「好きですっ!!」
「私と付き合ってください!!」
こっちの都合フル無視で告白してきた女
てかお前誰だよ
「あ、あの……私……」
「ずっと前から侑輝くんが好きで……その」
入学してから一週間しかたってないけど
侑輝「……ごめんね」
「その気持ちは嬉しいんだけど」
「僕君のことなんにも知らないし……」
「!」
「わ、分かりました……ごめんなさい……」
侑輝「……ぁ、母さんからメール……」
┌──────────────┐
| 侑輝、お父さんが怒ってるか |
| ら早く帰ってきて |
──────────────
……まただ
一週間に1回帰ってくる
あの屑人間
さっさと死ねばいいのに
ガチャ……
侑輝「ただい……」
母「侑輝!!」
「お父さんお願いします…!やめてください…!」
父「うるせぇ!!」
「こんな時間までバイトしてるくせにろくに金入れねぇじゃねぇか!!」
「おい侑輝、てめぇ金払うから母さんに手ぇ出すなーとか言っといて払ってねーじゃねーか!!」
当たり前だろ時給じゃねぇんだから
てめぇが自分で稼げよ
侑輝「……わかった、」
「今持ってるの払う」
「2万だけだから」
父「ちっ……使えねぇな」
「おいババァ!」
母「ひっ……」
父「てめぇこっち来いコラ」
侑輝「……」
「父さん」
父「あぁ?!」
侑輝「ごめん、」
「別の日雇いバイト探してくる」
父「分かりゃいーんだよ!!」
侑輝「うっざ」
「何が分かりゃいーんだよだ」
「1番分かってねーのはてめぇだろ屑」
「これだから男は……、」
_______________
侑輝「……?」
「変な音……」
近づいてくる……?
侑輝「……!」
黒い……馬車…?
コメント
6件
てか最後の絵だけ見たら太宰さんに見えない事もないよね