この作品はいかがでしたか?
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「ねぇころ〜ん、」
「ん〜、どした〜?」
空気が澄み始める午後0時過ぎ
一向に画面から目を離そうとしない彼に
声をかける
「なにしてんの?」
「えぇ?編集だってwww」
こんな時間だってのに
全然辞める気配がない
「寝よ〜ぜ〜〜?」
彼に近づきちょっかいをかけながら
ちょっとだる絡みをしてみる
「いいよさとみくん寝てても。」
「ベット使って。……あ、場所わかる?」
「分かるっつの。お前の家何回来たと思ってんだよ。」
くふふぅなんて笑いながらも
こいつまじでまだやんのかよ
「……しょーがねぇなぁ、」
「あっ、ちょ、!」
彼のパソコンを強制的に閉じて
困惑する彼を抱える
………姫抱きで
「ちょっ、なにすんの!!!」
「あー暴れんな、落ちるぞ??w」
「そゆことじゃない!!!離せ!!」
じたばたする彼を何とかなだめながら
寝室のドアを開け、そのままベットに放り投げる
「よーし、ねるかぁ、」
「待ってよ、僕まだ寝ないってば、www」
「えーー、さとちゃん1人でねれなぁい」
「だるいてwww」
なんだかんだ楽しそうにしてる彼を横目に
電気を落とし
素早く布団に入って出ていこうとする彼を捕まえる
「うおっ、」
少し引っ張っただけで
小柄な彼はすぐに布団にひっくり返った
そのまま彼を
思いっきり抱きしめる
「ちょ、いだい”いだい”いだい”www」
「ししし、捕まえた〜www」
学生みたいなノリで
しばらくプロレスごっこをしていたが
すぐに両者とも疲れて
彼は大人しく俺の腕に収まってくれた
「はーさとみくんのせいで疲れたわ、ねよ。」
「ふざけんなよwww」
「っていうか離れてよ、あついwww」
「むり。今日はこのまま寝る。」
「なんでだよwww」
鼻腔を掠める
彼の匂い
華奢で柔らかい
彼の体
「……ころん?」
「ん〜〜〜?」
一声呼びかければ
少しくぐもった彼の声が返ってくる
「ねむい?」
「おかげさまで〜〜。」
「………ころんと一緒に寝てるってツイートしようかな」
「くふふwww」
「やめとけって、勘違いされるよwww」
彼は寝返りを打って俺の手に触れながら
笑って言う
「いーよ、勘違いされたい。」
「どゆことやねんwww」
………鈍感なヤツめ。
無意識だし、危機感ないし
あぁもう、そういうとこ
「……ぜんぶ、すき。」
彼の肩に顔を埋めて放った言葉は
彼に吸収されて、ほとんど響かなかった。
「ん〜さとみくん、なんか言った?」
代わりに聞こえたのは、彼の眠そうな声
「……お前ってほんとばかだよなって話。」
「なにそれ〜www人のこと言えないでしょ?w」
「んーん、お前がばかすぎんの。」
「もぉ、さっきからばかばかうるさいなぁw」
「……ねーころん。」
「はいはい今度は何ですか?」
「……やっぱなんもない。」
「なんなのさっきからwww」
「もう僕寝るよ?www」
「いいよ。今度言うから。」
「んへ、wはぁい、待ってるね。」
「ん。」
俺はきっと片想い。
片思いが1番幸せって
多分こういうこと。
いつかきっと
俺の気持ちを聞いてよ。
そうしたら
君はどんな表情を見せてくれるのかな。
「……おやすみ。ころん。」
無意識に愛を帯びた声は
静かな暗闇に溶けてしまって________。
お久しぶりです、なごみです🪄♡
全然投稿できてなくてごめんなさい߹𖥦߹
全然投稿できてないなぁって急遽ノベル書いてみたらよくわかんないの出来ちゃって、でもなんか投稿しなきゃなって思いでとりあえず投げてみます。
1回リクエスト募集しようかな🫢💭
最低限ペアとパロを書いてくれたら応募完了です🙆♀️
設定やらあらすじやらあったら書いてくれても大丈夫👍🏻❕
面白そうって思ったの一つだけ採用するので、既読感覚で書いてみて欲しいな🫣🤍
それじゃあ
今日も物語を読んでくれてありがとう!
また次の物語で_____。
コメント
4件
まじで最高すぎます✨🫶 ブクマ失礼します!🙏
めちゃめちゃ素敵です(^ ̥_ ̫ _ ̥^)♡ ぶくしつです!
久しぶりになごみさんのお話が見れたことが嬉しすぎて毎度のことですが今までのストーリー全部見直してきちゃいました😹✨今回もめっちゃ素敵です( •̥ ˍ •̥ )