戦争の混乱の中のある日、
私が砲撃に
巻き込まれてしまった日があった
Nabi|誰かっ、助けて、泣
建物は崩れ、ガラスも飛び散っていて
私は下敷きになっていた
何度も助けを呼ぼうと 叫んでみたけど
私の声は 外の方には 届いていなかった
だけど、奇跡が起きたのだ
soldier|なにか光ってるぞ!
soldier|早く 救助へ!!
Nabi|っ… ここですっ、!
反射したブローチが兵士達の目に留まり
そのおかげで、助けが来た
ブローチは 彼から貰った物で
私にとって 凄く大切なお守りだった
私は、
「はにが守ってくれたんだ。」
そう思っていた。
避難場所へ行った夜
私は彼から貰ったスケッチブックを抱えながら
夜空を眺めていた
彼のスケッチブックは
私の心の支えになっていた
Nabi|…
Nabi|早く会いたいよぉ、
私は、なにもない 夜空を眺めながら
そう呟いた
そして、
18XX年 12月8日
じそんが亡くなったと、
私の元に知らせが届いた。
Nabi|どうして、
Nabi|なんで、…
Nabi|約束したのに、!!!!泣
失ってしまった、
大切な人を。
1番失いたくなかったのに、、
涙が止まらなかった
今、全て失った私には
生きる意味なんてない。
Nabi|いや、まだ、、
Nabi|まだ死ねない。
Nabi|約束、果たしてないもんっ、…泣
その時、彼の言葉が頭に浮かんだ
「いつか2人で、遠い国へ旅に出て
この星空よりもっと大きな星を見に行こう!」
そうだ、
ここで諦める訳にはいかないんだ
彼との願い、まだ叶えてないもんね。
旅に出て 宇宙一綺麗な星を見に行くって
約束したもんね、、、
私が叶えなきゃ。
コメント
1件
やばい最高だ、楽しみにしてる