テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
259
1,443
1,604
〜さぁーもん目線〜
「Watts??????」
俺――さぁーもんは、今、目の前に広がっている緊急事態を見て情けない声を出してしまった。
……………ただ、ただ………家に帰っても顔が赤くて、お母さんに風邪だと思われ、3日ぐらい休んだだけなのに……………。
ななっし〜とあいつ(摩理之介)の距離が死ぬ程近くなってるのですが!!??
なぜ…!?
「あ〜、さぁーもんじゃーん。おはよ〜。あっ、そう言えば、ななっし〜さんは俺の彼女でーす」
摩理之介が満面の笑みで言った。
「いや!?私はさもくんの彼女ですが!?」
それをななっし〜がすかさずツッコミを入れる。
俺はそれがどう見ても、どうしても付き合っている奴らの距離感に見えてしまう。
…………………何か、ななっし〜の横は絶対俺だと思ってたから………その位置に摩理之介が居るなんて、めっっっっっっっっっっっっっちゃ悔しい。
俺は、頬を膨らませた。
そして………………ななっし〜から摩理之介を引き離し、摩理之介に腹パンチをお見舞いするのだった。
ーーーーーーーーーーーー
「わぁ………」
私――ななっし〜は、今、目の前に広がったこの状況を見て苦笑いを浮かべた。
久しぶりにさもくんが登校してきてくれたと思ったら………突然摩理之介君のお腹を殴るんですもんっ。
びっくりしたなぁ………もう!
まぁ……私には腹パンされなかったのでまぁ良いんですけどね()
まぁ……一応私がこの世からお亡くなりになる可能性がなきにしもあらずだから、この場からそそくさと逃げようと思いまーすっ。
陰キャはこういう現場を見るとすぐに逃げたくなる生き物なんでーすっ。
よしっ、べるさんの所に行こっと。
私はすぐにその場から離れるために早歩きでべるさんが居る方に向かった。
「べるさぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!」
私は、自分の親友に抱きついた。
そう………親友に抱きついた……のだが。
…………おかしい。
何か、体格が男のような……?
私は心の中で思ってしまった。
私は間違って他の人に抱きついてしまったのでは、と。
「ななっし〜!!!!それ!間違ってるぅぅぅぅ!!!!」
横からべるさんの声が聞こえた。
「アッ」
身体中凍りついた。
………………もしや…これは………………。
「…ななさん……俺です」
凸さんが言いにくそうに言った。
すぅぅぅぅぅぅぅ………………………
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!?????」
私は全身全霊をこめて叫んだ。
そして、素早く凸さんから離れる。
お、おかしいっ!前もこんな事があったような!?
これは夢か!?
そうだ!!夢であってくれ!!!!!
私は自分の頬をつねる。
……………痛いな……普通に………。
……って事は…………夢じゃ…ない…よね……?
ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
穴があったら入りたいよぉぉぉぉぉ!!!!!!!
ぐ、ぐぐぐぐぐぐ…………ふぅぅぅぅぅぅぅぅ…………。
私は混乱する頭を一旦落ち着かせて、うたいさんの方を見る。
そして、うたいさんは案の定頬を少し膨らませている(ように見える)
ごめん……ごめんよ……。
間違っただけなんだ………。
私が手を合わせてうたいさんに謝っていると、凸さんがポンと私の肩に手を置いた。
んん???なんだい?頭に凸をつけた中二病のおっさん。これ以上、うたいさんに喧嘩を売るきかい??
「いや………そうじゃなくて…」
凸さんが苦笑して指差す。
………いや…その前に何で私の頭の中分かるんだよ!?
私はそう文句を言いながら凸さんが指差した方を見る。
そして…………私は指さされた方を見て思いっきり顔をしかめた。
………………………はい。
しっかりとさもくんと摩理之介君が私たちをみています。
すんごい笑みで。
アツガコワイヨ
「ななっし〜、うたちゃんは多分『どうでもいいな〜』って思ってるから、さもさんとまりちゃんをどうにかしてあげて」
凸さんは頑張れ〜と言ってそそくさとどこかに逃げたのだった。
コメント
3件
っすぅぅぅぅー…良きやねぇ…こういうの好き大好物(?)
やばいfa描かせていただきたい