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──────いえもん視点──────

「これからどうしましょか…?」


一通り話終わるとみぞれさんが不安げな表情で言う。しかし、それは俺も思っていたことだった。めめ村から裏切りがでて、死亡したものや、精神が不安定になったものなど…正直かなり壊滅的な方向に向かっている。また、記憶を弄られたりしたら元々仲間だった人と敵対する可能性もあるのだ。かなりまずい問題のような気がする。

そこまでのことを話すと、れいまりさんが多分だけど、と前置きをしてから真剣な顔持ちで話し始める。


「多分仲間割れをするような記憶操作はしないと思う。」

「…理由はなんですか?」


茶子さんが冷静に聞く。その眼差しは疑いを帯びていて、そう簡単には鵜呑みにしなさそうだ。そりゃ、そうだろうと俺は思う。何故ならば記憶操作ができるならば、操ることが可能なのかもしれない。その理論が正しければ既に操られている可能性もあるのだ。いくらなんでも簡単に信じるほど単純では無いだろう。そんなことは容易く理解できる。


「だって、それならウパさんは記憶操作とかで仲間割れさせたりした方がお得じゃない?ヘイトがそっちにむくはずだし。まあ、だからウパさんは殺さないで敵として動かすのが良かったんじゃないかなーって」


ここでれいまりさんは1回深呼吸を挟む。その呼吸一つ一つが俺たちの緊張をより高める。息が荒くなるのを感じる。汗がつうっと頬を撫でるように落ちる。ウパさんが居なくなったからかもしれない。いつもラテさんの暑さとウパさんの涼しさで中和されていた空気は今はラテさんの熱気だけで暑さが増している。まるでウパさんを火葬してるかのようだ。


「…それをしないなら多分そういう使い方はしてこない、と思う。」

「それは浅はかな気がするわよ?そもそも前提がおかしいと思いますし。」


れいまりさんの意見に反論するのは菓子さん。まるで弁護士のように言葉に鋭さが宿る。


「そもそも、記憶操作で合ってるかは分からないんじゃないかしら。薬の可能性だってある訳じゃない。それとウパさんの罪が分からないわ。」


スラスラと出てくる言葉に思わず驚く。もしかしたらこのことに疑問を覚えていたのかもしれない。俺は全員の記憶を消されたことがあることを知っているため断言出来るが、菓子さん達にはそういう記憶はないのだ。ただ、そういう風に敵が言っていただけ。鵜呑みにしないのはある意味正しいのかもしれない。


「…まあ、ここまで言ったけれど、この仮説も正しいとは限らないわ。だって、こういうのは考え始めたらキリが無いし。」

「でもでも!菓子が言っていたことは何となくわかる気がする!」


茶子さんは先程までの反応と違い、花が舞っているかのようなオーラを身にまとっている。仲睦まじい姉妹だが、あの兄妹のことを思い出す。この2人もこうなってしまうのかな、なんて最悪の未来を想像してしまう。そんなことはないと思いたい。

何を考えても疑心暗鬼になって、疑って勝手に疲れる俺に呆れる。呆れるというか失望の方があっていると思う。いつから仲間を信じられていないのだろうか。そんなことを考えたって意味もないが、そんなことも思ってしまう。どうしろって言うんだか…。


(──────あー、あー。マイクテストマイクテスト。)


突然脳内に声が流れる。幻聴だろうか、なんて思って周りを見渡すが、顔を顰めたり、驚いたり、宙を睨みつけたりと様々な反応をしているあたり、俺以外にも聞こえているのだろう。おそらくだが。


(どうもこんにちは。この声は地位、立場、種族に関係なく、生きているもの全てに聞こえています。)


俺はこの声を聞いたことがある気がする。そんな気がした。誰だったか、記憶を探っている間にもそれは脳内で喋り続ける。


(私は、今まで皆様を救済し続けた、いわゆる天使と言うものです。)


やや高めの青年のような声。しかし、天使、という言葉に俺は過剰に反応してしまう。先程までの会議が脳内でフラッシュバックする。もう、見たくも無い光景が脳内で繰り返し再生される。まともに息ができているか分からない、そんな錯覚に陥っている間にも脳内で響く声は続く。


(我々は今まで皆様を救済、または天罰を与えてきました。)


和やかに続く、その声は突然終わりを続ける。


(しかし、皆様。あまりにも我々を冒涜し過ぎではないでしょうか?)


突然その声に力が入る。脳内で響いている声がまるで目の前で喋りだしたかのような気がしてならなかった。


(勝手に恨んで、そのくせいいことがあったら手のひら返し…。あまりにも図々しい。神はいない、天使は助けてくれない。…そんなヤツらを我々が助けるとでも?)


まるで嘲笑するかのような声でそれは続く。そして、とんでもない爆弾を投下する。


(我々はこのままいけば、全ての生物を魂ごと消滅させます。──────しかし!今ならたった一種族ならば生存をゆるし、死んだら天国へと導こう───!)


そう、それはつまり、脳内の声と俺の心の声が重なる。


(始めましょうか?)


───────────戦争を



























ここで切ります!さあ!壮大になってまいりました!戦争です!とんでもなく教育的価値が上がりそうですね(???)。これ2パターンあったんですけどこっちのパターンになりましたね…。ちなみにもう片方のパターンは1人殺して天使を誘い込むという悪魔の所業みたいなことしてひなさんなどに会おうとしてました。恐ろしいですね!これが章とかあったら最終章とかそこら辺に近いんでしょうね。本当に。ここまでやってると本当に物語が終わるか不安になりますが、無事終わりそうですね。


それでは!おつはる!

一明日を見るためにー

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戦争だ〜、やば…

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