『へっくしゅ』ズビ、
メイド「あら、大丈夫?」
『だいじょ…へっくしゅ、』
メイド「2回…あなた悪い噂をされてるかもよ」
『まぁ、だとしたら何個か思い当たる節がありますね』
メイド「そうね…」
?「よぉ、お前か?噂のメイドって」
メイド「噂のメイドですって」
『えぇ、こういう迷信信じてないのに』
騎士「お前、自分の状況知ってるのか?
その様子じゃ知らなそうだが」
『知らなそうだと思うのならなぜ一度知っているかと言ったのか…』
騎士「…本当に一言余計だな…?まあいい。お前、今度の闘技会。参加することになっているがいいのか?」
メイド「っえ…、えぇ⁉︎」
『闘技会…?初耳なんですが。』
騎士「やっぱり幹部様の差金か…まぁ、 なんだ。その…覚悟しておけよ」
『…はぁ、世話焼きな騎士さんですね。』
メイド「ちょ、ちょっと、! あなたそれどころじゃないわよ…!」
『そんなにやばいとこなんですか?闘技会』
メイド「そりゃあ…!基本的に腕利きの騎士や幹部様、他国の強者が集まるような恐ろしい大会よ…!そんなとこにメイドがなんて…あぁ、もう!考えただけで背筋が凍るわ…」
『…なら、平気ですかね』
メイド「ちょっと!現実逃避したって、」
『だから、大丈夫なんですって』
メイドI「へー、ずいぶん余裕そうねアンタ」
メイド「っ、」
『あ、性悪メイドそのI様。』
、、、
メイドI「っ、な、なによその呼び方!アンタ舐めてんでしょ…⁉︎」
『いや、特徴がなかったので…覚えてない方が失礼かなと、』
メイドII「本当にうっざいやつね。黙んなさいよ。」
『話しかけてきたのそちらでは…というか私が余裕そうなのは大丈夫という確信があるからで、しなくていい心配も練習もしません』
メイドⅢ「はんっ、減らず口叩いたってなんにも変わんないわよ!」
『変えなくていいので。私』
メイドI「っ、こんのっ!」グッ、
パシッ
メイド「ちょっと、仕事をしているのだけれど…?」
メイドI「っは、?あんた…臆病者がうるさいのよ!黙んなさいよ!!」
メイド「暴力、暴言…業務妨害として、幹部様に報告させていただきます。」
メイドII「え、ちょっと待ちなさいよ…!」
メイド「待ったことによるこちらの利点は何?あるなら言ってちょうだい」
メイドⅢ「っ、くそッ、」
タッタッタッタ…
メイド「はぁ、逃げたって意味はないのに。」
『どうせ言っても意味ないですからね。
というか、』
メイド「、な、なによ…」
『私、安心しました。メイドさんがあの人たちにものを言ってくれたこと。ありがとう』
メイド「…//っ、そう、!どういたしまして…」
『はい。さてと、ちょっとここの掃除お願いできますか?久々に体を動かしたいので。
後で振り替えの仕事をいただきます。』
メイド「えぇ、それはいいけれど…」
『それでは行ってきますね。』ぺこり
…
メイド「あの子…何者なのかしら」
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