Nabi|はに、これどう?
私とはには
いつも通り、秘密基地で
星の絵を描き 見せ合いをしていた
Han|最っ高。
Nabi|でしょ 笑
Han|… なび、
Han|僕と一緒にいてくれてありがとう。
すると 突然
はには真剣な眼差しで こっちを見ていて
私に感謝を伝えてきたのだ
Nabi|なに急に、笑
Nabi|はにだからだよ。
Han|ふっ 笑笑
Nabi|なに〜
Han|なんでも〜?
毎日笑い合って
夢や好きな物を語り合う
そんな幸せな日々が
一緒続けばいい。
だけど、この時の 私達はまだ知らなかった
街には徐々に戦争の影が近づいていて
お互いに「さようなら」と
お別れをしなければならないことを。
Nabi|戦争、?
Han|うん、僕 …行かなくちゃ、!笑
Nabi|なんっ、で …
頭が真っ白になった
はにが戦地に行かなければならない
そんなの嫌だ。
だって、
だって、、、、、
Nabi|はにを失いたくない、… 泣
Han|…
Han|ごめんね、
はには 私を優しく抱きしめてくれた
私は はにの 胸に顔を埋め
止まらない涙を流していた
Nabi|これ、持っておいて。
涙が落ち着いてきた頃
私は はにへ
星型のペンダントをプレゼントした
Nabi|夜空をみあげる度、
私もどこかで 同じ星を見ているから。
Han|…ありがとぅ、
はにはペンダントを大切に受けとり
涙をぐっとこらえながら 私の瞳を見て
優しい顔で微笑んだ
そして 数日後
彼は戦地へ、兵士としておくられた
彼がそばにいない今
私の心には ぽっかり 1つ穴が空いていた。
Nabi|会いたいよ、
Han side
Han|はぁっ、はぁ…
Han|くそっ、っ…
腹部のあたりを撃たれてしまった
痛い、怖い
だけど なびのことを想うと
もっと頑張れる気がするんだ
Han|なびと、…世界を旅するから、泣
そう言って
僕は、なびからもらった
ペンダントを握りしめた
Han|帰ったら、想い… 伝えなきゃ、…
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がちすき