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コメント
1件
あんまBADEND系読まないから舌足らずなはむになるけどなんかありそうでない話だよねBADEND系って‥(はむだけそう思ってるかもしんないけど)そしてはむは冬弥とかの闇落ち系が大好きなので刺さる!
ビビバス解散if見てぇよ
だから書く
ストーリーの世界観じゃないよ
大河さんのやつ見てすぐ日本に帰ったって感じ。思いのまま書いたから変かも
⚠️⚠️注意⚠️⚠️
もちろん解散します
だれも幸せになんねぇよ
BLとかは無いよ
視点コロコロ変わるよ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「こはね…私、もう歌えないや……」
「………ぇッ?」
杏ちゃんが急にそう告げてきた。今、アメリカから帰ったところ。深夜1時、さっきまで
「アメリカ楽しかったね」と浮かれていた。
さっきまでが嘘みたい。今はもう杏ちゃんは泣き顔。私も断じて笑顔な訳が無い。あるとしたら苦笑いしかないだろう。
「な、なんで?どうしたの?」
「…………」
「ねぇ、杏ちゃん。何かあるんでしょ…?」
「わたしッ…こえられる気がッ………しないの」泣
「ッ………」
慰める言葉が出てこない。だって、ライブに行ったみんな言ったよ、「こんなのを超えるのか」って。けどみんなわくわく、ドキドキしたような言い方だった。1人不安にして、
そこで私は杏ちゃんに超えて見せよう、とでも言えばよかったのだろうか
「ごめんね、こはね。みんな楽しみにしてたよね。あのステージからみる景色、世界を取ったときの快感、達成感。全部私が台無しにしちゃったよね」
「杏ちゃん…私はまだやめていいなんて言ってない……」
「けどもう、歌うのも怖くなって、歌に自信が持てないよ……」泣
「そんな弱気なこと言ってどうするの…?」
「杏ちゃんは何時でも前を向いてって、励ましてくれたでしょ?その言葉そっくりそのまま返してあげるよ」
「ッ……ねぇ、こはね。これ以上話してもお互い辛くなるだけだよ…」
「いやだ、やめて杏ちゃん。」
「いかないで…!!」
「ッ…」
「いっていい、行っていい、から最後に一緒に歌おう…?」
「………1回だけね 」
「うん、ありがとう」
「ふぅ……」
「🎶〜〜ッ!!!!」
「ッ?!?!」
こはねの歌、すごい。いつもの2倍、いや10倍は出てる…私も、私も歌わなきゃ…!
「🎶〜〜ッ……」
「ゲホッゲホッ……」
「🎶〜!、?!?、」
杏ちゃんが、咳き込んでる、、、
どうすればいいか分からない、今は歌に気持ちを載せるしか…
「🎶〜〜〜ッ!!!!~、うッ…」
「こ、こはね?!?!」
「杏ちゃん、私ももう無理だぁ…」泣
「杏ちゃんが隣に居ない世界なんて考えたくないよッ!一生一緒に居たかったッ…… 」泣
「ッ!!ごめんね、ごめんねこはね。私もこはねと離れるの嫌だよ、、考えたくもない……けどさぁ、私もみんなと一緒にいるのがもうしんどいのッ……」泣
「ばいばい、こはね。これからもこはねは歌い続けてね」
「杏ちゃんッ!」
手を伸ばしたって戻ってこないし、そんなことは知っていた。杏ちゃんだってやめたくてやめたんじゃない。そんなこと分かりきっているのに、杏ちゃんに怒りたい。今までの気持ちを全部ぶつけたい。
「もう、ビビバスもむりかな、」
グループLINE
杏「今日をもってViViD BAD SQUATを引退します。」
彰人「は?」
冬弥「白石?」
白石 杏 がグループを退出しました
彰人「おい、こはねどういう事だ」
こはね「明日話すね」
静かな公園。今は午前9時。いつもは明るくみんなで挨拶を交わしていたところが今日は挨拶どころか雑談もない。やっぱり1人でもかけたらだめだったんだなぁ、
杏ちゃんのやめた事情を話したあと、青柳くんがぼそっと何かを呟いた。
「……やはり俺達には無理なのだろうか」
「ッ!おい冬弥、冗談でもそんな事言うなよ」
「あ、あぁ。すまない」
その瞬間、ここにいる全員がイラッと来ただろう。俺達には無理、そんな言葉は私たちを侮辱しているのとほとんど同じだろう。それと、やめたチームの仲間に同情、そんなことをしたからだ。同情なんていらない。今の私たちは走り続けるしかないのに、
「俺も、もう無理かもしれない」
「は…………?」
青柳くんの言葉は同情、侮辱なんかじゃなかった。ただ、ただ本当に無理だと悟ったのだ。杏ちゃんがいない今、そんなことを言えるのも当然だろう。
この言葉には東雲くんが1番悔しいし、悲しいだろう。そして1番怒るだろう。
「ッ!お前、!」
「彰人も、彰人も越えられるって本気で信じていたのか?」
「……ぇ?」
「少しでも不安はあっただろう。それもだ、白石だぞ?白石はこの中で1番下を向かなかっただろう。何時でも前向きで頑張っていた。」
「そんな人が、やめたんだ。白石でも耐えれなかったプレッシャー、俺たちが受け止めれる訳が無い。」
「ッ!いっつもお前はそうだよな、現実ばっか見て、夢なんかは見ねぇのか?」
「俺にはもう夢を見る資格もないだろう」
「……もうお前にはうんざりだ」
「は?」
「いっつも夢ばっか見るお前とは真逆な性格だったかもしれない」
「すまないな、こんな相棒で。自分の為だけに動いてしまって」
「うっせぇ!黙れ!」
「もう、最高の相棒なんかじゃない。最低な相棒、だな」
「ッ!」
ゴッ!!!!!(冬弥を殴る)
「ッ……もう、なにも怖くないんだ。俺はピアノもバイオリンも大好きだ、」
「ッッッッッ!!!!!もう、いいや。」
え?これで、これでいいの?みんなあきらめちゃって、、東雲くんは青柳くんの幸せを望んでそうしたんだ。そんなこと知ってる、けどこれで終わるのはいやだ、勇気を出せ、まだだって言う勇気を……!!!!
何年経っただろう。もう、歌なんか誰もやってない。今頃青柳くんは、杏ちゃんは、東雲くんは、
何やってるんだろうな、過去の私。なんで、なんであそこで言えなかったんだろう、
あきらめちゃだめって、
いつまで経ってもこんなんだからだよね、
やっぱり人は、変われやしないんだ。
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はい、終わりんちょす。
いい話だったね(?)
じゃねばい!