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なんで短編なのにちゃんと起承転結あって展開が最高すぎるのか永遠の謎🫵🏻🫵🏻🫵🏻🫵🏻やっぱ天才は住んでる世界がちがうね ほんとだいすき🥹💖 黄水ハマってるからうれし💯
うわ−💘やっぱ🦈ちゃん受けハマりつつある!!💓近々👑ちゃん左をかく予定なので勉強になりました🙃🙃💓最近投稿頻度多い気がしてめちゃめちゃ嬉しい、通知来るたびにまにましてます😖💗
📢受けと🍵受けにハマってるの一緒です…😭💖 てかほんとにこんなほのぼのなのに満足感えぐいんですけど??🙄💞
再投稿🙏🏻🌟
𓏸 赤緑
𓏸 R15
🍍「…っふは、w」
🍵「ひまちゃん!?」
インターホンに呼ばれ、扉を開けた先にはびしょ濡れのひまちゃん。
お風呂上がりのように髪の毛からはポタポタと水が滴っている。
🍍「絶対風邪ひくやつよな…w」
やっちゃったと半ば諦めたように吹き出す彼。
抱えているカバンも何から何までびしょびしょだ。
🍵「えぇ、…ちょ…..うーん、」
🍵「い、一旦今からお風呂沸かすから待ってて!」
あまりにも漫画みたいにびしょびしょなものだからびっくりだ。
取り敢えずとお風呂のボタンを押して、ダイニングチェアに掛かっていたバスタオルを彼に渡す。
🍵「ごめん、昨日俺が使ったやつだけど…」
🍍「…..んー、いい匂いだから大丈夫じゃね?」
バスタオルの匂いをすんすんと嗅いで、にへっと笑い出す。
いつもより少しゆっくりめの話し方に、緩んだ口角ととろっとした目元。
🍵「…もしかしてもう風邪ひいてる?」
🍍「…….グレーゾーン?」
🍵「俺に移さないでよね!?」
一歩後退りすると、なんでだよと笑いながら距離を一歩詰められる。
これじゃ逃げてる意味無いんだって。
🍍「んな人を菌みたいによぉ…」
🍵「風邪はかかりたくないものなんだってば…」
タオルで頭をごしごしと拭きながら、いじけたような声を漏らすひまちゃん。
🍍「…でもノーマスクでこんな長時間喋ってたら手遅れじゃね?」
🍵「おーまいがー…..」
🍍「…ならもういっその事ふたりで完全に風邪ひいて会議飛ばしちゃおーぜ?」
そういいジリジリと距離を詰めてくる。
🍵「え、ちょ…..」
🍍「ふたり同時に体調不良なっちまえば会議の延期できそーじゃん?」
タオルを肩にかけた後、ひまちゃんは不敵な笑顔を浮かべた。
🍵「ふたり同時に風邪なんて…..」
手をパーにして無理だよと体現すると、ひまちゃんはその俺の手を取って絡めてくる。
🍵「っ、ん…..」
🍵「…っ、!?//」
がっちりと結ばれた片手を廊下の壁に押し付けられて、唇に柔らかな感触が伝わってくる。
🍍「…っん、…..」
🍵「ぁ、…あ…っ、…/」
🍵「っ、ひ….あ、ぁ…♡//」
ほんの少しの隙間からひまちゃんの舌が差し込んで、ボリュームの落ちたこもった俺の声が廊下に小さく響いた。
🍵「っ、ひま…ちゃ、っ…../」
🍵「ん、ぁ…っう、…..♡(涙目)」
くちゅ…くちゅ…と随分いらやしいえっちな音が俺の脳に響いて、なんだかふわふわする。
🍵「ぅ、あ…っぁ…../」
🍍「…っん、…..ふ…」
ひまちゃんは目をつぶって積極的に舌を絡め続けてくる。
何度も何度も弱々しく微妙に握り返される手に、少し余裕のなさを感じて。
🍵「っ、…ぅ…あ、…/」
🍵「…っふ、…♡(涙目)」
自分の知らない上擦った声が恥ずかしくて、どう抑えようとしても結局ボリュームを抑えることはできなくて。
繋がれた手が震えてしまう。
🍍「…..っ、ん…」
舌がゆっくりと離れると、視界がぱっと明るくなって徐々に雨音が聞こえてくる。
ひまちゃんはとろんとした目つきで俺をじっと見る。
🍵「…..っ、…../」
随分と熱くなった自分の頬と口に手を置いて、壁に沿わせてずるりと座り込む。
🍍「…っふは、…w」
メンバーと、ひまちゃんと。
やっちゃった、舌を交わしてしまった。
逃げられない恥ずかしい事実を思い出すばかりで帯びた熱は冷めてくれない。
🍍「顔あっか…w」
🍵「だ…って、…/」
素直にひまちゃんの顔が見れない。
どうしても上げることができない。
🍍「…..かわい」
🍵「っ、…../」
頭に手をそっと置かれ、控えめに1回だけ横に動かしてまたすぐに離れた。
🍍「…じゃ、俺風呂入ってくるな」
🍵「…….うん」
___ひまちゃんがお風呂へ行ってからというものの、彼が辿った廊下の床をただしばらく横目でじーっと見つめることしか出来なかった。