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偽婚 ~ 1
翔也 : 「 はあ … 」
僕は悩みがある それは恋愛について
日々両親から「早く結婚しなさない」というように
指摘を受ける毎日
まだ僕は成人したばかりだと言うのにな
それに指摘をしてくる両親は実の両親じゃないんだ
つまり里親というやつ
もう辛いや 早く結婚すれば楽になれるのかな
碧海 : 「 翔也? 」
翔也 : 「 ん…碧海…… 」
碧海 : 「 真剣にぼーっとしてるけどなんかあった? 」
ぼーっと考えていると碧海が話しかけてきた
勘の良い奴目 気づかなくてもいいのによ。
真剣な顔でじっと見つめてくるからさ…
震えて怖いから笑
翔也 : 「 んー何にもない 」
「 気にしないで 」
碧海 : 「 なんで逃げようとしてんの? 」
翔也 : 「 え? 」
離れようとする僕の腕を握ってきた
痛えよ笑
その真剣な目で見つめてくんの辞めて欲しい。
逃げる自分が馬鹿みてえじゃん
碧海 : 「 なんかそのなんでも秘密にしてくるのうざい 」
「 はっきり言ってほしいねん 」
翔也 : 「 うざいって笑 分かんないでしょ?僕の気持ちを 」
碧海 : 「 あぁ、知らんよ 」
翔也 : 「 知ったかぶりに話すのもうざいから 」
「 話しかけてこないでよねもう 」
言ってしまったよ笑
唯一コイツとは有かもって思ってたのが馬鹿だな
けれど、これで正解だったかもしれないね?
でもこの気持ち碧海に理解してほしかった
理解してもらいたかったよ。
ねえ碧海、俺って有ですか?