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" 青い彼 " は研究所からの脱走者

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" 青い彼 " は研究所からの脱走者

2 - " 青い彼 " は研究所からの脱走者 _ # 1

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2023年12月01日

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kn siten






研究員 「 No . 79 」


kn「 …  、  」


“ No . 79 “

ここでの俺の名前 。

俺は産まれた時からこの名前で呼ばれている。

ここは所謂 ” 研究所 “ というところらしい

本に書いてあった


俺はここが嫌いだ

何時も変な実験を体でされる

そして色々な部位を弄られる


そんな生活にはウンザリだ


だから今日 、 此処を脱出する _








kn 「 ん ~  …  」


何時もの実験が終わり

今はサビだらけの檻( 牢屋 )の中

俺の部屋( 寝床 ) だ



此処から出られるタイミングは1つ

研究員が( 牢屋の )扉を開けること

それ以外は出る場所はない


いつも夜中に研究員が巡回しているから 、

その時に体調の悪いふりをすれば此処からは出れるだろう

その時走って一気に外まででる


失敗したら お仕置 が待っているだろうが …









時刻は夜中


他の人たちも眠りにつき

研究員が巡回している時間帯


kn 「 ぅ”ぁ  …  」


苦しそうな声を出して床に丸くなる

すると研究員がすぐに扉の鍵を開けた


研究員 「 No . 79 、  大丈夫か ? 」


そして俺に近寄ってきた


kn 「 ッ  …  !  」


俺は研究員を押しのけ 、

扉から外へ


研究員 「 なに 、  ?! 」


そして一気に外まで走り抜ける


俺が研究所の外に出ると同時に

警報がなる



研究員 「 居たぞ ! 」


kn 「 やべ …  っ  」


案の定研究員に見つかった

俺は持っている  を使う


研究員 「 早 っ  ?! 」




俺の能力

それは 擬人化


俺は猫の擬人化になれる

とは言っても 、 元々の姿( 人間 )に猫耳や尻尾 、

耳が良くなったり脚が早くなったりするだけ


この能力を使って一気に森の中へ走る









とまぁ 、  なんとかまけて何時もの姿( 人間) に戻ったわけだが …


kn 「 此処何処 …  ? 」


多分隣の国まで走ってきたのだろう

此処の人達の格好はとても規則正しい服装

と言うのだろうか

綺麗な服を着ている


俺の服装は試験着だから …

薄汚く汚れている


だから歩いていると必ず見られるのだ


kn 「 ぅぅ  …  」


あたりをキョロキョロと見ていると 、


一般人 「 君 、 何処の子 ? 」


とここの住民らしき人に声をかけられる


kn 「 ぁ  、  ぅ  …  」


なんと言えばいいのだろう …


と返答に迷っていたら


? 「 あ - !  居た ! ! 」


と後ろから大声で叫んでいる人が


振り返ると鎖骨あたりを軽く掴まれる


kn 「 ッ  …  ? ! 」


殺される …  ?


と思ったら


? 「 ごめんね 、 此奴俺等の子なんだ ~ 」


と へら っ と笑って俺を指さす


一般人 「 そうだったんですね ! 」

「 すみませんでした っ  」


そそくさと立ち去って言った


? 「 大丈夫 ? 」


と急に声をかけられる


kn 「 ぁ  、  と …  」


再度言葉に詰まってしまう

それに 、  さっきの人とはまた違う気配を感じ取れる …  


? 「 ゆ っ  くりでいいよ  、    」


? 「 ぁ    、    名前言 っ  てなか っ  たね 」


nk 「 俺の名前は なかむ !  」


nk 「 よろしくね !  」


にこ  と微笑む

こちらも会釈をする

すると


nk 「 君の名前は ?  」


なんて聞かれる

俺には名前 ?  というものは無い …  はず 、

No .  79 という名前しかない …  

だから俺は  、


kn 「 俺 、    …    」


     「 名前  …    わか ん  、  ない …    」



と  、    告げる

すると なかむ は少し悩む素振りを見せてくる

そして少し間を置き


nk 「 なら俺が考えてあげる !  」


とまぁ吃驚することを言い始めたのだ



簡単なのかな ?  名前考えるのって  。


kn 「 あり 、  がとう …    ?  」


と一応お礼



nk 「 じ  ゃ    ぁ    、    一旦俺等の家においで  !  」


     「 そこで名前も考えよ  」


と親切にしてくれる

得体の知れない俺になんでこんな優しくするんだろ …  


でも他に行くあてもなく  、

大人しくなかむの後ろを着いていく











着いていくと吃驚




お城に辿り着きました()


kn 「 城  ? ! !  」




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