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織猫 羽陽
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紫星めろう
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#オリキャラ
紫星めろう
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悪魔、天使、人間。
この世界には3つの種族が同じ空間で生活している。
天使は優秀だと人間に好かれる一方、悪魔は出来損ないとして後ろ指を指され嫌われている。
この物語は、悪魔の私と天使の彼女が身分を隠して生活していくごく普通の話。
今日も朝日が眩しい。
悪魔が最も嫌う季節である夏。
ニュースをつけて天気を確認する。
「最高気温は39度です、今日一日は雨マークが無く快晴です。皆さんは水をしっかり持ってお出かけください」
テレビを見ながら、1人コンビニで買ってきたサンドイッチを頬張る。味はしないがお腹は膨れる。悪魔は基本的に食事を取らなくても生きていけるが、種族によって血を飲まないといけない種族や人肉を食べる種族が居る。
私は前者だ。今まで人間や血を食べたいとは思ったことは無い。
スマホに1件のメッセージが届いた。それはクラスメイトからだった。名前は浅間 夢、クラスの一軍で悪魔を信じない人間だ。(悪魔なんて所詮雑魚でしょが口癖、なんでも学力で勝とうとする戦闘狂)
『先生から聞いた話だけど今日転校生来るって』
友達の居ない私にとってどうでもいい話だった。
私は、星影学園に通う大学2年生。光月 リネ。この学園は学年ごと組が分かれ、それぞれの能力の管理をしている。
例えば私がいるクラス、1組では魔力が少ない奴らが集まっているクラスである。他の組に比べできることが少ない、『無能クラス』と言われている。1組は人間(魔力を持たない)と魔力を持っていても力を上手く扱えなかったり、生まれつきの魔力が少なく、出来ても手から火を出す程度だったり空を10秒飛べる程度の奴しか居ない。そんなクラスの中に私は身分を隠して学園生活をしている。
ボーッと学園に向かって歩いていると、学園の門の前で後ろから誰かに声をかけられた。
「なんですか?」
気だるげに振り返ると、大柄の男性3人が不敵な笑みを浮かべてこちらを見下していた。
「お前、1組の奴だろ」
真ん中に居た親分的な男が、私の服を掴みながら言った。
「それが何か?」
軽く挑発してみた。真ん中の男の顔が少し赤くなり服を掴む力が強くなった。
「そろそろ時間に遅れるので離してもらっても良いですか?」
私が言うと、相手が完全にきれたのか顔には怒りマークが浮かんでいる。それでも離してくれなそうだった。
「頭きたっ、お前らやっちまえ!!」
両方から魔法が飛んでくる、そう思い私も能力で抵抗した。私の体を囲むようにブラックホールが周りを回転している。先程私に打たれた魔法がブラックホールに吸収され男達目掛けて発射された。
何事かと集まってきた生徒達は私を見て固まっている。そんな生徒達を横目に私は自分のクラスに向かい歩いていった。
廊下を歩いている間、すれ違う生徒が口々に1組を馬鹿にする言葉を発する。何故1組に居るのか私はただ『平和に生きたいだけ』、そして『彼女』にもう一度出会いたいからである。
クラスの扉を開ける。
クラスメイトは今日も笑い声で溢れていて賑やかである。
たとえ他の人から
どう言われようと
どう思われても
私は、こんなクラスが大好きだ。
くだらない話で盛り上がって
馬鹿みたいにふざけて
それを見て笑って
たまには喧嘩して
そんな1組の人と居れて幸せだと思っている。
先生が入ってきて朝のホームルームを始める。
「転校生が来ている、迷惑かけるなよ」
扉が開き、金髪の女性が入ってきた。
透き通るような青い目、片目が隠れているミステリアスな女性。一瞬目が合い、彼女がニコッと微笑んだ。
「皆様、初めまして。高里 月と申します」
皆が見惚れている。
それは私も、
彼女の目に吸い込まれてしまう。
何か言っているが、私には聞こえていない。
だって彼女は
「久しぶり、『魔王君』」
急に後ろから話しかけられた。
「…え?は?なんでその呼び方を!?」
『魔王君』、私をそう呼ぶのは1人しか居ない。しかし、その1人はもうずっと前(約100年前)に疎遠になっている。
その名前を言ってみる、昔呼んでいたあだ名で。
「ルナ?」
彼女はニコッと微笑み「やっと会えた」と言い私を抱きしめた。
彼女の温もりは人間より暖かく、懐かしい感じがした。
コメント
1件
わあ〜!!!第1話から早くも再会キターーー!!!😭💕💕 100年ぶりに「魔王君」って呼ばれて、振り返ったらまさかのルナ!!ってとこ、マジで鳥肌立ったよ…! しかも身分隠して無能クラスで平和に暮らしてたのに、まさか天使の彼女が転校生として現れるとかエモすぎる…! 「やっと会えた」って抱きしめるシーン、もう胸がぎゅってなった🥺💖 続きが気になりすぎて寝られん…!!!