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kn siten
研究員 「 No . 79 」
kn「 … 、 」
“ No . 79 “
ここでの俺の名前 。
俺は産まれた時からこの名前で呼ばれている。
ここは所謂 ” 研究所 “ というところらしい
本に書いてあった
俺はここが嫌いだ
何時も変な実験を体でされる
そして色々な部位を弄られる
そんな生活にはウンザリだ
だから今日 、 此処を脱出する _
kn 「 ん ~ … 」
何時もの実験が終わり
今はサビだらけの檻( 牢屋 )の中
俺の部屋( 寝床 ) だ
此処から出られるタイミングは1つ
研究員が( 牢屋の )扉を開けること
それ以外は出る場所はない
いつも夜中に研究員が巡回しているから 、
その時に体調の悪いふりをすれば此処からは出れるだろう
その時走って一気に外まででる
失敗したら お仕置 が待っているだろうが …
時刻は夜中
他の人たちも眠りにつき
研究員が巡回している時間帯
kn 「 ぅ”ぁ … 」
苦しそうな声を出して床に丸くなる
すると研究員がすぐに扉の鍵を開けた
研究員 「 No . 79 、 大丈夫か ? 」
そして俺に近寄ってきた
kn 「 ッ … ! 」
俺は研究員を押しのけ 、
扉から外へ
研究員 「 なに 、 ?! 」
そして一気に外まで走り抜ける
俺が研究所の外に出ると同時に
警報がなる
研究員 「 居たぞ ! 」
kn 「 やべ … っ 」
案の定研究員に見つかった
俺は持っている 力 を使う
研究員 「 早 っ ?! 」
俺の能力
それは 擬人化
俺は猫の擬人化になれる
とは言っても 、 元々の姿( 人間 )に猫耳や尻尾 、
耳が良くなったり脚が早くなったりするだけ
この能力を使って一気に森の中へ走る
とまぁ 、 なんとかまけて何時もの姿( 人間) に戻ったわけだが …
kn 「 此処何処 … ? 」
多分隣の国まで走ってきたのだろう
此処の人達の格好はとても規則正しい服装
と言うのだろうか
綺麗な服を着ている
俺の服装は試験着だから …
薄汚く汚れている
だから歩いていると必ず見られるのだ
kn 「 ぅぅ … 」
あたりをキョロキョロと見ていると 、
一般人 「 君 、 何処の子 ? 」
とここの住民らしき人に声をかけられる
kn 「 ぁ 、 ぅ … 」
なんと言えばいいのだろう …
と返答に迷っていたら
? 「 あ - ! 居た ! ! 」
と後ろから大声で叫んでいる人が
振り返ると鎖骨あたりを軽く掴まれる
kn 「 ッ … ? ! 」
殺される … ?
と思ったら
? 「 ごめんね 、 此奴俺等の子なんだ ~ 」
と へら っ と笑って俺を指さす
一般人 「 そうだったんですね ! 」
「 すみませんでした っ 」
そそくさと立ち去って言った
? 「 大丈夫 ? 」
と急に声をかけられる
kn 「 ぁ 、 と … 」
再度言葉に詰まってしまう
それに 、 さっきの人とはまた違う気配を感じ取れる …
? 「 ゆ っ くりでいいよ 、 」
? 「 ぁ 、 名前言 っ てなか っ たね 」
nk 「 俺の名前は なかむ ! 」
nk 「 よろしくね ! 」
にこ と微笑む
こちらも会釈をする
すると
nk 「 君の名前は ? 」
なんて聞かれる
俺には名前 ? というものは無い … はず 、
No . 79 という名前しかない …
だから俺は 、
kn 「 俺 、 … 」
「 名前 … わか ん 、 ない … 」
と 、 告げる
すると なかむ は少し悩む素振りを見せてくる
そして少し間を置き
nk 「 なら俺が考えてあげる ! 」
とまぁ吃驚することを言い始めたのだ
簡単なのかな ? 名前考えるのって 。
kn 「 あり 、 がとう … ? 」
と一応お礼
nk 「 じ ゃ ぁ 、 一旦俺等の家においで ! 」
「 そこで名前も考えよ 」
と親切にしてくれる
得体の知れない俺になんでこんな優しくするんだろ …
でも他に行くあてもなく 、
大人しくなかむの後ろを着いていく
着いていくと吃驚
お城に辿り着きました()
kn 「 城 ? ! ! 」