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らっだぁ視点
俺は今、彼氏の家にお酒を飲みに来ている。
いつもの彼の匂いに全身が包まれるような感覚に安心感を覚える。
俺はソファで寛いで、というか何もせずただただ座っていた。
彼は、そんな俺を見兼ねたのか俺の隣に腰をかけお酒の缶を開けた。
勢いよく飲み始める彼を見ると、ため息が出てしまった。
彼はお酒にめっぽう弱い。
こんなことを言う俺もお酒には弱いタイプだが、彼よりかは少し強い自信があるくらいだ。
彼は、お酒に弱い癖にペース配分を考えないでその場の空気に身を委ねるタイプだ。
その為、潰れるのがとてつもなく早い。
早い時はほんの10分程で酔い潰れる。
彼は酔い始めると、俺にベタベタ触れてきたり、くっついてくる。
冬だったら良いが、夏だとこれが暑くて仕方がない。
そこまでは良いのだが、彼は酔うとベタベタしてくるだけではなく、とんでもない程のキス魔なのだ。
酔い潰れたら俺に抱きついてきて、沢山の部位にキスを落とす。
俺もそろそろお酒を飲もうかなと、お酒を冷蔵庫から取りに行く為に立ち上がろうとすると、腕を捕まれ体制を崩した。
恐らく彼だろう。
どうしたのかと、彼の顔を覗き込むと少し彼の顔が火照っていた。
やばいと思った束の間、俺は彼に強く抱き締められた。
sha「んふふ…らっだぁさ〜ん?」
突然彼に甘い声で名前を呼ばれて、声も出るはずもなく惨めに肩だけを揺らした。
すると彼は、俺の首筋に顔を寄せ唇を首筋に当てた。
rd「ちょっ…しゃおさッ」
有無を言わさずに今度は腕に唇を合わせた。
今度は足に。
今度は鎖骨に。
今度は手に。
そして俺の口に当てた。
段々と迫りきていたそのキスには毎度困らされているが、毎度顔が暑くなって仕方がい。
顔の赤い俺を見たシャオロンさんは、俺の事を押し倒し、深い口付けを交わした。