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向日葵

「はぁ…」


鬱陶しい…


どうして話しかけてくんの…


あ”ぁ”〜…


鬱陶しい…



『大丈夫か…?』



大丈夫じゃねぇよ…


どこが大丈夫なんだよ…



『それはスマン』



しつこすぎ…



『じゃあ、どうして話しかけるの?』



えっ…



『君は、どうして彼奴等に話しかけるの?』



…確かに。言われてみれば…



『…きっと。お前も心のどこかd』



うるさい


彼奴等とは関わりたくない


演じるためと思って喋れば良い


んじゃ、ちょっと一人にして…



『…わかった』


________________


向日葵

「はぁ…」

―――

『きっと。お前も心のどこかで…』

―――


…心のどこかで


また、仲良くしたいって思ってんのか…?


いやいや…!んなわけ…


なわけ…


向日葵

「ない…よね…」

________________



『はぁ…彼奴も悩んでおるのじゃな…』



『…一度閉まった心の扉は』



『なかなか開かんものじゃのう…』



『心の扉を開く鍵は一体』



『どこにあるんじゃろうな…』



『人間とは…難しいものじゃな…』



『無自覚に、悲しませてる…』



『そういうのは、ようわからんものじゃ』



『さて…彼奴等のところにも行ってみるか…』

________________


シャオロン

「はぁ…」


シャオロン

「やっぱダメか…」


ゾム

「ホントに彼奴ヒマワリか…?」


「それがわかったら苦労しねぇーよ」


コネシマ

「そうだそうだー…」


ゾム

「すまんってw」



『お前らもお前らなりに頑張っているんじゃな』



4人「!?」


コネシマ

「びくった…」


ゾム

「どないしたんや…急に…」


シャオロン

「俺ら今頑張ってんねんけど…」


「忙しいし…」



『…1つだけ、ヒントをやろう』



コネシマ

「ヒン…ト…?」


ゾム

「ヒマワリの居場所とか…!?」



『それはヒントじゃない』



『お前等が言う、ヒマワリは』



『お前等はすでに会ったことがある』



『それに、ヒマワリは』



『君等の学校にいるよ』



4人「!?」



『んじゃ、健闘を祈る』



シャオロン

「…学校にいるって」


「もしかして…」


4人

「向日葵さん…?」


ゾム

「可能性は低くはないが…」


コネシマ

「全然…ヒマワリじゃなさそうやったけど…?」


「おん…まるで…」


「別人…」


シャオロン

「彼奴は一旦ヒマワリじゃないと外してたけど…」


シャオロン

「また、入ったな」


ゾム

「じゃあ、話し続けてみるか…?」


コネシマ

「それが良いかもな…」


「じゃあ、解散!」


シャオロン

「OK〜」


ゾム

「また今度な〜」


コネシマ

「あ、シャオロンこれ貸してくれてサンキュ」


シャオロン

「お〜」


「じゃあ!また学校で!」


シャオロン

「らじゃ〜」


ガチャ…


シャオロン

「…」


シャオロン

「はぁ…」


ヒマワリ…


ごめんな…俺らのせいで…

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