というわけで、二日目だ。ボクは夜が来るのが怖すぎて痛みが引いてもずっとベッドに居た。
「これ一週間も続くの…?あと6日も耐えるのぉ…?」
その呟きを聞いていた、夜ご飯を持ってきてくれたピグリンが答えた。
「まぁまぁ、ポイズン様。マネー様は本気であなたのことをやるみたいなので、諦めるしかないですよ。」
ちょっとだけムカッとした。マネーくんのこととは言え、毎日やるのはやりすぎだ。ボクが壊れちゃう。
と、心を読んだようにピグリンが言った。
「壊れることはまずないかと。イキ癖は付けないと仰っていましたので。」
「だってさぁ…」
「まぁまぁ。大丈夫ですよ、きっと。」
むすっとした顔をしてボクは夜ご飯を食べた。
そしてついに、夜。
寝室にマネーくんが訪ねてきた。
「ミスターポイズン、入るぞ。」
ぎぎぃっと音を立て、マネーくんが入ってきた。その顔は獲物を前にした狼だ。
「それじゃあやるぞ。声を漏らしたら昨日と同じだ。」
「もうぅ…」
ボクは何食わぬ顔をしてベッドに横たわった。今日は何してくるんだろ。
そう思った瞬間、マネーくんの唇が口に当たった。ふにゅっと、柔らかい感触だ。そこから舌を出す。まるで口を開けろと言わんばかりに。
ボクはいやいや口を開けた。口の中にマネーくんの舌が入ってくるのが感触だけで分かる。声は漏らさぬように、頑張って耐えた。
十五分くらい口の中を舐めまわされたあと、マネーくんは胸の先に手を当てた。これ苦手。
きゅっ、と胸の先が締め付けられるのが分かった。漏らしそうになるのを本気で堪える。マネーくんは感心したようだった。
「ほぅ。昨日よりはいいじゃないか。」
マネーくんの吐息がかかる。もうやだ…
その瞬間、むぎゅうと、昨日よりも強く胸の先が締め付けられた。さすがに声を漏らしてしまった。
「んあぁっ…」
マネーくんはいたずらそうな笑顔を見せ、胸の先を舐め始めた。こりこり、と音を立て噛むときもある。
声を抑えるが、喘ぎ声だけは出る。そんなボクに、マネーくんは満足したようだ。
「ん…んぅ…///」
と、いきなり口交わしをしずに、舌だけで舐め始めた。これは昨日もやったなぁ…
「舌を出せ。」
そう言われ、仕方なく舌を出した。すると、舌と舌で絡み合わせる。くちゅくちゅと、昨日のような水音が部屋に響く。もちろん、顔は真っ赤だ。
離したときには、マネーくんはもう満足そうだった。そして、二本指を立てた。
「…あれやだぁ…。」
何が起こるか、ボクは分かっていた。急所に入れられる。
「今日はやさしめだ。いいと思え。」
そうして、ずぼっと急所に指を入れた。もちろん喘ぐし声も漏らすよ。
「ん…あぅ…///」
そこまで喘ぐと、マネーくんは「もういい。」と言った。
「今日はここまでだ。…今日は、俺と一緒に寝ろ。」
言われるままに、ボクは今日マネーくんと寝た。すっごい吐息かかるんだけど…
そして深夜。ボクはなぜか目が覚めた。妙に全身が寒いからだ。
下を見ると、服が脱がされてた。下半身も下着以外全部脱がされてる。
(妙に寒いと思ったら…ていうか、当たってるのマネーくん!!)
言葉通り、ボクの急所に手が当てられてた。ちなみに言えばマネーくんは服着てる。ずる。
と、いきなりマネーくんが手を動かし出した。急所をさすったり握ったり色々している。
「ん…//ちょ、ねぇ、起きてるなら…」
「都合がいいな。俺も今起きた。」
そう言ってマネーくんはボクの急所をぎゅうっと握りしめてきた。本当に強い力だったので思わず喘いでしまった。
「んぁぅっ…///ね~ぇ…」
「ふん。これでも声を漏らすか。貴様もまだ愚かだな。」
一本、二本と急所に指を入れる。くねっと動かしたりもするのですっごい喘いだ。
「動かすの…んぅっ// やめてぇ…」
「やめるものか。」
なんかもう怖い。これがあと五日か…
夜明けになる頃でようやく服を着せてもらい、攻めるのも一旦収まった。
顔はまだ真っ赤だ。夜明けまでずっと攻められていたので、キスも何回もされた。涎すら口から漏れている。それを拭きながらマネーくんは言った。
「もういやだか? 俺はそれだったら許さんぞ?」
「んぅ‥…//」
顔を真っ赤にしながらうなずく。五日、耐えてみせると言わんばかりに。
そして朝。ボクは立ち上がろうとした。
昨日通り、急所がとてつもなく痛かった。
「んぐぅっ…いたい…」
と、無性にトイレに行きたくなり、マネーくんに「トイレ行きたい…」と言った。マネーくんはこう返した。
「その痛みじゃ行けないだろう。ここでしてしまえ。」
「でも布団が…」
「構わん。」
そう言ってどこかに言ってしまった。本気でさせる気なんだと思った。
「布団が濡れるから我慢…」
だが、一時間後には我慢も限界になり、そろそろ本気で出てしまいそうだ。
五分でなにかを考え、布団の隅っこに寄った。
「ん…我慢,できないっ、て。」
そう言い放ち、隅っこにじょろろと出した。出したというかは…吹いた。
また急所に激痛が走る。
「いたぁ…もうやだ…夜来ないで…」
そう願い、朝ごはんのピグリンを待っていた。
三日目に続きます