Prologue

おかぁさーん？あれ、いないのかなぁ

………ここ、まっくらだ

あっあっちは明るい！あっちにお母さんがいるんだ！

急がなきゃ！お母さん心配してるんだろうなぁ

ﾀｯﾀﾀﾀﾀ

え…‥………な…にこれ

そこには、とても大きな、、赤い赤い、残酷な炎が

私と母、父と作った思い出が満ち満ちている

家を包み込んでいた………

全て、全て失った

父親は、そもそも親戚がいなかった

母親も親戚とは縁を切られていた

どこもいく宛のなかった私は……

『公安』

に拾われた。

そんな孤独の少女が、大切なものを必死に守り

大切なものに気付かされ

幸せになっていく物語である

そて、物語を覗きにいこうか

目の前にいる読者様方………(^^)