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ー日和サイドー
日和「ま、まずは一旦探索探索!」
日和「ゲームでやった時みたいでちょっと面白いけどちょっと怖いなぁ…」
日和「らんら〜ん♪」
???「………」
(誰かが日和のゴーグルを奪う)
日和「ゴーグルがっ!!!!!」
日和「一体誰なんだろう…?」
(誰かがふっと前に立つ)
日和「う、嘘…」
ニンゲンの頃の私…?
日和(ニンゲン)「お前だけ…幸せになっているのは許さない…」
日和「何!?てかちょ、とりあえずそれを返してっ!」
日和(ニンゲン)「返すわけがない…お前はこれのこと大切に思ってないくせに…」
日和「…!!!」
ラアジュ「日和は気づいてないけど…このニンゲンの日和は『感情がない…』つまりここは、『感情の消失世界』…」
ラアジュ「さあ、感情を取り戻せるかしら?」
日和(ニンゲン)「ただ単にこれをつけて遊んでるだけのくせに…私の苦しみを知らないくせに…」
日和「そんなことはない…!私は…あなたから生まれた…!」
日和(ニンゲン)「…」
日和「だから私はあなたの苦しみも知っている、だからこそ私は今ここにいる!!!」
日和(ニンゲン)「…!!!」
(ニンゲンの日和から何かがするっと抜けていく)
日和(ニンゲン)「…そうか。やっと、分かった気がする。」
日和「(口調が変わった…?)」
日和(ニンゲン)「ありがとう、今の私。おかげで今の状態を知ることができたよ。」
日和「えっ、えーっ?」
日和(ニンゲン)「私はもうすぐ消える。けど、これだけは伝えたいんだ!」(ゴーグルを返す)
日和「え、なになにー!?」(ゴーグルを受け取る)
日和(ニンゲン)「この世界、めーっちゃ長く生きて!私より早く死んじゃったら呪うからね!」
日和「(呪うって、こっっっわ…)わかった!私の使命は、私が果たしてくるよ!」
日和(ニンゲン)「ありがとう!それじゃあ…」
またね!
(ニンゲンの日和が消える)
日和「ニンゲンの頃の私…久々見たな〜…」
ラアジュ「おめでとう、日和。あなたはニンゲンの頃のあなたの感情を何者から解放した。」
ラアジュ「さあ、これを。」(リアティロッドを渡す)
日和「なにこれ!?光!?」
ラアジュ「それはリアティロッド…簡単に言うと元の世界に帰ることができる光の棒ね。」
ラアジュ「ふふっ、どうやら4人揃ったみたいね。」
ラアジュ「消失世界にいる4人に伝えるわ。リアティロッドが4つ揃った。今からあなたたちには元の世界に帰ってもらうわ。」
ラアジュ「あなたたち、それぞれの『欲望』を込めてリアティロッドを優しく握りなさい。」
ー絆の消失世界ー
アリス「嘘!?やっと帰れる!?わーい!!!」
アリス「『欲望』を込めるかぁ…ゆけっ、私の『欲望』…!」
『もっともーっと、リーダーとして強くなりたい!』
ー命の消失世界ー
そらま「帰ることができる…バンカラ街を久々見れる…!」
そらま「『欲望』ね…そうだなぁ…少し怖いと思うけど…」
『命を奪うものを全員消したい。』
ー平和の消失世界ー
アスカ「ここまで長かったな〜早くヒーロー活動に戻らないと!」
アスカ「あ、そうだ。『欲望』か…うーん、やっぱり…」
『平和を奪うものを奪いたい。』
ー感情の消失世界ー
日和「帰れるの!?これでみんなと、会えるっ!」
日和「私の『欲望』…そうだなぁ…やっぱこの世界から来た時のこれかな!」
『チームに貢献できるくらい強くなりたい!』
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ラアジュ「これで4人の『欲望』が集まった…。」
ラアジュ「おめでとう、『DESIREチーム』。あなたたちの絆は強かった…その絆、今後からも生かしていきなさい…」
ラアジュ「世界よ、元に戻れ!『ミラージュ・イレイズ』!!!」
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ーバンカラ街ー
アリス「あれ、ほ、本当に戻ったー!!!」
そらま「みんな、ちゃんといる…!よかった…!」
アスカ「みんな、消失世界の事は覚えてるみたいだね。」
日和「なんかゲームみたいで楽しかったなー!まあ、あんなのはちょっともう二度とやりたくないけどね!」
アリス「じゃあ、DESIREみんなが集まったってことで!」
バトル行きますか!!!
続く!