アフターストーリー
1万字越え
注意事項
※1話の続きです
※ヒーロー達が出てきます
※rttt、rimn、wnkgの要素があります
※それぞれ同棲してます
※nmmn、R18あり
途中から絵文字でセリフを分かりやすくしてます
ここから伏字無し
12月25日
午後12時過ぎ
星導side
結局あれからお昼まで2人で交わっていた。
震える小鹿のように風呂へ向かった小柳君を笑ったのが20分ほど前。
そして今やっとベッドサイドに冷えきったホットミルクが放置されている事に気がついた。
「風呂空いたぞ。入っちゃえよ」
シャワーから戻った小柳君に声をかけられる。
「ありがとうございます。
ねぇこれ。全然飲んでないまま冷え切っちゃいました。ごめんなさい」
「あーそんなん作ったか俺」
俺からマグカップを奪って彼が1口飲む。
「うん。ひえひえで不味いわ。
星導飲むなら作り直すけどどうする?」
「じゃあココアがいいです。この間ニキから粉貰いましたよね」
「俺を煽る為に買って来られた粉な?まぁ俺も飲みたいから良いけど」
彼がココアを冷ましている所の写真をニキに送り付けてやろうかと思ったがやめた。
この光景は俺だけの特権だから。
微笑みながら俺も風呂に向かった。
小柳side
腰が痛い。喉もちょっと痛い。
風呂で自分で後処理をして、注がれた愛の量に少し血の気が引いた。
でもそれを遥かに凌駕する幸福感と満足感。
最高のクリスマスプレゼントを貰ったなぁ…
星導が上がってくるまでベッドに居よ。
そう思ってダイブする。
星導の匂い。好き。
ココア飲んでテレビ見てゆっくりしたら一緒にクリスマスマーケット行きたいな。寒いから外出たくないけど、星導にプレゼント買いたいし。
そう考えているとお腹が鳴った。
お昼も食べに行きたい。やっぱチキンかな。でもそれは夜ご飯のお楽しみか。
ブーッ
続いてスマホが鳴った。星導の枕を抱きながらベッドサイドに置いたスマホを取る。
「MECHATU-Aでクリスマス会?」
discordには赤城宅に6時集合と連絡が来ていた。
いや俺ら全員恋人居るんだからわざわざ集合する必要あるか?と思ってしまう。
まぁでも楽しそうだし。
ピロンッ
追加で通知が来る。
「全員プレゼントを用意してくじ引きで交換…」
嫌だ。星導が選んだ物他の奴に渡したくない。
……いや俺重いか?
そうこう考えている間に星導が上がってくる。
「上がりましたー…ってw小柳君♡」
え?なんで笑ってんだこいつ。
「俺の枕に抱きつくってそんなに寂しかったんですか〜♡」
やばい、恥ずかし過ぎる。
星導もベッドに上がって来て俺から枕を剥ぎ取る。そして正面から抱きつかれた。
さっきよりずっと強い星導の匂い。深く嗅ぐだけで気絶できる自信がある。
「3ラウンド目と行きますか?」
望むところだと返しそうになるのを堪え、星導にdiscordの画面を見せる。
「あちゃー。今からおっ始めたら間に合いませんね」
「言い方どうにかしろよ」
寂しそうな顔をする星導の頭を撫で、言い聞かせる。
「まぁ帰ってきたら、な?」
すると顔を輝かせる星導。俺の腰は当分湿布だらけだろうな。
星導side
午後2時
2人で準備をしてクリスマスマーケットへやって来た。ココアは売店にも売っていそうだからと家で飲むのを我慢して、人混みの流れに従ってお店を見ている。
「あっ星導。あそこココア売ってんじゃね」
「本当だ。すごい、オプションでマシュマロが付くらしいですよ」
「そーれはつけるしかないよな?」
「んふふ。2つ買いましょうか」
ココアを手に入れ、お昼はいかにも外国産のソーセージと、チュロスを味違いで2本買って2人で食べた。夜はきっと豪華な唐揚げが待っている事だからと少量で済ませたつもりが、ソーセージに胃を圧迫されている。チュロスは2人で1本でも良かったかもしれない。
でもここで無事俺は、ココアを冷ましている姿と、ソーセージにかぶりつく小柳君の写真を撮ったので大満足。寒さで少し頬の赤い小柳君。この写真待ち受けにしようかな。一生見てられる。
「おい星導そろそろ行くぞ」
ニヤニヤとスマホを眺めていたら小柳君に引っ張られてしまった。
時刻は3時を過ぎたところ。プレゼントを選ぶ時間はまだ余裕があるのに小柳君せっかちだなぁ。
くじ引きで交換なんですからそんな真剣に選ばなくても……
まさか俺以外に渡したい相手が…!?
いや無い…ですよね?
そうだ。いい事考えた。
小柳side
デパート内部
スマホばっか見てる星導にちょっとイラッとした為無理やり引っ張ってお店の中に入ってしまった。まぁあいつらのくじ引き用と星導に家帰ったら渡す用で2つ選ばなければいけないため、早めに見ておいて損はないだろう。
「ねぇ小柳君。ここからは別々で回りましょうか。くじ引きの楽しみが半減しちゃいますし」
「え?あー、そうだな。わかった」
なんでと言いそうになったが俺も星導に選ぶプレゼントを見られたくない為承諾する。
「じゃあ4時半までにはここに戻ってきましょう」
「わかった。じゃあな」
星導はひらひらと手を振り人混みに消えていった。よし。俺も選ぶぞ。
まずはさっさとくじ引きの方を決めて、残りは星導のプレゼントに時間を割く。
んーあいつらに渡るプレゼントはクッキー缶とかでいいんじゃないか?別に何をあげるつもりもないが。食えるもんならいいだろ。
よし決まり。次が本題。
正直星導に何渡せばいいか全く分かんない。
でもずっと残るものがいいな。見る度俺の事思い出してくれそうなやつ。
あー、時計とかいいんじゃね?
まぁあいつの永遠とも言える時を刻むに耐えうる時計なんてどこにもないだろうけど。
壊れたらその度俺があげればいいだけだし。
なんかあいつの時間全部俺のって感じでいいな…
っていやいや何考えて//俺今日どうしたんだ?考える事が重すぎるって…
雑貨屋を覗くと値の張りすぎないアンティークな懐中時計があった。これなら仕事中でも持ち歩きやすいだろう。ちゃんとした腕時計もいつか買ってやりたいな。
プレゼント用のラッピングをお願いして、終わるまで店の中で待つ。
そういえばこのクッキー缶は全くラッピングとか考えてなかったな。流石にやばいか?まぁでもレジ袋に入ってるし、中身わかんなきゃいいんだからな。
星導喜んでくれるかな。楽しみだな。
星導side
バレないように小柳君を尾行する。
早速悩む様子もなく彼はレジへ大きめの缶を持って行った。
え…?クッキー…?
待ってクッキーって友達でいよう的な意味合いのお菓子ですよね?いやいやくじ引きであいつらに渡すものだったとしても、万が一俺に渡る可能性もあるのにクッキー選びます??
…いや、そんな事言ったらここで小柳君がマカロンとか買ってくる方が嫌だ。万が一というか6/7の確率で野郎どもに小柳君の本命が渡る方が地獄だ。仕方ないのか…
ていうか小柳君の選んだ物が他の奴らに渡るのが嫌なんですけど!!
やばいそんな事考えてたら時間が無い。
早く俺もくじ引きのプレゼント考えないと…
午後4時半
小柳side
星導が走って戻ってきた。
「ごめんなさい〜広くて色々見てたら迷っちゃって〜」
「いいよ。今からここ出れば余裕で6時に間に合うだろ?」
「そうですね。コンビニでおつまみとお酒でも買って行きますか?」
「ハイボール以外な。」
そう言い合いながらデパートを出た。
吹く風は一段と冷たくなり、上着に首をすぼめる。
星導がさらっと恋人繋ぎをしてきた。
ずるいんだよこういう所が//
顔が赤くなるのを自覚して、わざと頬が冷たい風に当たるよう歩く。
電車で何駅か移動をしてきて、赤城家最寄りのコンビニに寄った。チーズやら色んなお酒やらを選んでいると、見慣れた人物がコンビニに入ってきた。
「あれ?イッテツじゃないですか」
呼ばれて驚いた顔でこちらを振り向く彼。
強ばった表情から一変、俺らだと気づくとぱぁっと笑って近づいてきた。
「えーるべ君にロウ君じゃん!奇遇だね〜」
「よっ。イッテツもウェンの家行く前になんか調達か?」
「いやリト君と先にウェン君家着いてたんだけど、ニンニク足りないから2本ぐらいチューブ買ってこいって言われちゃって。リト君はウェン君のお手伝い中。」
「偉いなイッテツ。
…ん?いやお前タバコも買いに来たろ」
財布とライターだけを持っていて、肝心のタバコが見当たらないためツっこむ。
「え!!っちょっとロウ君鋭いな〜
まぁせっかく外出てコンビニ行かされるなら買うよね〜もう2本しか残ってないのよ。
ここ来ながら吸ってやろうかと思ったけど、流石に路上喫煙はヒーローあるまじき行為過ぎるか〜と思って留まった訳!」
「留まってくれて良かったです。じゃなきゃ今頃小柳君から抜刀受けてたでしょうね」
「こいつの触手よりかいいだろ。一瞬で仏にしてやる」
「ねえ待ってまだ未遂だよ!!」
笑いながらもここじゃ他の客の迷惑になるためさっさと買い物を終え、3人で赤城家に戻る。
イッテツの手前恋人繋ぎをする訳にもいかず、空を切る手が冷たかった。
午後6時15分
🦖「もー遅いよテツー!マナとライ来ちゃったじゃーん!どうせるべショウとロウきゅんは時間通り来ないから唐揚げは間に合うだろうけど!」
👻「おいーウェン??聞こえてるぞ?」
ウェンは本人曰くかわいらしーエプロンを付けたまま仁王立ちで俺らを出迎えた。
でもこんなに早く俺らが来るなんて予想だにしなかったようだ。
🦖「ええっ!?ロウきゅん??るべショウも早くない!?」
🐙「信用ないですね俺ら…」
🤝「ウェン君ごめんっ!!コンビニで2人に会ってさぁ話し込んじゃって!」
🦖「まぁいいけどーまだご飯出来ないからテキトーに時間潰しておいてねー!」
洗面所で手を洗い、リビングに行くとパーティーさながらの装飾がされていた。
マナとライが椅子に登ってガーランドをつけたり、カゲツが頑張って風船を量産している。
🥷「ぷはぁ…!!もう無理やぁたこ変われ!!」
そう言われて星導は百均で買ったであろうキラキラした紙が入った風船を押し付けられる。
🐙「えぇ…るべちか弱いから無理ですよ〜」
🥷「何言っとるんやたこ。昨日おおかみから聞いたで喧嘩しとるって。お前のせいなんやろ」
👻「あぁカゲツ、もう仲直りしたから大丈夫だ。ありがとな」
そうなん?と俺を見た後、
🥷「まぁおおかみ虐めたんは変わらんから風船はたこがやれ」
ぺしょーとなりながらも風船を膨らます星導の横で、監視すべくカゲツが仁王立ちになっている。
しばらく俺の彼氏は忙しそうなのでソファに寝転がり寝ようとした。
🦖「ちょっとロウきゅん!!寝て時間潰すくらいなら準備して!!もうそろ出来上がるからテツとお酒でも作っといてよ〜」
母親かよと心の中でツッコむ。まぁしょうがない。イッテツに全部やらせるのも違うしな。
今にも何かしらこぼしそうな手元の危ういイッテツからハイボールのボトルを貰う。
👻「誰が何飲むって?」
🤝「あぁ、えっとリト君が烏龍茶でマナ君がほ○酔いで、ウェン君はハイボール追加だって!
カゲツ君達にも聞いてくる!」
👻「イッテツは?」
🤝「んーウイスキーにしようかな!」
👻「はいよ〜」
追加ってことはもう飲んでんじゃねえか。
てかハイボールの原液デカすぎだろ。そりゃイッテツも腕震えるよな。
烏龍茶いいな。俺も飲もうかな。
🤝「お待たせ!カゲツ君はウェン君から貰うって!ライ君はチャ○スルでるべ君はロウ君に任せるってよ?」
👻「はぁ?なんだよお任せって。いいやあいつはほ○酔い飲ませよ。無理なら俺飲むし。」
🤝「わかった!ありがとねロウ君!運んどく!」
👻「イッテツもな。ありがと」
そんなこんなで無事クリスマスパーティらしき食事会が始まった。
🦖「は〜いそれじゃみんなグラス持って〜!321で乾杯するからね〜!」
🐝「321な?w」
🦖「せーのがさんしっ⤴!!」
「「「乾杯!!!」」」
ウェンが乾杯の音頭を取ってグラスを交わせば、たちまち野郎どものワイワイとした声が湧き上がってくる。クリスマスらしいチキンではなくいつもの唐揚げだったが、まぁ酔っ払いでも腕は確かだった。ギャルが作った唐揚げは凄い勢いで男8人の腹に入っていく。各自追加のお酒を飲んだり俺らが買ってきたつまみを食べたりと自由に過ごす。
🦖「あれ〜?カゲツきゅんは飲み物どうしたの?ロウきゅんにハブられた?」
🥷「違うわ。あかぎの貰うからいいってテツに言うたんや」
🦖「えぇーwすぐ真っ赤なっちゃうよこの度数飲んだら〜!やめときな?」
とウェンが言った時にはもうグラスを傾けてカゲツはハイボールを飲んでいた。
🦖「あー!!ちょっとカゲツきゅん!!
…もー悪い子なんだから!飲んじゃダメでしょ!」
🥷「にが…やっぱほ○酔いにする。…てかあかぎおかんみたいやなw」
🦖「ほ○酔いね?持ってくるから!あとおかんじゃなくてカゲツきゅんの彼氏!!」
酔いが回り、目の前でいちゃいちゃし始めた為、空気を変えるためにも提案をする。
👻「はいはい。カゲツが潰れる前にプレゼント交換した方がいいんじゃねえの?」
するとマナが待ってました!と言わんばかりの顔をする。
🐝「そうやそうや!!今日の醍醐味やろ〜?
くじ引きは俺が作ってきたからさっさと決めようや!」
準備のいいやつだ。ウェンとカゲツがこの会を企画したはずなのにくじはマナ以外誰も作っていなかった。ほんとバランスのいい同期だなと思い直す。仲がいいとも言うのだろう。
各々がマナの作った紙を箱から選び取った。
🐝「各自自分の彼氏の引けたら大当たりって事で!!せーのっ!」
🐙「おー俺イッテツのですね」
🤝「君は運がいいね〜あ俺はロウ君のだ」
👻「イッテツからしたらつまらない物かもな〜
……お!俺星導の!」
🐝「ロウ大喜びやんwwでもおめでと!!大当たりやな〜!ちなみに俺はカゲツのやで」
🥷「おおーマナなら扱えるんやない?
…あ!!僕あかぎのや!!!」
🦖「えーwww待って僕業務用のハイボール原液にしちゃった…wちょっとカゲツきゅんには渡せないよ!!僕いなみその!」
💡「おおー!ウェンか〜ウェンが持ってるのと被らなきゃいいけど!俺リトの!」
🌩「ハンマー投げ出来るぐらいこれで鍛えてくれ!!俺はマナのだな」
🐝「ふっふっふっ!リトも美容に目覚めさせたるで俺は!!!」
そんなこんなで交換タイム。
星導はイッテツから岩塩を貰い絶句。
イッテツは俺からクッキー缶を貰い素直に喜んでくれた。
俺は星導から駄菓子詰め合わせ(パチ○チパニック、シガ○ット、ヤング○ーナツなど)を貰い、後でイッテツの横でシ○レット吸ってやろうと決意。
マナはカゲツからおすすめのゲーミングマウスを貰い次のエペの約束までしていた。
カゲツはウェンから無理やり原液を奪おうと頑張っていたが貰えなかったらしい。絶賛背中をポカポカ殴られている。
ウェンはライからヘッドフォンを貰っていた。パチの演出音がよく聞こえるとか何とか。
ライはリトからプロテインを貰い、いつかハンマー投げに挑戦するそう(嘘)。
リトはマナから化粧水、乳液、パックなど美容系統一式貰っていた。
一大イベントは終わった為、後は家に帰って星導に個人的に渡そうと思っていたが、俺と同じ思考の奴は他にも居るらしかった。ライがプロテインを小脇に抱えてマナを呼ぶ。
💡「まーな!これ俺から」
そう言ってライは綺麗な水色が基調とされているミルク色のマフラーをマナの首にかけた。
🐝「えー!!♡ライっ!ありがとうな😭ほんま大好きや♡」
マナはライに抱きつく。周りを気にせず甘えられるのはちょっと羨ましいなんて思ったり。
🤝「リトくんっ!!こ、これ受けって欲しい…/」
続いてプレゼントを出したのはイッテツ。差し出したのは不器用ながらに作ったと思われるキリンちゃんをフェルトで模した2つのピンだった。
🌩「コッコッコッwwwなんだよ照れる必要ないだろwwありがとな。大事にするよ」
リトはイッテツの頭をわしゃわしゃと撫でている。いいなぁ。
🦖「なーにカゲツきゅん♡プレゼント貰えてるの羨ましいの?」
🥷「なっ//違うわ…てかお前がハイボールくれんのが悪いんやろ!!」
🦖「そんな反抗的な態度取って〜じゃあこれはおあずけかな〜??」
ウェンが取り出したのはカゲツが以前から欲しがっていたゲーム周りのアイテムセット。
🥷「欲しい!!それ!僕が欲しがってたやつやん!」
🦖「だから買ったんだよ〜メリクリカゲツきゅん♡」
あれ普通に俺も欲しいな。星導にぼやいたら買ってくれっかな。
なんて考えていたら星導に耳元で囁かれる。
🐙「小柳君は俺以外に欲しいプレゼントなかったんですか?」
👻「うわっ!!おっまえ耳元やめろよ…」
星導はしてやったりという顔で嘲笑っている。
俺もウェンを見習って星導を脅すことにした。
👻「はぁあ、せっかくお前の為にプレゼント買ったのに自ら棒に振るなんて可哀想な奴だなっw」
そう言って俺は昼間に買ったアンティーク調の懐中時計を高らかに掲げる。
🐙「え!プレゼント準備してくれたんですか! てっきり小柳君は体で俺にくれると…んぐっ」
急いで口を塞ぐが当然あいつらに聞かれた。
どっと爆笑が起こる。
👻「おい星導っ///何言ってんだよふざけんなっ💢」
🌩「コッコッコッコッコッwwww」
🦖「えーwロウきゅんいっつも体で返してるの〜w」
🐙「そうなんですよ〜俺のロウきゅん今日の朝もプレゼントはっ…ぐぅっ」
星導の首に腕を回して後ろに引っ張る。
👻「おいウェンロウきゅんって呼ぶな。お前も黙れ星導///」
🐝「仲ええな〜まぁ俺らも負けんぐらい仲良いよな?ライ♡」
💡「当たり前でしょ?こいつらなんか比べ物にならないよ」
ライはそう言いマナの頬にキスを落とした。
🐝「っ…////みんないる前でそんな…//恥ずかしいからやめてや…//」
💡「え〜?満更でもなさそうだけどマナ♡」
🦖「ちょっとー!!僕ん家でいちゃいちゃしなーい!!!カゲツきゅんの目に毒でしょーがー!」
🌩「え?キスすらした事ないわけ?ウェンとカゲツは?」
🥷「あるわぁそのくらい!キスだけやないもんな、あかぎぃ?」
そう言い彼は座ってるウェンを押し倒した。
倒れ込んだウェンに抱きついてキスをせがみ、ウェンが目を回している。
🦖「ちょっ…//ちょっとカゲツきゅん…こういうのはみんなが帰ってからって…♡」
どんどん甘くなる空気に耐えかねてイッテツが赤い顔を両手で覆ってしまう。
🤝「リ…//リト君///もう帰ろう?僕もう恥ずかしくて…///」
🌩「そうだなテツ?♡俺らも帰ってヤる事があるからな?」
今にも火を吹きそうなイッテツの顔をリトが両手で触り、唇にキスを…
という所でいわゆる攻め組が受け組の目を覆った。俺も例外ではなくその瞬間は見れなかった。
🐙「…小柳君。お家帰りましょうか。」
👻「…うん。」
各々貰ったプレゼントを手に帰路へ着く。
今度は同期の前だろうが関係ないといった素振りで星導から恋人繋ぎをしてくれた。手の温もりが心地よくて、離したくないと思った。電車の中でも手を繋がれていたのは少し恥ずかしかったが。
夜9時半
「「ただいま〜」」
「疲れた〜」
そう俺が言ってソファに倒れ込む。天井を見上げていると、星導が覗き込んでくる。薄紫色の長い髪が俺の周りにカーテンを作る。
真上には美しい顔をした俺の彼氏。
「俺の相手する元気もないぐらい疲れてます?」
そう言い俺の頬を触る。少しお酒の匂いがし、頬が赤く染められた綺麗な顔が近づいてくる。そっと目を閉じた。
優しい感触が唇に触れる。少しづつ頭がふわふわしてくる。最近は甘い行為が多いな。もう少し激しくされたっていいんだけどな。
「ほしるべ…」
「ん〜なんです?」
「ちょっと最近優し過ぎないか?」
「好きな人大切に扱ってぇなにが悪いんです?」
「んー悪くはないけどさ、」
酔って少しふわふわしている星導に抱きつき、寝返りを打って彼の上に乗る。彼の唇、鎖骨、胸とキスする位置を下げていき、彼のズボンを下げる。星導はいつもより赤く染めた頬を片手で隠し心做しか笑っているように見える。
余裕そうにしているのが悔しくて大胆な行動に出た。
「なぁ星導?♡こことかキスして欲しくねぇの?」
下着の上からあいつの物に頬ずりをする。
彼は両手を俺の頭に置き、妖艶な笑顔を浮かべこちらを見てくる。
「そうですね…♡して欲しいです。出来れば喉の奥まで使って咥えて欲しいなぁ♡」
すーぐ調子乗る。まぁそんな所も好き。
下着を下ろして顕になった物に口付けをする。暖かい息を吹きかけ、先端を咥える。飴のように舌で転がしながら舐め、少しづつ深くまで咥えていく。全部咥える前にもう俺の口の中はいっぱいになってしまった。
「んんっ//」
「苦しいですよね♡でも俺喉で咥えてって言いましたよ?」
そう言って俺の頭をぐっと押し込んでくる。一気に根元まで咥える形になり、喉まで彼の物でいっぱいになる。
「あぁ〜♡喉締まってて気持ちいいですよ小柳君。このまま出してもいいですかっ?♡
ごめんなさいもう…っ」
俺の許可もなくそのまま吐き出された欲が食道を伝う。あったかいのがよくわかる。きもちい。
「んんぉっ…///かはっ…♡ごほっ…」
星導に注いで貰った欲が喉に張り付く。苦しさと星導を満足にしてあげられた幸福感で理性が溶けていく。
「んふふ♡よく出来ました小柳君」
あたまを撫でられてる。あぁやばい。なんもかんがえられない。もっとほしい
「もっと欲しい?w今日の小柳君はぁ積極的ですねぇ〜♡」
あれ、おれ声に出てた?
今さっき欲を出したはずの星導の物はもう元気になっていて、下の口にあてがわれている。
きゅんきゅんと体が星導の物を欲してうごめく。
「はやく、はやくっ♡いれて欲しぃ///」
「そんなに焦らなくても大丈夫ですよぉ♡
俺の事と気持ちよくなる事しか考えられないぐらいグズグズになるまで犯しますから♡」
「あ”ぁ”っ///♡」
耳元でそう囁かれ、甘イキしてしまう。
続け様に星導が俺の中に入ってくる。昨日も朝もヤったから痛くは無いが、星導が酔っている事もあり、俺の体を少し乱暴に抱いてくれるのがまた快楽を増幅させる。
「ふーっ//きっつい♡あぁ暖かくてとぉーっても気持ちいいですよ小柳君♡」
俺に断りも無く腰を振り始める星導。イった後なのに次々と押し寄せる快楽の波に耐えられず、欲を出そうとした瞬間、星導が俺の物をぎゅっと掴んでくる。
「んぁ”///なんでぇ!ほしうべもうイきたいっ♡」
暴力的な快楽によって無意識に涙が溢れる。
星導は一時的に腰の動きを止め、俺の顔に近づき涙を舌で拭い取り、にんまりと笑っている。
「じゃあ、後5回イくの我慢できたら思いっきり出していいですよぉ♡でも我慢できなかったらぁ、明日中俺の入れっぱなしで生活しましょうね?」
「むりだろそんなのっ///イっちゃう♡」
「ちゃぁーんと俺が小柳君のここ抑えててあげますから♡」
結局俺の同意もなしにまた星導が動き始める。
すぐにまた絶頂を迎えそうになる。
「あぁあっ♡イく//イっちゃうからぁ//」
ギリギリで星導の動きが止まる。
俺の物からは何とか欲は出ていないようだ。
「上手ですよ小柳君〜!あと4回ですね♡」
また彼は動き始める。快楽地獄。でもこの調子なら何とか我慢できそう。
そう思ったのが駄目だったのか、星導は俺のTシャツの中に顔を入れ、乳首を吸ったり舐めたり甘噛みし始めた。
「い”や”ぁ”っ////きもちっ♡ごめん♡ごめんらさいもうイかせてぇ//」
星導の動きが止まる。
「何言ってんの?ダメでしょぉ約束は守らなきゃ♡ほらあと3回♡もつかな?もうイっちゃう?」
また律動を再開する。星導に奥突かれるだけでもう駄目になってくのがわかる。狂いそうなぐらい気持ちぃ。意識飛びそう…
心地良さに身を任せていると、突如息が出来なくなる。
「!?っうぐっ…//」
「何飛ぼうとしてんの?♡俺が満足するまでちゃぁんと起きててよぉ小柳君」
いつの間にか変身した星導の触手に首を絞められる。死にそうな苦しさではなく、血管を絞めたり開いたりさせられているせいで意識がふわふわとしてくる。あれ、これも気持ちぃかも…♡
イケそうなタイミングでまた星導の動きが止まる。
「えぇ♡首絞められても感じちゃうんだ♡小柳君のド変態〜//でもあと2回ね」
星導は腰を動かし始め、俺の物を掴んでいた手を離す。代わりに触手で締め上げ、そこにローションを垂らした。当然ぬるぬるとする触手、ゴツゴツとした吸盤が俺の物に絡みつき、凄まじい快楽が押し寄せる。
だがそれだけではなかった。
空いた両手で乳首を弄り、顔を近づけてきたかと思えば貪るようなキスをされる。当然星導の腰の動きも止まらない。
止まってって言いたいのにキスをするのをやめてくれない。どうしよ。どうしよどうしよイっちゃうイっちゃう////
「んあ”あ”あ”ぁ”っ///」
ビュルルっと聞こえそうなぐらい勢いをつけて俺の物から白濁液が飛び出す。余韻が引かず、その度欲が出てくる。
「あーあ小柳君イっちゃいましたね。でもこれで明日もずぅっと繋がってられる…//♡」
腹があったかい。星導からも欲を注がれているのがわかる。
これを掻き出すのは明日日付が変わってから、もしくは明日さらに星導とヤってさらに注がれた後という事になる。
お腹痛くなりそう…でも星導のがずっと中にあるのちょっと嬉しい。
星導に抱きついて、彼の足に俺の足を絡める。
所謂だいしゅきホールド。
「…はぁ、あんまり煽ると小柳君の体持たないですよ?俺もゆっくり抱きたいんです」
だんだん星導の顔に余裕の色が見えなくなってくる。そんな顔も好きだよ星導。
「俺の…から、だ…//こわれてもいいから…激しくしてほしい…///」
もっと俺を必死になって貪ってくれ。余裕のある、優しい抱き方なんてしなくていいから。お前の全部を俺にぶつけて。吐き出して。
「……っ覚悟して。もう小柳君に何言われようが絶対止まってあげないから。」
ごちゅ、と音が下から聞こえた瞬間、
俺は意識を失った。
12月26日
朝4時
寒さに目を覚ます。まだ寝ている星導に正面から抱かれている。
トイレに行くため布団から出ようとした瞬間、俺の置かれている状況に気がついた。
俺の中にはまだ星導の物が入っており、お腹が冷えている感覚がする。手でさすってみると昨日気を失う前よりも欲が多く注がれているような気がする。
…これ、星導起こさずにトイレ行くの無理じゃね?
ゆっくり離れられるか試みるが案の定ハグされている事もあり全然離れられない。しかも動こうとする度に彼の物を自分から擦りつけるような形になってしまい、声が出かける。
「んんっ//」
慌てて口を塞ぎ、きゅんきゅんと彼の物を締め付ける自分の体を少し恨む。彼がいつ起きるか分からない状況だが、尿意も段々と込み上げてくる。
…恥ずかしいけど起こすしかない。
ここで漏らすよりマシだ。あと風呂入らせてもらおう。お腹痛くなってきたし。
「っほしるべ?起きて」
「んー…」
気持ちよさそうな顔して寝やがって。俺は今一世一代の危機に晒されているというのに。
意地悪したくなって彼の唇にキスを落とす。
…起きない。
もう限界だ。無理にでも体をくねらせて脱出するしかない。
「ぅっん///っ…はぁ♡ぐっ…//」
何度も星導の物を奥に打ち付ける事になったがどうにか離れる事が出来た。イきそうなのと尿意とを我慢して起き上がろうとした時、シーツにどろぉっと俺の中に注がれていた欲を少しこぼしてしまった。慌てて手で抑えてトイレに走る。
「どこ行くんですか」
背筋が凍る。また俺の中から彼の欲がぼたぼたと出てくる。太ももを伝って寝室の床に白い水溜まりが出来る。恥ずかしさでその場に硬直していると彼がこちらに向かってくる。
そのままバックハグをされる。俺の尻には彼の立ち上がった物がぴとっとくっついている。
更に彼は俺の腰に手を回したかと思えば、彼の欲が入っている下腹部をぐっと押してきた。
どぼっとまた床に精液が流れ出る。
「あっ♡あぁ//ばかほしるべっ何すんだよ」
「先に約束破ったのそっちじゃん。今日はずっと繋がってようって言ったのに」
「だってトイレ行きたくて…」
「んー?聞こえない」
姫抱きされてベッドに逆戻り。
ぽすっと仰向けに降ろされ、すぐさまぐずぐずになった俺の穴に彼の物が挿入れられる。
「ふぅ…っんぁ///」
「床にこぼしちゃった分注ぎ足さないと」
「もう…むりだって//♡」
「無理じゃない。ね?」
「壊れるまで愛してあげる」
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