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最終回『 大切なものとは? 』
黑sedi
淡
「 海だ… 」
黑
「 こんなにも遠くに逃げたんだね 」
淡
「 …ねぇ,しーたん? 」
黑
「 どうしたの? 」
淡
「 …あの灯台まで走りきらない? 」
黑
「 うん! 」
僕たちはそういい
戦いあったあとがある浜辺を走りきることにした
だけどそう簡単には無理だった
一瞬もなく
あの音が1発
…あまねちゃんの
腹部に撃たれた
バァンッ
淡
「 …ッ 」
黑
「 …え…ッ? 」
やばい…このままだと…タヒんじゃう
とりあえず…片隅に
淡
「 ングッ…,…しーたん…ごめんね? 」
黑
「 ごめんッじゃない…,お願い…タヒなないで 」
淡
「 …しーたん,…あまねはもう無理なんだ 」
黑
「 ……えッ?(泣 」
淡
「 …楽しかったよ…しーたんと過ごせて…だけどもうだめなんだ…もうお別れか…嫌だな…戦争が来なければ…毎日が平和だったかもね…しーたんが生きれたのはあまねがあげたお守りのおかげかもね…ねぇ…最後にあまねのわがまま聞いてくれる? 」
黑
「 …なッ…なに? 」
淡
「 あまね…いや,みんなの分まで生きてくれますか? 」
黑
「 …馬鹿ッ…当たり前でしょッ!(ぎゅ 」
僕は…あまねちゃんを抱きしめた
涙が零れ落ちる
そして僕は…あまねちゃんの声が聞こえなくなったと同時に
さっき目指した灯台へと走り出した
運良く灯台の近くには味方の軍がいた事により僕は助かった
そして…僕は小さな施設みたいな所で過ごした
先生みたいな人に呼ばれ
みんなを集めて
ラジオ放送を聞くことになった
そして僕は…涙がこぼれた
小さい子たちには理解が出来ていなかった
だけど…僕は…分かった
敗戦したことを
戦争が終わったことを
玉音放送で
そして僕は施設を出て
とある場所へと向かった
戦争で逃げてきた道を通り
向かった
それは故郷だ
故郷に戻ると焼け野原になっていた
そしてもうひとつ
無くなった人達全員の名前が刻まれた
お墓へと向かった
両親,兄,親友,学校のクラスメイト,担任,親戚知ってる人達の名前がたくさん
僕は…悲しくて泣くことしか出来なかった
だけど僕は生きることにした
みんなのためにも
『 大切なもの 』はたくさんあるんだから
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『 大切なもの 』をご覧いただき誠にありがとうございます!
遂に完結です!
皆さんは戦後の日を覚えていらっしゃるでしょーか?
それは
昭和20年 1945年 8月15日
玉音放送にて日本が敗戦したと伝えられました!
この日は覚えておきましょう!
さておき
タイトルの
『 大切なもの 』
は
ものの部分を漢字にしたらいいんです(?
物や者
が1番ですね
てことで最後までご覧いただきありがとうございます
コメント
1件
は − ? もうまじ天才じゃん 辛すぎるんですけど(( もうどぅあいすき((