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時は過ぎて戦の時。
私は1000の軍勢を連れて敵国へ進行している。
相手の軍は約50万。
本来なら絶対に勝てない相手。
今回は手加減無しでやってもいいらしいので本気までは行かないがやろうと思う。
恐らく明日には乱戦が始まるだろう。
「スイ、作戦会議しょっか」
「はい。深登様、」
「明日多分乱戦が始まると思うんだけど、乱戦は起こさせない。私がやる50万全て」
「いくらなんでも危険では?」
「そこは大丈夫ある程度本気を出すから」
近くに魔法の気配っ
「スイ、みんなを守れるくらいの決壊張って!急いで!」
「はい!」
「敵襲!みんな早くこっちに! 」
「ボーダーライン!クラッシュ・コア!」
「化け物め…」
「クリアジャマー!ジ・エンド」
「深登様?これは…」
「あははやりすぎちゃった」
「この人数をひとりで…パッと見1万以上いますよ?」
「そんなに?!ま、そんくらいか〜」
「流石だな深登」
「カイト様!?何故ここに?!」
「その…深登に会いに来た」
「もしかして寂しかったんですか? 」
「…あぁ」
「私もです!今日はお泊まりになられますか?」
「そのつもりだ」
「いっぱいお話したいことがあるんです!聞いてくれますか?」
「いくらでも聞いてやる」
「ごめんスイ、あとは任せていい?」
「かしこまりました、深登様。お部屋には一同近づかない方が宜しいですか、」
「///来てもいいわよ!」
「久しぶりにお会いできて嬉しいです」
「俺もだ」
「そういえば私たち結婚してからもうすぐで1年ですよ!」
「もうそんなにか…早いな」
「ですね、何かお祝いしたいです!」
「そうだな。」
「カイト様、明日見守ってくれませんか?」
「わかった」
「ありがとうございます」
「手、震えてるぞ」
「そ、そんなことないです」
「…」
「怖いです。今日私が手にかけた人達でも恐怖心に勝てなくなるくらい怖かったです。でも明日はその倍以上いて…人をあやめてしまうのはこんなに怖くて苦しいものなのですね…」
「深登でもそう思うのだな。 」
「思いますよ、人ですから」
「背中貸してやる」
「ありがとう…ございます…!」
「カイト様…っ!」
「なんだ」
「大好きですっ…!」
「俺もだ」
「ううぅ」
泣いた。とにかく泣いた。体の水分全部抜けたと思うくらい泣いた。
一晩中泣いた。長い時間でもカイト様は眠らずに寄り添ってくれた。
なぜカイト様が冷酷の魔王と呼ばれているのか分からない。
真逆だと思う。
だってこんなに優しいのだから