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「深登、やれるか」
「はい、カイト様」
「ビッグ・シールド!クラッシュ・コア」
「ジ・エンド!ポイズン」
「全軍突撃っ!」
『おーっ!』
「深登大丈夫か」
「少し魔力を使いすぎたみたいです」
「そうか、悪いが予定通り俺らは街の中か…」
「はい」
「…これは…」
「孤児の子供達?」
「いや、人身売買の可能性が高い。この国では孤児の子供は貴族に使えるらしい、」
「っ!…酷い」
「深登、少し着いてこい」
「は、はい!」
「ルナ!っ無事か!」
「カイト様…?」
そこにいたのはとても幼い女の子。
「カイト様この子は…」
「この子はルナ。見た目は人間だが、ほかの人間には使えない魔法を使う。」
「カイト様、この方は…?」
「こいつは深登、俺のお嫁さんだ」
「お嫁さん!?カイト様にですか?おめでとうございます!」
「それでルナ、両親は」
「お母さんは軍の治癒魔法師として、お父さんは軍に行ってます」
「っ!カイト…様…?」
「すまない深登、これは予想外だ」
「…」
「でもふたりが居ない生活の方が充実しています。殴ってこないしご飯も好きなだけ食べれてお掃除を、しなくても怒られない」
「っ、ルナちゃん、お姉ちゃんあなたのお母さんとお父さんをっ…」
「大丈夫です。わかっています。深登さんは悪くありません。私も解放されるという意味では少し嬉しいですから」
「カイト様、ルナちゃんを引き取ってもいいですか?」
「構わない」
「ルナちゃん、一緒に住も?お願い。」
「深登さんとカイト様とですか!!嬉しいです」
このままじゃ行けない。この子の家庭環境はあまり良くなかった、だから私はルナちゃんの親になる。
「カイト様国に帰っても構いませんか?」
「あぁ、軍は大丈夫なのか?」
「あとはスイに一任しています」
「なら大丈夫だ」
「はい、ロングワープ!」
『深登様!カイト様!おかえりなさいませ!ご無事で何よりです』
「ただいま!2人ともそして久しぶり!」
「失礼ですがそちらの少女は…」
「ルナちゃん、私たちの子供」
「え?!」
「あ、義理のね」
「そうでしたか」
「俺は血の繋がっている子供も…」
「ばか!ルナちゃん立派な子供です!」
「ルナはルナだ」
「もういいです、ルナちゃん行こ!」
「は、はい」
「ルナちゃんお洋服買いに行こっか」
「いいのですか?」
「もちろん!ついでに私も買っちゃうし、」
「ありがとうございます! 」
「カイト様、私たち街の方に行ってきますけど一緒にどうですか?」
「あぁ、一緒に行く」
「ルナちゃん、すこーし謝りたいことかあって…」
「謝りたいこと?」
「街に行ったらちょっと注目されちゃうかも…」
「そんなことですか全然大丈夫ですよ」
「ありがとう〜!」
「深登、ワープ」
「あ…すみません、もう魔力が…」
「そうだったな歩いて行くか」
「そうしましょ」
「深登!ルナ!危ないっ!」
「え?」
私はルナちゃんを庇って敵からの攻撃を受けた。本来ならシールドで防げるが魔力がない。
「え…?え…?深登…さん…?」
「深登っ!ルナ隠れてろ」
「はい…」
「敵は合わせて15…インテンシティっ!おらっ!」
『グハッ』
「深登っ、大丈夫か!」
「はい…何とか…」
「出血が多いな、ルナ、アクアとロゼを呼んでくれ」
「はい…っ」