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一瞬、心臓がいつも異常に波打つような、何かがゾクっとした。
「そ、、、そうなんですね。」
「引いたか?」
「、、、いや。鳴咲先輩っぽいなって。」
事実、先輩は見た目こそドSだ。けれど、本当は優 しくて甘い。
「それで、、、マシロは、『魔法少年』になってくれるか?」
「、、、良いんですか?」
「“アイツら”が見えるっちゅぅことは、素質がある。でも強制はせぇへん。」
先輩は寂しそうな目を見せる。
「それで、命を落とす可能性もあるからな。」
「、、、わかりました、、、魔法少年になります。」
「!?」
死ぬのは怖い。それでも、誰かを、、、先輩を救えるなら。
「わかった、アイツに連絡しておくわ。」
「はい!」
「それと、、、“マサ”って呼んで。」
「マサ、、、先輩、、、。」
流石に5歳も上の先輩にタメ口は無理だ、、、。
それでも、先輩はちょっと嬉しそうだった。
皿を洗い、ひと段落したところで、僕は先輩と自室にいた。
ふと思った疑問を先輩に問いかける。
「それで、どうやったら魔法少年になれるんですか、、?」
先輩は少し黙ってから、急に僕のことをベッドに押し倒した。
「ちょっ!?せ、、、せんぱっ」
「魔法少年には“Dom”と“Sub”のペアがあんねん。」
「へ、、?」
「あったほうが強いし、その方が手っ取り早く魔法少年になれる。」
「俺な、ペアおらんねん、せやから。」
[ 俺の“Sub”になってや♡ ]
次 回 か ら 本 格 的 に R 1 8 ス タ ー ト で す ( 歓 喜 )