nn said ,
ysさん 、そしてしゅんさんとの浮気が始まって数週間 。
ysさんの塩対応は変わらないままだった 。
そんな痛みをしゅんさんは優しく包み込んでくれた 。
優しく声を掛けてくれる時もあれば 、パァーッと気分を晴らしてくれる時もあった 。
僕はどんどんしゅんさんの沼にはまっていった 。
もちろん 、ysさんも大好きだ 。
でも 、今のysさんはとても好きにはなれない 。
そして 、僕はysさんよりも早くしゅんさんとしてしまったことがある 。
nk「 なかるてぃん … ほんまにいいん 、? 」
nn『 はい ッ … きてください っ 、♡ 』
nn『 ぁあ” ♡♡ んん” っ … ぁ ッ” ♡♡ 』
nk「 やば … たまらんかも 、♡ 笑 」
nn『 ぁ” っ ♡ しゅん ッ ” … さん っ” 、♡♡ 』
nn『 すき っ” すきです ッッ” ♡♡ 』
nk「 俺もやで … なかるてぃん … ♡ 」
体を許してしまった 。
ysさんよりも早く 、しゅんさんに 。
でも 、気持ちよかったしお互い充分満足できた 。
それに 、こんなことを招いたのはysさんだから 、と自分を言い聞かせていた 。
最初の予定ではもうこれぐらいの期間にはysさんを振っているはずだった 。
でも 、僕はなぜかysさんを振ることができなかった 。
タイミングがなかったというのも1つあるけど …
まだysさんとの関係を切りたくない自分がいる 。
まだysさんを好きな自分がいる 。
そう思うと中々切れなかった 。
_
ys said ,
ここ数週間 、なかるてぃんとしゅんさんの距離はおかしかった 。
元々 、しゅんさんはなかるてぃんを可愛がってる 、っていうのもあるけどそれ以上に仲が良い 。
劇場が一緒になったら毎回のように一緒に帰るし 、楽屋ではいつも二人で隣に座りにこにこと楽しそうに喋っていた 。
「 俺のなかるてぃんなのに 」そんな気持ちが俺の心を独占していった 。
しかし 、二人は嫉妬という域をも超えていった 。
そして 、なかるてぃんにある疑惑が思い浮かんだ 。
「 なかるてぃんが俺としゅんさんと浮気しているんじゃないか 」疑惑 。
どう考えたって浮気以外あり得ない 。
“ なかるてぃんはそんなことしない ” と信じたいところだが 、もう覆すことはできなさそう 。
俺は確かめるべく 、久しぶりになかるてぃんを俺の家に誘った 。
今日もしゅんさんと隣で座っていた 。
俺はその姿に毎度嫉妬する 。
ys『 なかるてぃん 、 』
nn「 ysさん 、どうしました? 」
久しぶりに喋ったせいか少し緊張した 。
しかし 、なかるてぃんはそんな期間を感じさせない返事だった 。
いつもなら「 可愛い 」と思うところだが 、浮気の疑惑がある以上 、とても「 可愛い 」と思えない 。
ys『 今日 、俺ん家で飲もうよ 』
nn「 えぇ!? いいんですかぁ っ !? 」
なかるてぃんは目を輝かせた 。
しかし 、それと同時にしゅんさんと目を合わせ確認が行われた 。
なかるてぃんがしゅんさんと目を合わせるとしゅんさんは小さく頷いた 。
ほぼ浮気確定じゃね?
nn「 ぜひ っ ! 行きたいです ッ ! 」
ys『 2人だけど大丈夫? 』
nn「 はい っ ! 全然! むしろ嬉しいです っ 」
なかるてぃんはにこっと微笑んだ 。
その微笑みには勝てず 、「 やっぱり可愛いなぁ … 」と思ってしまう 。
ys『 じゃあ今日一緒に帰ろうね 』
nn「 はい ッ ! りょうかいです っ ! 」
… よし 、これで完了 。
_
ys「 なかるてぃん 、 」
久しぶりにきいたその声は昔の記憶を掘り起こすかのように脳に響いた 。
とても大好きな人 。
僕は嬉しくて大きい声を出してしまった 。
nn『 ysさん 、どうしました? 』
ys「 今日 、俺ん家で飲もうよ 」
その途端 、一気に嬉しさが込み上げてきた 。
nn『 えぇ!? いいんですかぁ っ !? 』
しかし 、今日もしゅんさんとの約束があったため 、いつも通りアイコンタクトでしゅんさんに確認をとった 。
しゅんさんは頷いたため 、OKだということだった 。
nn『 ぜひ っ ! 行きたいです ッ ! 』
ys「 2人だけど大丈夫? 」
2人 、、!!
久しぶりにysさんと2人で飲める 、しかもysさんの家で 。
そう考えると本当に嬉しかった 。
nn『 はい っ ! 全然! むしろ嬉しいです っ 』
ys「 じゃあ今日一緒に帰ろうね 」
久しぶりにysさんと喋ったかと思ったら宅飲みに誘われて 、しかも帰りも一緒に帰れる 。
こんなに幸せなことはあるのだろうか 。
とにかく嬉しかった 。
nn『 はい ッ ! りょうかいです っ 』
その後はモチベーションが上がり続け 、ライブでも調子はとてもよかった 。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!