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私の妄想をお話しましょう。
セミの声も静まり返るある夜に1人の男が道を歩いていました。
男は赤いスーツに赤い革靴赤いカバンに赤いベルト全身に赤を纏い鼻歌交じりに道を歩いているのです。
そうですねこの男をAと仮定して話を進めていきましょう
(この時間になると出歩いてるのは俺だけか)
ダルダルのスウェットにサンダルを履いて右手にはコンビニの袋を持った男が一人で歩いています。
おや、突然立ち止まりましたね何かあったのでしょうか
(なんだ?あの男全身赤くて気味悪いな… )
少し離れて通り過ぎようとする彼にAは話しかけます。
A「こんばんは今日はいい夜ですね」
「え、あぁ、、そうですね」
ニコニコといい笑顔で問いかけて来たAに対して男は警戒しながらも返事をしました。
A「今日のような静かな夜が私は好きなんですが、あなたはどうですか?」
「 すみません俺急いでいるので」
男は早くこの場を離れたくてAの問いかけにも答えず横を通り過ぎて行きました。
A「まぁまぁそう警戒しないでください」
「?!」(あれ?俺今横を通り過ぎたよな何でこいつは前にいるんだ)
A「ふふふ、困惑してますね。追い越したはずなのに、前にいる気になりますか?」
「なんなんだお前…」
A「そんな事はどうでも良いんですよ。ところで貴方は気づきませんか?今夜はあまりにも静かだ 」
「は?何言っ」バタン
A「これから楽しくなりますよ。石之野 累さん」
累(俺の名前、何で知っ、、て…)
彼の意識はそこで途切れてしまいました。
今日はここまで続きはまた今度
楽しみは分けた方が楽しいですよ
おやすみなさい