曲パロ
ロ.ス.ト.ア.ン.ブ.レ.ラ.
歌詞改変あり
🏨☂️
ベルマンとシェフ
※捏造
スタート
no.side
僕を連れてって
浸み込んでしまう前に
見えないまま掴みたいとかどうせ叶わないからさ?
shr.side
手はずっと濡れていて
いつか堕としてしまうこと。
「俺はまだ気づいてなかった」
nk.side
細かい雨が目に刺さり、
今日も今日とてこの街は雨。
冷たくしめった息が喉につまりかけて鼻に引っかかり、
“カタチ”にならないものを背負った私は案外
「楽なのかもしれませんね……」
shr.side
“アレ”になれなかった分だけ、目の前で邪魔する霧雨に
傘を翳して逃げ惑いたいよ……
「思い出した…俺は」
ねぇベルマンさん。
俺を連れてって?
染み込んでしまう前にさ……
見えないまま、殺られちゃうとかどうにも出来ないからさ……、
nk.side
貴方と繋いで話せない手はずっと今も”赤”で濡れていて、
いつか落としてしまうこと
「まだ気づけませんでした。」
shr.side
浸るいつかの血に滲んだ手も、
食わず嫌いのあの客も
扉越しの惨状も見て見ぬふりをして
彼らの行くどこか遠いところへは俺には枯れた花が咲くところになる。
「なんでこんなことしてんだろ……」
分からないままこうやって置いていく心の音。
「ジャム……」
nk.side
冷たい雨が目に染みるも、
湿った大気が頬にぶつかるのも
全部全部慣れっこで分からない僕は
心の空白を埋めていくんだ。
水たまりが蒸発した頃に
「彼らには逃げ惑ってもらいましょう。」
no.side
__を連れてって?
染み込んでしまう前に
見えないまま逃げる鍵を掴むとか
どうせ叶わないからさ。
手はずっと汗で濡れていて
いつか傘すらも落としてしまうこと
WT「まだ俺/僕たちは気づけなかった」
nk.side
僕を連れてって
染み込んでしまう前に
見えないままやられちゃうとかどうにも出来ないからさ?
ここから離れれない私は濡れていて、いつか失くしてしまうこと。
「私は今、気づきたかったです……」
街.side
細かい雨が地に染みるのも
湿った大気が喉につまるのも
全部全部分からない空気が
心の隙間を任せきったせいだ
END
コメント
3件
今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! あー…稲葉さんの曲パロは最高だ☆ 自分の血に染まった手を見ても これが二人の普通だったから 最初は気付けなかった。 だけど、ストーリーが進むにつれて 何の血か、分かって来るのが良いよね☆ ◯のうと思った理由が、 ここから出ても、ずっと分からなくても… 生きる意味はあるから、 ちゃんと連れてって欲しいよね!!! 次回も楽しみに待ってるね!!!!