伏黒恵「」
虎杖悠仁『』
『おーい!伏黒〜!』
こいつは虎杖悠仁。俺の同期で…恋人だ。
「なんだよ?」
『な、伏黒が好きそうな店見つけたから今から行こーぜ!』
「俺、今から任務」
『え”!まじか…分かった。じゃあまた都合合う日行こーぜ!』
「分かった。」
俺には最近悩みがある。もちろん任務が多くてあまり会えないのもあるが、それよりも…手を出してくれない。所謂セッ〇スを1回もしたことが無い。俺に魅力が無いのか、男には勃たないのか、単に性欲が無いのか。…どの理由にせよ俺は早く抱かれたい。だから虎杖にいつ抱かれても良いように自分で開発してんのに、なんか俺だけ期待してるみてぇ…
ガチャッ
「ふぅ、今何時…ってこんな時間か…流石に寝てるよな…」
|ω・)و゙ コンコン
これは俺と虎杖の日課だ。任務に帰ってきた時、夜遅くても壁を叩くこと。これで安否が確認できる。
ガチャッ バタン
「ん?」
ガチャッ
「虎杖!?」
『伏黒!おかえり!』
「あ、ああ」
『なな、伏黒』
「ん?」
『空いてる日教えてくんね?』
「多分今月の24、25、26、29、30、31は空いてると思うぞ」
『え、クリスマスと年末しか空いてねぇの?』
「ああ。てかお前もだろ?」
『うぐっ。まあそうなんだけどさ…え、じゃあ伏黒の誕生日空いてねぇの?』
「…まあ、そうだな」
『…五条先生に聞いて休み貰おうぜ!』
「いや、無理だろ…」
『五条先生なら多分良いって言ってくれるはず!あ、あと、今月の伏黒の休みは全部俺にくれ!』
「え…」
いや、このビジュやべぇ…しかも壁ドンされたし…俺の彼氏満点…
『だめか?』
耳元で囁くな!俺の耳が孕む!
「いや、いいけど…」
『けど?』
「近い!離れろ!」
『えぇ〜、いいじゃん!恋人同士なんだから!』
こい…びと…やばい、ニヤけそう。
「…俺今まで任務だったから疲れてんだけど?」
『あ、ごめんごめん。あ、そだ』
「ん?」
『伏黒、今日一緒に寝ようぜ!』
「はぁ!?」
『いいだろ?伏黒!』
「…やだ」
『なんで?!』
「ゆっくり寝てぇし」
『えぇ…』
「なんか虎杖寝相悪そうだし」
『俺まじで全く動かんよ?』
「それはそれでどうかと…」
『なぁ〜お願い!なんか今日寝れねぇんだよぉ』
うぐっ…その声で上目遣いは反則だろ…
「はぁ…分かったよ」
『やった!』
「…」
これって期待してもいいやつ?いやいや、今日は流石にな。6日間も虎杖と過ごせるなんて…それに誕生日まで…ガチで楽しみ…
ガチャッ
「え?」
『俺もまだ風呂入ってねぇから一緒に入ろーぜ』
「は?え?ちょ、え?」
おい!隠せよ!前!てか、デカッ!これ…入るか…?
『伏黒のえっち〜』
「な…!」
『んなジロジロ見んなよぉ。照れんだろ?』
「別にそんなジロジロ見てねぇ!」
『ほんとかなぁ?』
「見てねぇって!」
『あはははははっ』
人の気も知らずに!
てかすげぇ筋肉…。あー!まじ抱かれてぇ…!
え、なんで恋人なのに我慢しなきゃいけねぇの?おかしくね?
「…ぐろ」
『……』
「伏黒!」
ビクッ
『んな大きい声出さなくても…』
「いや、俺もう洗い終わったから浸かりたいんだけど」
『え、あ、ああ。』
やべぇ…今直視したら勃つ…!
「……」
「(え、なんで出ねぇの?襲うよ?…いやいや、伏黒はヤリ方とか知らねぇだろうしな…耐えるんだ!俺!)」
『「……」』
『「(し、死ぬかと思った…)」』
「…伏黒!」
『ん?』
「髪乾かしてあげる!」
『あ、ああ。ありがとう。』
ブォォォォォォ
「(髪サラサラすぎんだろ…やべぇ…)」
「よし、終わったぞ、伏黒」
『ありがとう』
『俺も乾かしてやる』
「え、俺いつも乾かさない…」
『いいから座れ』
「…うっす」
ブォォォォォォ
『終わったぞ』
「お、ありがと」
『ん』
「んじゃあ寝るか!(めっっちゃ襲いてぇけど!)」
『そうだな』
やっぱり抱いてくんねぇよなぁ…え、これ俺が襲えばいいのか?いやいや、やめとこ…
〜月日は流れ22日に〜
虎杖にここで待ち合わせって言われたけど…なんか待ち合わせって付き合ってるみてぇ…あ、もう付き合ってるか…。久々のデート…嬉しすぎてガチでニヤける…
「ごめん、伏黒!おまたせ!」
『いや、今来たとこだ。』
「んじゃ、行こーぜ!」
「んと、確かこの辺…あ、あった」
『…?これ、なんの店だ?』
「これね、生姜を使ったメニューしかない店なんだ!」
『!!ほんとか!?』
「おう!」
『てことは美味いんだろうな…何食べよう…』
「(よかった。喜んでくれて。よし、今日はとことん喜ばせてあげるぞ!)」
『美味かったぁ…』
「よし、じゃあ次行くぞ!」
『お、おう!』
『つ、疲れた…』
「ごめんごめん笑じゃ、帰ろっか」
『うん』
「伏黒、先風呂入りな」
『ん、分かった』
『……』
今日は準備しといた方がいいよな…誕生日だし抱いてくれるよな…もし今日も寝るだけだったら…その時は俺が言えばいいのか。よし、そうしよう。
『んん……///ふぅっ…』
「伏黒〜」
ビクッ
『な、なんだ?』
「バスタオルここ置いとくな」
『あ、ありがとう』
「あとさ、なんかうめき声みたいなの聞こえたけど大丈夫か?」
『え、あ、ああ。大丈夫だ。』
「そっか。まあゆっくり浸かって体温めて出てこいよ。」
『うん。』
『虎杖、あがったぞ』
「お、りょーかい。じゃ、俺入ってくる」
『ん。』
…よし、ケツの準備は大丈夫だ。あとは心の準備か…。何度かディルドでヤったけど…まあなるようになるか。よし、今日は絶対抱いてもらう…!
「伏黒?」
ビクッ
「なにブツブツ独り言言ってんだ?」
『え、あ、いや、別になにも…』
「そうか?」
『てか俺声に出てた?』
「うん。まあ何言ってるかは分からんかったけど」
『そっか。』
「あ、伏黒。」
『ん?』
「ちょっとこっち来て」
「ここ座って」
『う、うん』
「ほい、誕生日プレゼント」
『え、いいのか?もらって』
「当たり前だろ?」
『開けていいか?』
「おう!」
シュルルルルル
『…箱?』
「あ、ちょっとかして」
『う、うん』
「ん”、ん”ん”ん。伏黒恵さん、俺と生涯を共にしてくれませんか」
『…え、は?』
「?おーい、伏黒?伏黒恵さーん」
ポロッ
「え、ちょ、泣くなよ伏黒ぉ。俺と過ごすのそんな嫌?俺一応恋人だと思ってたんだけど…」
『いや、ちが、嫌なんかじゃねぇっ。ただ、嬉しくて…』
「え、じゃあ…」
『こちらこそ、よろしくお願いします。』
「やったぁ!」
「んでさぁ…伏黒?」
スースー
「ありゃ、寝ちゃったか」
「よいしょっと」
トサッ
「……(かわいいなぁ)」
ナデナデ
「(よし、俺も寝る準備するか)」
『…ん』
あれ、ここどこ…
…寝室か。…電気ついてる
『まだ起きてんのか…』
パチッ
「あれ、伏黒起こしちゃったか?」
『いや、勝手に起きただけ』
「そかそか」
『虎杖ももう寝るか?』
「うん、寝るよー」
『なあ、虎杖』
「ん?」
『セックスしたい』
「ぅえっ!伏黒さん!?」
『だめか?』
「いや、ダメではないけど…その…」
『なんだよ?』
「俺のが…」
『…勃たねぇのか』
「バリバリ勃ちますけど?!」
『じゃあなんだ』
「その…デカくてですね…伏黒に負担がかかるんではないかと…」
『お前、俺の事抱く気満々じゃねぇか』
「え!もしかして伏黒が俺の事抱きたかったのか?」
『いや、俺は抱かれる方でいいけど』
「よかった…でも、まだ、その、、」
『ちっ…ごちゃごちゃうるせぇよ…』
「えっとぉ…伏黒さん?」
『いいからさっさと俺を抱け!!』
「!!…いいんだな?伏黒」
『ああ、さっきからそう言っているだろ?』
「煽ったこと後悔すんなよ」
『な、別に煽ったつもりは…』
「はいはい、ちょっと黙って」
チュッ
『んんっ…』
ハァッ…チュッ、ジュルッ
『んんんん!』
やべぇ…息、出来ねぇっ
『いた、どり、やめ、』
「ん?あ!ごめん!」
プハッ
『ゲホっ、ゲホっゴホっ』
「大丈夫か?伏黒」
『だい、じょ、ぶ』
「やっぱりやめよ?俺、加減出来る気がしないし…」
『大丈夫だっつってんだろ!』
「ねぇ、なんでそんな必死なの?」
『え…?』
「恋人って絶対セックスしないといけないってことはないよね?」
『それは、まあ…』
「なんで伏黒はそんなにセックスがしたいの?なんでそんなにセックスするってことに必死なの?」
『それは…』
「ちゃんと言って?」
『…俺、どこかで虎杖が離れていくんじゃないかって思って』
「うん」
『虎杖は優しいしかっこいいからモテるだろう?』
「いや、モテねぇけど…」
『それに、、』
「それに?」
『可愛い女子がいて、もし虎杖がその人を好きになったら俺…』
「伏黒…」
『だから、その前に!1度でいいから抱いて欲しかったんだ…』
「……」
『……』
「伏黒」
『……』
「俺さ、伏黒と付き合うにあたってめちゃくちゃ考えたんだ。この先男同士ってだけで変な目で見られるかもしれない。それに、お互い元々ノンケだから女の人を好きになるってことだってありえる」
『っっ…』
「だけどさ、俺、思っちゃったんだ。ていうかもう出来なくなったというか…」
『ん?どういうことだ?』
「俺、伏黒で1回抜いたんだよね」
『なっ…!普通それ本人に言うか?!』
「まあ、1回聞いて。それでね、俺、そっから伏黒以外に勃たなくなっちゃった。」
『…は?え、どういう…』
「だから、伏黒以外に勃たないの」
『え、ガチで言ってる?』
「大マジ」
『マジかよ…』
「で、勃たなくなってから思ったんだよ。あ、俺、これから先絶対伏黒以外に好きになるやついねぇな。って」
『……』
「だからさ、俺が伏黒から離れるってことは多分無いよ。だから離れるとしたら伏黒からだよ。きっと。」
『……俺も』
「ん?」
『俺も…お前以外に勃たな…い…』
「…え?」
『だから!俺も一緒だって…!』
「え、ちょ、まじ?」
『うん』
「やば…」
『虎杖?』
「え、嬉しすぎるんだけど…」
『虎杖、俺も…』
「ごめん、やっぱ抱かせて」
『…!ああ、さっきからそう言っているだろ。さっさと俺を抱け!ってな』
「おう!」
グチュグチュ…
『んっ…ふぅっ…』
「伏黒、めっちゃ柔らかいけどもしかして準備してくれてた?」
『…う、ん。いた、どりが、来る時、は、いつ、も、』
「まじかよ…ごめんな?伏黒」
『いや、今、抱いてくれてる、から、問題ない…』
「んじゃ、伏黒にはいっぱい気持ちよくなってもらわねぇとな!」
『え”っ…』
すでに気持ちいいんだが…
「うーん…ネット情報だとめちゃくちゃ気持ちいい所があるって見たけど…どこだろ?」
グチュッグチュグチュ
『んんっ…はぁっ…』
「うーん…ん?なんか丸いのがある…?」
ゴリュッ
『んんんんん…!!』
「お、ここか」
『いた、どり、やめっ!イクっ、イクからっ!おねがっ』
「いいよ、イけ」
『っっっっ…!!』
そんな声で囁かれたら…!
『も、ダメっ!あああああぁっ!!』
ビュルルルルッ
『ハァッハァッ』
「良かった。イかせれた。」
『ふぅっ…ぐすっ』
「うえっ!なんで!?なんか嫌だった?」
『一緒に、イきたかった…!』
「え、あ、ごめん…」
『……』
ゴソゴソ
「えっと…伏黒さん?なにを…」
『いいからじっとしてろ』
「うっす…」
ゴソゴソ ボロン
『うわっ』
「はっずっ」
『俺の見て…?』
「それ以外になにがあんだよぉ…」
『ふふっ嬉しい…』
「そうかよ」
『……』
パクッ
「え”っ!!伏黒!?ちょ、汚ぇって!」
『ふるへぇ、ひょっほははっへほ
(うるせぇ、ちょっとだまってろ)』
「ちょ、そこで喋んないで…!」
ジュルッジュボジュボ
「ふぅっ…うっ…あ、そこ、きもちっ…」
ジュルルル
「うあっ!イクから離して、伏黒!」
ジュルルルジュボジュボ
「イクッ…!!」
ビュルルルルッ
『んぐっ』
ゴクッゴクッ
『プハッ。ゴホッ…ヴ…ゲホッゴホッゴホッ…』
「大丈夫か!?伏黒!」
『だい、じょ、ぶ、ゲホッゴホッ』
「てか飲んだのかよ!?」
『ああ。…嫌だったか?嫌だったら今度からはしない。』
「いや、別に嫌ではないけどよ…伏黒こそ嫌じゃねぇのかよ?」
『ちょっと不味いけど別に問題ない』
「はぁ…まあ伏黒がいいならいいや」
『ふうっ』
「なあ、伏黒、もう入れてぇ」
『ああ、入れてくれ』
「伏黒、痛かったら言えよ?」
『ああ』
ついにアイツと繋がれる…
スプッズズッ
『んん…///』
ズププププッ
『ふうっ…ああっ…』
ズンッ
『んんっっ!!』
「ハァハァ…伏黒、全部入ったぞ」
『え、ほん、とか、?』
「ああ」
『うれ、し、グスッ』
「あーもー!泣くなって!」
『ごめっ、でも、』
「嬉しいのは俺も一緒!あと、あんまり泣かれると萎えちゃうよ」
『それは、困る…』
「ははっ…じゃあ、続きしてもいい?」
『うん、っ』
「動くね」
パンパンパンパン
『はぁっ…//ああっ!!きもちいいっ…!』
「ふうっ…はっ…可愛いっ伏黒」
『は、あっ…んっ…//あっ//虎杖っ//』
「ん?」
『いたどりっ//すき…好きっ//』
「俺もっ好きだよっ//伏黒」
『ずっと、一緒、に、いよ、?』
「当たり前だろ?」
『ふふっ、嬉しい//』
「ほんっと、かわいすぎっ!」
パンッパチュッパチュッバチュッ
『ん”ん”ん”ん”ん”ん”ん”っ!!虎杖っ//イク”ッ』
「俺もイきそう…」
『いっしょ、イこ、っ?』
「ん”ん”っ…(俺の嫁100点満点っ!)ああ、一緒にイこっか」
パンパンパンパンパチュッパチュッドチュッ
『イクッイ”グッ』
「クッ…」
『イクッ…//ああああああああぁぁぁっっ//』
「イクッ…//」
ビュルルルルッ
ハァハァハァハァ
『いた、どり、』
「ん?」
チュッ
『好きだ、ずっと、』
「俺も好きだよ」
『そうか…』
「ん?」
スースー
「ありゃ、寝ちゃったか。ちょっとやり過ぎたかな…でも…気持ちよかった…//」
「(時々悲しそうな顔をしてたのは不安だったからなんだな…今度からはそんな顔させないようにしないと…)」
「よし、後片付けして俺も寝よっと」
『んんっ…今…何時…』
キラッ
ん?なんか光った…?
『あ、これ…昨日虎杖がくれた…』
あれ、虎杖の方にも…?
『っっ…!』
「ふぁぁっ…伏黒、おはよ…って、伏黒は泣き虫だなぁ」
『誰のせいだとっ…』
「俺のせいかなぁ?」
『こんなのっ、いつの間にっ』
「そりゃあ、婚約指輪だからね。お揃いにしなきゃ意味ないっしょ」
『ほんとにっ、ずっと、一緒にいていいのか…?』
「昨日も言ったろ?俺はもう腹括ってんだよ」
『ズビッ…俺、もう死んでもいいかも…』
「おいおい。伏黒さん?これからもっといい景色見せてあげようと思ったけど…見なくていいんですか?」
『それは…死ぬ訳にはいかねぇな』
「だろ?」
「ん”ん”んっ。改めて、伏黒、俺と生涯を共にしてくれませんか?」
『もちろんだっ!!』
コメント
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スゥ、、アハハハ((めっちゃ好きです、ドストライク過ぎます!! (初コメ失礼します!)