「本当に自分が見た怖い夢」
今日から自分が見た怖い夢を出来るだけ変えずに短編小説的な感じで出していきたいと思います。ゆっくりでもいいので最後まで見てくれると嬉しいです
①不注意
ここはどこだろう。フツフツと何メートルも上にいる私を飲み込みそうなほどの大量のマグマ。今にも壊れそうなほどボロボロな手すりのない橋。でも橋の横幅だけは広かった。私の周りには友達数名、妹、母、父、顔も知らない人達。私は何をすればいいのかわからなかった。みんな目の焦点があっていなかった。ぼーっとただ一点を見つめているだけで。それに目にハイライトもない。妹を除いて。妹は口角を上げてニコッと笑いながら言った。「ねぇなにしてるん?」「はよういこうや!」意味がわからなかった。いく?どこに?考える時間もなく、すぐに答えがわかった。最初から薄々気付いていた。でも気づきたくなかった。だって、、、妹を除き、みんなが動き出した。たった一つのボロボロの橋へ。ぼーっと左右に動きながら。まるで幽霊みたいに。気を失っているのだろうか。じゃあ動けるわけないか。こんなことを考えている間に数人が橋に足を踏み入れ出した。私は咄嗟に声を出した。「なにしてるん!?ヤバいで!」声が出なかった。そうしているうちに妹まで私の手をとって動き出した。死ぬ、!逃げようとした。反対方向へ走り出そうとした。力が強い。妹の力が強い。いつもなら私の半分もないくらい弱いのに。いやだ。いやだいやだいやだ。怖い。いや怖かった。
あれ、?気づいたら橋の中央あたり。妹も私の後ろにいた。ここはボロボロな橋の上。一歩でも外すと落ちてしまう。なのに、なのに。妹が走っている。鬼ごっこの鬼の時みたいにみたいに「待ってやー!」って叫びながら。妹みたいに元気でイキイキとしているのは妹のみ。一体誰に言っているのだろうか。すぐにわかった。私だ。落ちる、!!案の定あっさり妹に落とされた。下はマグマの海。死ぬ、、、!!!助けて、!いやだ。嫌だ嫌だ嫌だ!でも、声は出ない。マグマに落ちる寸前。
目が覚めた。全身に冷や汗をかいていた。こんな怖い夢をみたのは初めてだった。起きた時は早朝だったがもう一度寝ることはできなかった。
みなさんはこんな夢見たことないですか?