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よっしゃぁあああああ!
ドロッドロの夏百合書くぞぉぉぉぉ!!
こんなの友達とかに見られたら泣くわ
多分いい終わり方はしません。
BLと百合好きなんすよ(?)
じゃスタート〜
↓↓ここから本編↓↓
「7月9 日.」
いつも通りの朝。
君と私はお揃いのキーホルダーを着けて登校していた。
海が見える線路の前電車が前を通る音なんか無視して大声で話している君と私。
ニコニコ笑う君。楽しそうな君。
そんな君が好きだった。
でもそんな気持ちに蓋をしていた。
君にこの気持ちを伝えてしまったら、このまま2人ではいられないから。
この蓋2人で愛し合えたら。
ーこの時にもし戻れたら-
じゃあ君をいじめて1人にすればきっと君は、親友の私に助けを求めてくれる。
そのまま2人できっと愛し合える。
その日から私は君をいじめ始めた。
初めは自分しか気づかない程度だったが
そのうち花瓶を置いたりエスカレートしていった。
「7月14日.」
君が浮かない顔をしていた。
きっとチャンスだと思い君に大丈夫かと聞いてみた。
予想通りではなく君は大丈夫の一点張り。
もっと。もっといじめて吐かせないと。
助けてって。
好きにさせないと。頼らせないと。
そうして私のいじめはエスカレートしていった
いじめてるとバレそうになったこともあった。
でも君がどんなに辛そうでも私はいじめを辞めない。
君が悪いんだよ。
私のことずっと見ててよ。
友達のままないんて嫌だ。
きっと私と君なら愛し合えるよ。
だから……
「8月18日.」
いつも通り君と私で海の見える道を歩く
いつも通り綺麗とか言いながら線路の上を歩いた時。
それはもう遅かった。
君は線路の上に立っていた。
踏切がしまった。
私は急いで君を線路から出そうとした。
横から電車が来る。
君は私を突き飛ばして。
とても無惨でキレイに。火花のように。
赤く散っていった。
分からなかった。
私が殺したんだ。
鳴り止まない蝉の声。
二度とは返ってこなくなった君。
電車が止まって運転手の方が出てきても。
何も言えなかった。
君は夏と私に殺されたんだ。
手が震えて。目の視点が定まらなくて。
私はその日学校を休んだ。
「9月3日.」
久々に学校に来た。
私の机を見て夢のように思えた。
大量の落書きのような悪口、花瓶。
周りがクスクス笑ってるのがわかる。
君もきっと同じだったんだろう。
ごめんよ。もう私は普通には生きられない。
罪を背負って君の分まで泣いて笑って生きるよ
笑う権利なんてないか。
こうして私に対するいじめは君にしたいじめのようにエスカレートしていった。
私は独りになってしまった。
もうどうしようも出来ないのだろうか。
「9月18日」
夏が終わり秋の匂いがする。
私は君の墓の前にいた。
君が死んでから1ヶ月後だった今日。
「愛してる。」
この一言のために私は君を殺してしまった。
「愛してるから帰ってきてよ。」
今更告白したって何も変わらない。
涙が止まらなかった。
なんだよ被害者ヅラかよ。
私は加害者だ。だから謝らないとなんだよ。
「ごめんなさい。ごめんなさい。」
謝っても帰ってこない。
涙ぐんでいる目を擦って開くと。
君が私の前に立っているような気がした。
君は歩いてどこかに行こうとしてる。
しばらく歩くとはあの線路に着いた。
君は線路の中に入り私を中に招いた。
私は躊躇せず入った。
君が私を抱いた。感覚がある
君は確かに私を抱いた。
ほんのり暖かい気持ちになれた気がした。
君の懐かしさに浸っていると
踏切が閉まった。
君は私の手を引っ張り
口付けをした。
前を向くと電車が近ずいてきた。
あの時を思い出す蝉の声。
忘れてしまいそうな君の声。
あの時の記憶。
消える前に。2人で行こう。
地獄でも天国でもどこまでもついて行くよ。
初めから好きと言えばよかったよ。
また2人で、次は愛し合えるといいね
幽霊の君は確かに、笑っていた。
【終わり】
おつかれさまでしたー
最後まで見てくれましたか?
現実で愛し合えなかった2人はどうなったのでしょうかね?
パロった曲は少女レイです!
こんくらいの百合の方が好きな人もいるんじゃないんでしょうか?
百合というかもう違うけどね?これはもう
まぁあんま良くない終わり方かもだけど
HappyENDのつもりです
それじゃばいばい!