指先が触れるか触れないかの距離で止まる。
熱がそこにあるのに、最後の一歩だけ決して踏
み込んでくれない。
w「……っ、なんで……」
思わず漏れた声は、もどかしさと期待の入り混
じった震え。
元貴は微笑むだけで、その答えを明かさない。
あと少しで触れてもらえるのに、じらしにじら
し て、手に取らせてくれない。
待たされるほどに、心臓の鼓動は速くなってい
く。 焦がされるほどに、「もっと」を求めてし
まう。
肩を押さえつけられ、逃げ場を奪われたまま、
唇が触れる直前でぴたりと止まる。
熱い吐息だけが肌をかすめ、触れてしまいそう
で決して触れない。
w「……はやく、してよ……っ」
必死にせがんでも、答えは与えられない。
指先は肌の上をなぞるばかりで、核心には一切
届かない。
わざと乱される呼吸、汗ばむほど苦しい。
求 めても、求めても与えられない。
m「欲しいんでしょ?」
囁きとともにさらに強く押さえつけられ、身動
きひとつ奪われたまま、寸前で止まる。
突きつけられるのは、甘さではなく苛烈な支
配。 触れない苦しさが、もはや痛みに変わるほ
どに俺の体は元貴を求めている。
もう限界に達した瞬間、押さえつけていた手が
一気に離された。
その刹那、寸前で止められていたものが一気に
解き放たれる。
「んっ…あぅ….///」
情けないない声がこぼれ、全身が震えた。
焦らされ続けた反動で、波のような快感が一気
に押し寄せる。
元貴は若井を見下ろしながら、冷たく笑った。
m「ほら、我慢できなかったんだろ?」
寸止めの苦しさが積み重なった分だけ、解放の
瞬間は暴力的に甘い。
元貴は「もう止まれない」と言って俺の身体中
にキスマをつけた。
その後は記憶が無いくらい元貴に犯されて
ぐちゃぐちゃにされた
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どーもどーも!ノベルで描いてみたかったので書いてみました🫶
もうひとつの方もたまに動かすので見てください👀
バイバーイ👋
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