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銃声がけたたましく響く地下。
レイジは血だらけの足を引きずって階段を降りる。
「おい大丈夫か。」自転車を漕ぎながら警官が話しかけた。
「サツが何で…。」意識が遠のき目を閉じる。
気がつくと病室に居た。
「警察病院だ奇跡的にとりとめてよかった。」
「組長に会わせてくれ彼奴を仕留めないと。」レイジはベッドから飛び起きて出ようとした時男性看護師に止められる。
「安静にしてください。」
「あともう少しなのに。」
風呂介護の時間がきて支えられながらも風呂場に行く。
「服脱がせるのでじっとしてください。」
「お前が担当?」レイジは質問すると「朝加 悠介ですよろしくお願いします。」男性看護師は名札を見せて自己紹介した。
「こんなの舎弟に見せらないな。」
「そんなん事ないですよ。」
悠介は淡々としながらも慰める。
「若頭がこんなじゃ…。」
「弱くても良いんじゃないですか若頭だって。」
レイジは壁に背けて頭を抱えた。
「使命に抗えないんだ…。」
「更生してくださいこれ以上戦わないで。」悠介の慈悲の目が背中に刺さる。
「辛んだ…。」
「僕で良ければ定期カウンセリングしますよ。」レイジは躊躇ったが「ああ頼む。」と吐き捨てた。
「最初から素直になれば良いのに。」悠介の微笑に身体中があったくなる。
「見るなよ…。」
「男同士じゃないですか隠さないでくださいよ。」レイジはモジモジしながら両手を離した。
「しっかり掴まってください右足から入れてくださいね。」
「俺…情けねえな。」悠介は湯をレイジの肩に掛けながら
「弱くても良いんじゃないですか若頭でも患者さんですからね。」と優しく言った。
「洗ってくれ…。」レイジは珍しく甘えた声で言った。
「勿論お手伝いしますよ。」
悠介は手を引っ張って湯船から出して椅子に座れせて背中から洗い出す。」
「そこは…。」
「すみません!ここ触られるの嫌でした?」レイジは口を手でおさえ自分の言葉に赤っ恥をかく。
「俺…変か?」
「いいえ触られるの嫌箇所あれば言ってくださいね。」
悠介は慣れた業務口調で言い放った。
「ああありがとう…。」
「この辺は平気ですか?」尻に指が入るとレイジは顎を上に上げる。
「お尻もバイ菌が居ますからね当代さんここは大丈夫ですね。」
「そうか…。」無防備な自分を鏡で見て泣きたい気分でいる。
「そうですよ当代さん気持ちいいですか?」
「そこは特に…。」悠介はレイジの反応を見て手を止める。
「当代さん大丈夫ですか?息荒いし。」
「少しヤバいかも…。」看護師の勘が騒いだのか急いでお湯をかけてタオルをレイジの身体中に巻いて介抱する。
「落ち着いて息を吸って吐いて。」
「すまない…俺変態かも…。」レイジが落ち込むと「んー…大丈夫僕は受け止めますよフラストレーションかも。」悠介は看護師としてあるまじき言葉を口にした。
「後悔しないか…?」
「当代さんの苦しんでるとこ見たくないから。」悠介はナース服など脱ぎ捨て追い被さるようにそっとレイジの身体に寄り添う。
「これもカウンセリングか…?」
「当代さんの気持ちが晴れるなら僕は看護師のプライド捨ててもあなたが苦しんで悩んでるとこ見ると衝動的にね。」レイジは悠介の腰に手を回して
「解雇されるなよ…。」と呟いた。
「構いません僕は悔いません密着しても良いんですこれもリハビリですから。」レイジが悠介の頬に手をかざすと悠介は「院長お許しを…。」吐き捨て深く抱き寄せて目を閉じる。
「朝加くん…すまない…。」
レイジの腰が動くと「動いちゃいけません…慌てずに…。」まるで乙女のような目つきで諭すように言う。
「声出しちゃ良くないよ…。」
「そうですね…でもあなたのその顔見たかった僕の中…あったいでしょ…。」レイジは悠介の誘惑的な声にメロつく。
「罪なナースだ。」
「当代さんのフラストレーションが解放されるなら…。」二人は声を押し殺して風呂場で身体を重ねる。患者と看護師と言う関係が崩壊しても磁石のように肌を吸い付かせて。
「早く戻るんだ見つかる前に。」
「この病院防音ですから当代さん言うなら戻ります。」レイジは小声で「俺が退院したらあの木で待っている。」と約束を言った。
「そしたら僕一段とね。」悠介は投げキッスをしてナースステーションに戻った。
「警察病院で男性看護師とやるなんてやはりヤクザの若頭は恐ろしいよ。」
「今朝のお前か彼奴が誘ってきたからだよ良い尻と太ももだったよおかげで軽くなったよ。」警官は呆れながら「約束守れよ。」と一言だけ残し去って行った。翌朝レイジは退院し例の木で悠介と落ち合った。
「仕事早く終わったよ。」
「場所変えようか思う存分出来る場所へ。」二人は都内のホテルに入り鍵を閉めた。
「ねえレイジ相変わらずここ敏感だね。」
「そこ…良い。」レイジは吐息を出して股を広げる。
「足の怪我治ったね今日は喧嘩せずにいけたみたいね奥まで僕が褒めますよ…。」悠介が腰を動かすと恍惚な笑みを浮かべて
「はぁ…。」と喘ぐ。
「レイジ…弱さ見せれるようになったね…中…あったい…?」レイジは悠介を抱きしめて激しく腰を揺らす。
「ふっ…ふっ…。 」
「レイジ…ん…。」二人がキスを楽しんでいると誰かか銃口を窓に突きつけている。レイジは若頭の勘が働き銃を相手に向けた。
「悠介早く逃げろ。」
「レイジ…。」悠介を逃がしスーツに着替えて再び構える。
「男とヤッてたのか。」
「悪いか?」銃撃を素早く避け一撃で心臓を撃った。
「無事?」
「悠介ああ無事だ。」二人は路地裏まで逃げた。
「レイジ怪我ない?」
「ないよ。」悠介はレイジの手を引いて自宅の寝室に匿った。
「お願いもう足洗って。」
「そうするさ」二人は疲れたのか気絶した。