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また何処かで………
何だろう………‥。何だろう………。ふわふわしてて、、、、何だろう………。現実味が無い。白い天井と、ふわふわした何かが自分の上にかかってて、………でもボヤけてる。…………。……………。
「ッ!…………ハア、はあ、………。」
………此処は、本部?………嗚呼そういうことか。ふわふわしてたのは部長のせいだ。…………何でだろう。目から塩水が出てくるなあ
「………ハハハ………」
自重気味な笑い方。ふー。そろそろ現実を見なくちゃいけないのかな。………ふー。部長のこと軽く責めかけてたけど、部長のおかげて目が覚めた。認めるか。先輩はもう何処にもいない。僕の隣にいつもいた先輩。だけど先輩は隣にいない。此処にいるのはパソコンで仕事をしている部長だけ。
「………部長!部長!僕起きました!」
「おー、起きたかー、ガキイちょい待ってろ。………よし!んで?Rianだっけ。まあ何でも良いさ。取り敢えず、お前の先輩はもういない。だが、俺もあいつには借りがある。だからあいつの遺言くらいは聞いてやる。あいつの遺言は、お前を俺に預けることだ。………要するになあ、俺はお前の保護者になるんだ。」
「おけーおけー意味がわからない、なんてことはないです。何となくこうなるのは予想できた。部長のことなんだかんだで信用してたみたいですしね。」
「理解が早いガキは嫌いじゃねえぞ。」
鼻で笑いながらそんなこと言ってのける。………さあ、これからのことを考えなければねえ。