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消えて欲しくない..

1 - 第1話 怖く成った事と嬉しい事

♥

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2025年02月11日

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こんにちは。

初ノベルです。

優しい目で見てください。

太中です。


俺、中原中也は、相棒の太宰治にふと手紙を書こうと思った。

そう思ったのは突然で、何故か太宰が居なくなる様な気がしたからだ。

“太宰が居なくなる”

そう思った途端、居なくなって欲しかった筈なのに怖く成った。

どうしても、直接云うのが怖くて、手紙なら大丈夫だと思った。

でも、そう思ったら渡すのも怖く成った。

誰にも知られずに渡せば大丈夫だと考えて、手紙を書き始めた。

之気持ちは一体何なのか判らない儘。





僕、太宰治は何時もの様に川に行こうと思った。

そんな時、何時もは止めて来る中也が来ない事に気付いた。

等々、諦めたのだと思って、嬉しかった。

きっと、止めても無駄だとやっと判ったのだろうから。

でも、少しだけ何故か寂しいと思ってしまった。

之気持ちは一体何なのか判らない儘。






そんな或る日、俺は太宰に宛てた手紙を太宰の部屋に置いた。

直接渡したく無かったから..。







そんな或る日、僕の部屋に僕宛ての手紙が置いて在った。

誰が書いたのか判らなかった。

差出人の名前が書いて無かったから。


「誰からだろ?」


気に成った僕は、手紙を読む事にした。

手紙の文字列は何処か歪で汚い、中也の字だった。

何時も、綺麗な字を書く中也が、どうして歪な字を書いたのか判らなかった。

でも、中也が書いたのには理由が有ると思った。





今回は此処までです。

どうでしたか?

感想ください!

またね~!

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