時は2035年7月7日、日本では西日本、東日本に分かれて戦争をしてから10年が経った。まず2025年7月5日に大地震が起きた。それにより、本州が真っ二つになった。当時の日本はネットは愚か、テレビやラジオも使えない状況に。食料も少なく、日本の人口も7500万人へと減った。そんな状況で西日本と東日本が対立し、西日本帝国、東日本共和国へと分かれた。西日本帝国の皇帝は堀江貴派実。東日本共和国の首相は横富勝だ。そして今、2035年7月7日、堀江と横富の2人だけで話し合いをしていた。「やはりあれしかないですよ。」「貝澤さんも作ってくれたんだし。」「そうですね。」「タイムマシンに乗ってあの地震を止めよう。」「いや地震を止めることは無理ですよ。」「ならせめて、日本が分かれるのを止める。」「じゃあさようなら。」俺は東京の都庁に戻った。秘書は「どうしたんですか。」と言った。「俺と堀江がタイムマシンに乗って2025年に行くことになった。」「そんな急に!」「ここまでしないとどうしようもないことなんだよ。」「明日行く。」俺は家へ帰った。「うーん、どうしよう。」「あら、どうしたの。あなた。」「タイムマシンで2025年のあの地震によって地面が真っ二つになるのを止めることになったんだ。」「そうなの!?」「あぁ」「頑張ってこの世の中、この日本を変えてくださいね。」翌日、俺は貝澤の元に行った。貝澤、貝澤弘はこの真っ二つになった日本で最も優れている科学者と言われていて、2029年にタイムマシンを作りあげた。「あっ堀江さん。」「じゃあ2人揃ったのでタイムマシンの中にはいってください。」「よし、行くぞ。」「では2025年7月にセット。」「この世の中を変えてください。では。」俺と堀江は2025年の7月に行った。「ん、今は7月何日だ。」俺と堀江は「3日か。」「ていうかまず、どうやってあれを止めるんですか。」「大丈夫だ。策は練ってある。」「まず日本が真っ二つになったのは、地震によって、地割れが起き地面が裂ける。そして裂けた間を、津波が押し寄せる。これで間に海ができる。こうやって、真っ二つになったんだ。」「そうか、じゃあ津波が来ないようにすればいいじゃないか。」「そう。」「でもどうやって?」「まず、俺は元から芸能人としていろいろな活動をしていたから、ある程度影響力がある。お前の人の気を引く力はすごい。だから、割れ目ができた県の県知事に防波堤の工事の直談判してこい。」そして2日後の朝、「よし、これで完成か。」「これで、これでやっと、みんなを救えるのか。」「地震が起きたのは午後4時18分だから、まだ時間がある。」「ちょっとあそこの喫茶店で休憩しよう。」だが疑問に思ったことが俺にはあった。それを喫茶店で話した。「俺たちは日本が真っ二つになる未来を変えているけど、この地震で協力して仲良くなった人やこれを機に結婚した人の友情や愛は消えるんでしょうか。俺の妻だって、この地震を機に知り合ったので。本当にこんなことやっていいんでしょうか。」「大丈夫だよ。未来を変えたって、友情や愛を変えたって。だって、生きる意味はおんなじなんだから。」「はい!」「そろそろ時間だ。」「俺らの努力の成果を見よう。」4時18分、地震が来た。その後、津波が来た。だが防波堤がある。2分後、「防波堤に異変がありません?」「本当だ。今にも壊れそうだ。」「クソッこんなことなら。」グッ「横富!?」「堀江さん!何やってるんですか!未来を変えるんでしょ。意地でも!」「ああ!」二人で防波堤を抑えた。そんな時、「俺も!」「わ、私も!」「僕も!」他の人も次々と防波堤を抑えた。30分後、津波は収まった。だが俺の体力ももう限界だ。バタッ「大丈夫か!横富!」「俺は元から体が弱かったんですが、防波堤を30分も抑えたらもうきついです。」「最後にこう言い残しときますよ。生きる意味のない人間などこの世にはいない!じゃあさようなら。」俺は死んだ。日本が真っ二つになるのを阻止し、日本は日本のままになった。貝澤や横富の妻など、横富と関わる理由がなかった彼らは日常を過ごした。
そして25年後の2050年
「『生きる意味のない人間などこの世にはいない』そう言って横富勝は死にました。ん?色葉さん、聞いてますか。」ビクッ「は、はい!」「でも生きる意味か。なんだかかっこいいな。」
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