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偽婚 ~ 2
まああれから話し合って和解。
その日から碧海は根気強く質問をしてくることが増えた
めんどくさくてあの時は「 恋愛に困ってるだけ 」と
言ったものの、ああ言ったのはただの間違いだった
本当僕って馬鹿だなあ。笑
勘違いか知らないけど思い込んじゃってる碧海もおかしい
なんて。
碧海 : 「 なあ〜ホンマ好きな人おらへんの? 」
翔也 : 「 だーかーら居ないの 」
碧海 : 「 へえ 」
翔也 : 「 何へえって。 」
全てを理解したかのようにニヤリと頷く碧海
怖え笑笑
アイツ何し出すか分かんねえし。
しかも好きじゃないのにあんな関係になったら?
たまったもんじゃない。
お願いだから変な勘違いするなよ碧海
翔也 : 「 あー僕景瑚くんに用あるんで先失礼します 」
碧海 : 「 なーんだまた聞かせろよ? 」
翔也 : 「 何も話すことないから〜 じゃ 」
馬鹿か?
誰があんな話するもんか
変な関係になっちゃ嫌だよ。
あ、景瑚くんに用があるって言うのは嘘ね
あんな話ずっとし続けるのはごめんだよ笑
ただ両親と話し合いに行くだけ。
碧海とああいう話なんてもう辞めだ
翔也 : 「 お母さんーお父さんー 」
父 : 「 おう翔也か。 良い奴は見つけたか? 」
翔也 : 「 もー無理だよ合ってる人居ない 」
母 : 「 ええ?あの碧海くんだったかしら? 」
「 その子でいいじゃない。 」
翔也 : 「 はあ?馬鹿げたこと言ってんじゃないよ〜 」
父 : 「 じゃあいつになったら結婚すんだよ 」
「 もうお前20歳だろ? 」
翔也 : 「 20歳だからって……笑 」
母 : 「 もうあの子でいいじゃない 」
「 顔も良かったし収入も良さそうじゃん? 」
翔也 : 「 収入とか顔とかそんな問題じゃなくてさ。 」
父 : 「 (母)の言う通りだぞほんとに 」
翔也 : 「 もうー。 考えとくね。 」
母 : 「 あら!ほんと!!お母さん色々準備してるわね! 」
父 : 「 母さん手伝うよ 」
翔也 : 「 なんでアイツと…笑 」
「 まだ決まったわけじゃないし辞めてねー 」
母と父はるんるんとした顔だった
僕の初恋も結婚相手も全て碧海ってこと?
たまったもんじゃ。笑
あんな正反対で気も合わない奴と交際?
あー人生ガチャ失敗失敗。
翔也 : 「 … 」
碧海 : 「 早いね 景瑚くんは? 」
翔也 : 「 居なかっただけ。 」
碧海 : 「 そーなんや 」
翔也 : 「 あー、。そうだ碧海 」
碧海 : 「 ? 」
翔也 : 「 さっき言ってたけど碧海は好きな人いんの? 」
碧海 : 「 ええ!??珍しっ…… 」
翔也 : 「 早く答えて 」
碧海 : 「 居るて言えば居る 」
翔也 : 「 ふーんそうなんだありがとう 」
碧海 : 「 え?何?俺に目覚めた? 」
翔也 : 「 ふっ…笑笑 気持ち悪い。笑 」
碧海 : 「 ええそんな言う? 」
翔也 : 「 うんまあ笑 」
まじ敏感だな?笑
すぐ気づくし。
てか碧海好きな人いんだ
なんか複雑な気持ちー。
せっかく結婚相手にでもしようかと思ってたのに
台無しじゃん笑
あー家に帰んのきつ…。
翔也 : 「 お母さんー 」
「 碧海好きなおるって 」
母 : 「 あんたじゃないの? 」
翔也 : 「 なわけないじゃん 」
父 : 「 そんなの気にしてたら無駄 」
「 早く告白してこい 」
翔也 : 「 何馬鹿言ってんの。笑 」
父 : ほら早く行きなさい
翔也 : 「 もうほんとお父さん達何考えてんのさー。 」
駄目だったなー
金なら僕が稼げばいいのに。笑笑
ただただアイツらは金目的だろ?
金なんて人選んでやるもんじゃないよ笑
あー本当みんな馬鹿だな