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7 - 『授業中は静かにって言われたけど』 🥟×🐶

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2025年07月08日

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静まり返った教室。

数学の授業が単調に続く中、スンミンは無言でノートに数式を書いていた。

──その時。

コツン、と小さな音とともに、机の端に一枚の紙が滑り込んでくる。

🐶(……は?)

ちらっと横を見ると、斜め後ろの席のヒョンジンが、ニヤリと笑っている。

((スンミンがそっと紙を開く))


✉️《ねぇスンミナ〜〜ヒマ?》

《オレはヒマ。先生の声、もはや子守唄🎵》

《さっきの寝そうな顔、かわいかったよ?》


🐶(……寝てねぇし)

((小さくため息をつき、スンミンはシャーペンで返事を書く))


✉️《寝てない。集中してるだけ。》

《てか授業中に手紙回してくんな。怒られる》


すぐに折りたたんで後ろに戻す。

数秒後、再び紙が返ってきた。


✉️《怒られてもいいからスンミナ構いたいんだけど?》

《てか最近冷たくない?ヒョン寂しい😢》

《オレのこと嫌いになった?》


🐶(うぜぇ……)

でも顔がほんの少し、赤くなってることには気づかれたくなかった。


✉️《……別に嫌いじゃない。》

《むしろ静かにしてれば好き寄り》


((ヒョンジンの笑いがこらえきれず、ぷっと漏れる))

先生「……そこの後ろ、何か面白いか?」

🥟「……いえ、スンミンがかわいすぎただけです」

🐶「っ!!バカッ」

((教室がざわつく中、スンミンは顔を手で隠した))


休み時間、スンミンはプリプリしながらヒョンジンの席に近づく。

🐶「……もう手紙禁止。次やったら破く」

🥟「でもさ〜〜“好き寄り”って言ったの、ちゃんと保存してるから」

🐶「二度と言わねぇ」

🥟「いいもん。俺が何回でも言わせるし、毎回手紙で告白する」

🐶「…………もうやだ」

((でもその“やだ”は、ちょっと照れた声だった))


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