子の箱で。」
撃ち落とせないと思うけど…。
無茶なことを言ってみた。
すると…。
3発中1発で撃ち落として居たのだ。
「えぇ… 凄いね。」
屋台主の人もポカーンとしている
「はい!あげる! これでしょ?欲しかったの」
「あ、ありがと。 射的 得意なんだね。」
照れていた君を褒めてあげた。
とても嬉しそうにしてた。
そうして色々な屋台を回っていて
ふと疑問に思っていたことを歩きながら聞いてみた。
「今日はどうして僕のことを誘ってくれたの?」
君は答えるのに少し間をあけた
流石に言いづらかったのか
口を開けると
「その答えはね、もう少し後ででもいいかな?出来れば 花火を見ながら言いたいの。」
そう君が言うと
僕は 分かった。と言い
少し期待をしてしまっている
屋台で夜ご飯を済ませ
沢山お話をした
とても楽しかった
普段は大人しい人で 校内でも人気だから
話すことは無かったけれど
こんなにも話しやすく 楽しい人だったんだ
この時間が一生続けば良いなと。
そう思っていたら
君が事前に探してくれていた
花火がよく見える場所に着いたのだ
「とても綺麗な場所だね、花火も良く見えそうだ。」
君は笑いながら答えた
「でしょ? この日のために見つけておいたんだ。 2人で花火を見たかったから。」
ドンッ
花火が打ち上げられた
とても大きく 綺麗な花火
君は目を輝かせて 花火に夢中だった。
すると君は
「たーーーーまやーーーー!」
楽しそうにしてる君を見て
僕は無意識に微笑んでいた。
僕はさっきの質問をまたしてみた。
「ねえ、花火綺麗だね。ところでさ… さっきの質問なんだけど、今なら答えてもらえる?」
君は少し恥ずかしがりながらも答えた。
「うん、約束だもんね。 まずさ、これ罰ゲームとか思ったりした?」
「まぁ少しは思ったかな…。」
少し残念そうに君は答えた
「まぁそうだよね。じゃあ…答えるね。」
「多分君は忘れちゃってるかもしれないんだけど、私は君に昔会っているんだよ?」
「1年っていう少しの時間だったけど、その間は毎日のように遊んでいたの。でも 1年経ったら親の仕事の関係で引っ越してしまって、別れもいえなかった。」
僕は驚いた
記憶には微かに残っていた
僕が好意を寄せてる君はかなり昔
とても小さかった頃に僕が好きだった子だったのだ。
「君だったんだね、覚えているよ。 でもかなり変わっていて こんなにも綺麗になってるから気付かなかったよ。」
初恋の人に再会したのだ。
とても嬉しかった。
苗字を知らずに居た 名前は同じなのは分かっていたけれど、まさかあの子だったなんて。
小さい頃は苗字や名前なんて気にする事はない
ただ無邪気に遊んでいた。
その中でも君とはあの1年の間だけ毎日のように遊んでいたから 記憶に残っていたのだ。
すると君は口を開けた
「好き。あの日から今日この日までずっと 君のことが好きだったの。入学式の日 同じクラスになって君を見つけた時から分かっていたけど 中々言えなかったけど。 君が好き。」
両思いだったのだ
漫画や小説にはたまにある展開だ
友達も居ない人と校内で人気の人が付き合う
こんな事が本当にあるなんて
等 と思いながら僕は返事をした。
「今まで気づいてあげられなくてごめん。」
僕を見つけてくれてありがとう。
また 僕と出会ってくれてありがとう
僕を好きでいてくれてありがとう
僕を好きになってくれてありがとう
「これからは、僕の彼女になってくれてありがとう。って言ってあげたい。だから こちらからも僕とお付き合いをして欲しい。」
あとがき
覚えてないだけで
記憶の片隅にある思い出から
こんな出会いがあるかもしれない
作者にはないけれど
読者の方にはあるかもしれない
そう言った作品です
夏祭りや色々なイベントは告白のムードもばっちりだから
何かが起こるかもしれない
ちなみに作者は祭りにはほとんど行かないです
長くなりましたが終わりです。
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