俺は全部完璧でないと。

白鳥沢高校は強豪だ。だから、周りにも期待されてる。

だけど、春高で落ちた強豪、飛べなくなった烏とか言う鳥野高校にインハイ予選で負けた。

最初はもう知ってたんだ。自分が全て完璧でない事なんて。

牛島さんとか、高校セッター日本一の宮　侑とか。そういう人達は全て完璧のような人だ。

がらがらｯ

「白布。体調は大丈夫か？」

「はい。笑仮病なんで」

「嘘」

「ですよね」

最悪だ。後輩にも見られた。

はぁｯ〜

「うるさいな。」

「？どうしt

「うるさいな！」

「は」

「誰も俺の気持ちなんて分からないくせに！」

「絶対王者である白鳥沢の名称を守っていかないといけなくて、親からも信頼なんてされずに完璧にしか興味がないんだ。」

だから俺は完璧を求める。