テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
『絶対に許さない』
それから数日後私は目が覚めた。
「ここは私の部屋…」
そうだユウタの呪いを解いていて…
そうだユウタはどうなった⁉︎
私は急いで部屋を出てライトを見かけたライトに
大声で
「ライト!」
ライトは私に気づいたのかこっちを向いて笑顔でこっちに来て抱きついてきた
「お姉様目が覚めたのですね1ヶ月も目が覚めなかったので心配しました」
「そうだ、あの人は?」
「あのベットに寝てた人ですか?あの人は…今尋問を受けてるところでしょう」
私は青ざめた私は急いでライトに居場所を聞いてそこに行こうとしたらライトに手を掴まれた。
「ライト何?」
「あの人のこと教えてください」
「そ、それは…私の…」
「お姉様の?」
「私の…初恋の人…」
私はライトの手が緩まったことがわかりすぐに取って走って王宮へ行った。
私は王宮のドアを開けて
「あの突然すいませんがライ様はどちらにおりますか?」
メイドが来て
「ライ様は今、外室しております」
「分かったじゃあ帰ってくるまでこの屋敷を案内してもらおうかしら」
メイドは焦った表情だったが案内してくれることになった。そのメイドに色んな所を案内してもらったでも違和感があった
「図書室を見せてもらえるかしら?」
「でもそれは…」
私はキッパリ怖い表情で言った
「それは何?」
「わ、分かりました」
私はメイドと一緒に図書室に向かったが何もなかった。
きっとここにいるはずなのにどうして…
本を触っていくと違和感のある本があった
この本だけ何だか…
その本を取ろうとすると本棚が動いてドアのように開いた。
「これは…」
「行ってはいけません!」
絶対ここに何か隠してる…
私は魔法を使ってメイドを眠らせた
私は扉の中へと入っていった。階段を降りた先に何かを殴る音がした。見てみると…衝撃的な光景があった。
それはユウタが色んな物で殴られていた。そこにはライもいた
「速く話せ」
「いや…です…」
私が出てきて大声で
「何をしてるの?」
「これは…」
ライがやばいと思いながらこっちを見てくる。
私はユウタに近寄って
「大丈夫?」
ユウタは枯れた声で
「ありがとう助けに来てくれて」
ライはすごく何かを言ってくるが私は気にも止めなかった。
私がユウタの肩を担いで階段の方まで行った時にライが
「これはアンナ嬢がまた危険に遭わないように」
私は怖い顔でライを睨んで
「もう話しかけてこないで。見損なったわ」
「アンナ嬢!」
私はユウタを図書室の誰にもきずかれないところに連れて行き聖女の力を使って傷を治していた。
「ありがとうアンナ」
「良いんだよ。私のせいでもあるし」
ユウタは私に抱きついてきて私はビックリした。
ユウタは泣きながら
「ごめんね僕がこんなに弱くて」
私はユウタの頭を撫でながら首を振って
「ユウタはすごく強いよ。だからこそ私の初めて好きになった人だもん」
私はユウタが可哀想になりおでこにキスをした。
ユウタは嬉しそうだった。
急にユウタが私の方に倒れてきた。
ビックリした私
「ユ、ユウタ?」
焦る私。ユウタは寝ているだけだった。
それからユウタは私の屋敷で2日間寝て自分の国に戻った。
ユウタとお別れの時にユウタに耳元で
「今度来た時に返事を聞かせてもらうよ」
そのまま母国に帰った。
それからライトも共犯者と知り1ヶ月間私と本当に必要な時以外話してはいけないことになった。
ライとも最近話さなくなったと言うより私が避けるようになった。
よく手紙を送ってきたりこのお屋敷に来て謝りたいからと薔薇の花束をもってくるようになったが私は手紙を火に入れ訪問も全部断っていた。
でも私はそれがなぜか気に入っていた。
だっていつもの2人がいないから超気楽なんだもん。
そう考えていた夜私が寝ていて身が覚めた時に窓から誰かが侵入してきた。
私の背後に誰かがいる…やばいどうしよう。こっちに近づいて来てるしやばいやばい誰か助けて!
私の頬にだ誰かの唇が触った。
え…
私は驚きのあまり固まってしまった
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!