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ココアを飲んだあとは暫く甘えたい気持ちになり3人に甘やかされていた
渚桜）んぅ……
匡貴）急に甘え出してどうした？
渚桜）何となく…(言えない…言えないですよ！)
犬飼）可愛い〜！
渚桜）んわぁっ……
匡貴の膝に乗っていたら澄晴がギューッと抱きついてきた
犬飼）身長差と雰囲気が地味に調和してて二宮さんの怖さ半減！
匡貴）え…
渚桜）こらこら、そんな事言わないの
抱き着いてきた澄晴の頭をよしよしと撫でると本当の犬みたいに喜んでいる
渚桜）可愛いけど元気すぎ、もう寝る時間だよ？
匡貴）渚桜が甘え終わるまで起きてる
渚桜）そう言ってくれるのは嬉しいけど明日本当におやすみ？
ﾑｩと、頬を膨らますと｢さ、さぁ〜？｣と、目を逸らした
渚桜）嘘は良くないよ〜？
ｼﾞｰｯと目を見れば｢もっと一緒がいいもーん！｣と、強く抱き締めてきた
渚桜）んぐぅ…
匡貴）(すごい苦しそうな顔…)
犬飼）渚桜ちゃん渚桜ちゃん
渚桜）んぅ〜？
ちょうどいい所に顎置き発見(犬飼の頭)
犬飼）なんでおれ…顎置きにされてんすか
渚桜）異議なーし、私より背が高く私に抱きついたことを後悔するが良い（？）
犬飼）渚桜ちゃんのお願いとあらば〜
渚桜）えへへ
澄晴くんは私の手をｽﾙｯと、絡めた
渚桜）？？
犬飼くんは顔を上げてﾁｭｯと、唇にキスをしてきた
渚桜）んぅ…
犬飼）かーわい♪
よしよしと頭を撫でてきた
渚桜）ん〜ｴﾍﾍ
犬飼）可愛い〜！！
渚桜）え？ちょ、うわぁ！？
グイッと手を後ろに引っ張られ匡貴の胸あたりに手を抑えられる
渚桜）はえ！？
犬飼）ぎゅー！
匡貴）お前なぁ…
2人にサンドされてしまった……辻ちゃんは一体どこだ…
渚桜）つっちゃーん！助けて〜！
辻）……その2人に勝てるなら既に助けてます
渚桜）つっちゃん頑張って〜……
辻）無理です…
2人は前から後ろからと抱き締めて｢手を出したら粉微塵だからな｣と、辻ちゃんに圧をかけていることを私は知らないのであった
寝る直前
渚桜）なんで私もう1回お風呂入ってるの…
犬飼）風邪ひかないように〜あのまんまじゃ絶対風邪ひいてたよ！
渚桜）だからってなんで3人と仲良くお風呂入らなきゃ行けないのさ
犬飼）なんとなくだから安心して〜
渚桜）絶対違うよね？
犬飼）違わないモーン
ベットの上でジリジリと澄晴に近づいていたら突然
ｸﾞｲｯ
渚桜）はぇ！？
服を引っ張られそのままの勢いで誰かに倒れ込んでしまった
渚桜）いったたたぁ……
辻）やっと俺のところに来ましたね
上の方を見ると微笑んでいる辻ちゃんが居た
渚桜）あ〜…かまちょ期？
辻）今日は俺と一緒に寝ますよ
渚桜）んぇ！？
辻ちゃんに引っ張られ流れのまま辻ちゃんの腕の中にスポッとはまってしまった
犬飼）辻ちゃんずるーい！
辻）ずっと居たのは誰ですか、寝ますよ〜
犬飼）じゃ俺、辻ちゃんの隣で寝る！
渚桜）え、あ……
匡貴）何言ってるんだ、渚桜は俺の隣で寝るんだ
渚桜）ちょ……
2人）…は？
こうして、私が寝ている間に3人の格闘が始まり
辻 渚桜 匡貴 澄晴
このような順番で寝るのであった
渚桜）(うるさかったのはこのせいか…ギャーギャーうるさいと思ったら…)
訂正、寝ていなかった
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