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番外編74『𓏸𓏸しないと出られない部屋』後編
突然ですが、○○しないと出られない部屋に閉じ込められました。お題はみんな同じです。
麻里衣or百合菜×執事視点でお楽しみください。
お題 『キスしないと出られない部屋』
🕯
『……。』
(ミヤジとキス…っ。とりあえず、しゃがんでもらうとして……って、何分析してるのかしら。私は…。)
『えっと…主様。』
『み、ミヤジ?』
『主様が嫌じゃなければ…私からしてもいいかい?』
『!!ミヤジから……してくれるの?』
『おや、主様からしてくれるのかい?』
『うぐっ。…ミヤジが、いいなら…ミヤジから、して欲しい…デス。』
『ふふ、分かった。じゃあ少し失礼する。』
ミヤジは私の頬に手を触れる。
『ん…。』
なんて大人なキスなんでしょうか。本当にミヤジはミヤジだわ(?)
❤️🩹
『ふむ、キスですか…。早速しましょう。主様、目を閉じてください。』
『いや早くない?』
『え?あぁ、ずっとこの部屋にいたいですか?』
『いやもっと焦ったりしないの?』
『焦ったところで状況は変わらないので…』
(ラトってたまに冷静……。)
『私からしてあげますよ。』
『っ、ラト――。』
チュッ。
『開きましたね。行きますよ。』
『なんでそんな平常心なんだ…っ。』
ラトに心臓ってあるよね?ドキドキとかしないのかな。主だけ振り回されております。
🪡
『き、キス…っ!?え、えっと、主様……。お、お、俺がしても…いい、ですか?』
(テンパってる。可愛いかよ。)
『フルーレがいいなら…いいよ?』
『っ…。俺だって、男ですよ……っ。』
グイッ!
フルーレは私の手を掴み、自身の唇へキスをする。
『ん……。』
『…ドキドキしましたか?』
『…う、うん。』
『一緒に入ったのが俺で良かったです。他の執事ならきっと…。』
『それって…。』
『……え、あ、いや違いますよ!?主様とキスしたかったからとかではなく、その…あーもう早く出ますよ!』
可愛い。(可愛い)
💮
(メンドーな部屋に閉じ込められたなぁ。まぁ俺としては別にいいんだけど。)
『キス…それは唇かしら。ほっぺかしら。ハナマルはどっちがいい?』
『え?意外とやる気満々?』
『ち、違うわよ。ここから出れないと困るし、ただそれだけで…。』
『へぇー?』
『そのにやけ顔やめなさい。』
むにっとハナマルの頬を抓る。
『はいはい、じゃあほら。』
『え?』
『主様からしてくれよ。』
『なっ!』
(私から、ハナマルに?別に嫌じゃないけど、でも、でも…。)
『……分かった。じゃあ、目…閉じて。』
『ん。』
私はハナマルの顔に近付く。
チュッ。
目を閉じてハナマルにキスをする。
ガチャッ。
『開いたわね、ハナマル、出ましょう……っと、目開けてる!?』
『主様ったら…。主様からキスされる最高の瞬間を俺が逃す訳ないだろ?』
『この……っ。バカー!!!』
この後ユーハンにしこたま怒られたらしい。
☂️
『こんな部屋に閉じ込めるなんて……主様に対して何たる無礼……』
『ゆ、ユーハン…怒らないで。』
『ふふ、大丈夫ですよ。すぐに出して差し上げます。』
『え、それって……。』
『私に身を委ねてください。すぐ終わります。』
『っ、ちょ、待って、心の準備が……。』
ユーハンが私に近づこうとするのを止めようとする。
ガシッ!
『拒むということは…私とずっとここに居たいですか?それとも…私にキスされるのが嫌ですか?どちらです?』
『どちらも…違うわ。ただ…恥ずかしい…のよ。』
『……ふふ、照れてるお顔も素敵ですよ。』
チュッ。
ユーハンは私のほっぺにキスを落とす。
『……っ。』
ガチャッ。
『開きましたね。出ましょうか。』
『…えぇ。』
あーやばい。ユーハンの大人の色気……。
🧸
『キス…って、唇がほっぺかどちらかってことですよね?』
『た、多分…。』
(どうしよう。私からする?それともテディにしてもらう?どちらとしても恥ずかしい……。)
『主様。』
『!!』
『…いいですか?』
『え…。』
(それはどっちの意味?キスしてもいいのか、して欲しいのか…。)
『テディが…いいなら…テディから、して欲しい…な。』
『……っ。はい。俺は…自分から主様にキス、したいです。』
テディは私の頬に手を触れる。
『ん……。』
チュッ。
拙くて優しいキスに思わず顔が赤くなる。
『……開きましたね。』
『うん…。』
『……まだ、出ないでいましょう。そんなかお…他の誰かに見せたくありませんから。』
『っ…うん。』
テディってほんとさぁ…可愛すぎるやろ。
🐾
『キスかぁ…。』
(俺は別に主様となら構わないけど…。)
『……。』
『…主様。』
『!!』
『俺は主様とならどちらでも構わないよ。2人きりで部屋にいるのも。キスするのもされるのも。』
『っ……。』
(あ、顔赤くなった。可愛いなぁ。)
『ず、ずっとは困るから…いずれにせよ…ね。』
『ふふ、わかった。じゃあ、俺からしてもいい?』
『べ、ベレンから!?』
『うん。こういうのは男の俺からしたいし…いい?』
『っ、うん……。』
私はそっと目を閉じる。
(ふふ、ほんとかわい…。)
チュッ。
ガチャッ。
『開いたね。出よっか。』
『う、うん…。』
『…残念そうだね。俺とずっと一緒が良かった?』
『か、からかわないで…っ。』
べれにいー!貴方って人は!
🤍
『ふん、くだらん。』
(言うと思った。)
『とにかく、キスしないと出れないわけだから…。』
『はぁ、面倒だな。おい。』
『な、なに?』
『お前から我にキスをしろ。』
『……?』
『出来ないのか?』
『…そんなことない、けど…。』
『ふっ。恥ずかしいなら目を瞑っててやる。』
シロは目を閉じる。
『…シツレイシマス。』
そっとシロに近づく。
『……遅い。』
『え?』
グイッ!
『ん…っ。』
強引に唇が塞がれる。
『……っ。バカ。』
『なんとでも言え。出るぞ。』
『はい……。』
男前ー!メロすぎる…
🐦⬛
『……。よりによってクロウザーとなんて…』
『おっと。それはどういう意味かな?』
『マフィアのボスにキスするのもされるのも
リスクが大きいって話よ。』
『ふふ、確かに俺はマフィアのボスだけど、今は君の執事だ。君が命令するなら…してあげるよ。あぁ、でも…俺が命令してキスさせるのもいいな…どっちがいい?ご主人サマ?』
『っ……。』
(悩んでる悩んでる…からかいがいがあるね。)
『……私が、するわ。』
グイッとクロウザーのネクタイを掴む。
『執事に主導権を握られのは嫌なのよ。』
チュッ。
『…へぇ、これは中々可愛いキスだ。』
『う、うるさいわね…っ。』
『ふふ、さぁ、出ようか。』
罪な男すぎる。
めでたしめでたし…。
コメント
3件

幸せ(*´ω`*)
ああ〜、後編もめちゃくちゃ良かったです…!それぞれの執事の性格がキスの仕方に全部出てて、ニヤニヤが止まりませんでした。特にテディの「まだ出ないでいましょう」ってひと言、甘すぎてもう…。ユーハンの大人の余裕も、ベレンのからかい方も、めっちゃ好きです。ぷちさん、執事たちの魅力をこんなに引き出せるの、本当にすごいです。幸せな気持ちでいっぱいになりました。次のお話も楽しみにしてますね!
ぷち
23,131
#願いを叶える
ぷち
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