此方 、 第一次 wr×2d! 様 の 二次創作 と なって おります 。
捏造 、 軍パロ 、 漢字 多様 ? 、 初心者 。
メイン
ut ➪ 🚬
kn ➪ ⚽️
その他 登場 人物
rbr ➪ 🐹
tn ➪ 🐷
zm ➪ 💣
gr ➪ ⚔️
shp ➪ 🏍
sho ➪ ⚾️
em ➪ 🦋
〖 二人 で 泣いて 、 笑って 。 〗
⚽️ ) ……… ( ∑
🚬 ) うぉっ 、 とと …
⚽️ ) ぁ 、 すぃません … ( 小声
彼 は 最近 入って 来た 幹部 の こねしま 。
何 でも 、 J国 から 、
J ) これ 、 貰って くれ ない か ?
J ) 何も 出来ない 出来損ない なん だが …
J ) 我が 国 に 居られ ても 困る もの でな 。
⚔️ ) … はぁ 。
⚔️ ) … 分かり ました 。 此方 で 御引取り 致し ます 。
… と 、 まぁ こんな 流れ で 幹部 に なった の だが 、
何時 見て も 顔 を 怪我 して いて 、
しかも 左手 は 義手 の 様 だった 。
🚬 ) ふぅ ~ … 不思議 やなぁ …
🐹 ) 何 が ??
🚬 ) うぉっ 、 ビビったァ …
此奴 チビ やから 分かり 辛い ねん .ᐟ .ᐟ .ᐟ
ちゃうゞ 、 そ ~ いう 話 ちゃう わ 。
🚬 ) こねしま さぁ ?
🐹 ) あ ~ …
🚬 ) 何時 見て も 顔 に 怪我 有る し 、 左手 義手 やし …
🐹 ) え 、 そう なん ?? 俺 彼奴 あんま 見かけ へん から なぁ …
🚬 ) 書記長 室 と 自 室 を 行き来 しとる だけ やから ねぇ 。
そう 、 彼奴 は 食堂 にも 来な ければ 、
風呂 にも 来ない し 、 会議 も インカム で 聞く だけ 。
全く 、 如何 した もの か …
🐹 ) だから 一向 に 食堂 に 来ない んか …
🐹 ) 彼奴 、 時間 ずらして 来る 事 も 無く 、
🐹 ) “ 来て ない ” から な 。
🚬 ) …… 押し かける ?
彼方 から 来ない なら 此方 から やな 。
1ヶ月 も 経つ のに 食うて へん の やろ ?
絶ッ対 細い わ 。 しなゞ ちゃうけ ?
🐹 ) 行く か .ᐟ ご ~ ゞ .ᐟ .ᐟ
*
⚽️ ) ……… ( かたゞ
自 室 で パソコン と 睨めっこ 。
まぁ 、 見えて 無い けど 。
片目 は 義眼 、 もう 片方 は ほぼ 失明 してる 。
幹部 の 人 には 嫌われ てる から 、
飯 も 食わず に 唯 仕事 。
腹 は 減る し 、 風呂 も 入り たい し 、
会議 で 皆 に 会って みたい 。
でも 、 駄目 だ 。
否 、 駄目 な 事 は 無い のだ 。
唯 、 俺 に 勇気 が 無い だけ 。
🚬 ) うぇ ~ い 、 こねしまぁ ~ ? ( がちゃ
⚽️ ) ……… ッ .ᐟ ? ( ∑
⚽️ ) な 、 んで 、 すか … 、 ?
🐹 ) 御前 、 此処 来て から 飯 食うて ない やろ ?
嗚呼 … バレてた か …
まぁ … 慣れた もん やし …
⚽️ ) べ 、 つ に …
🚬 ) 確り 食べ んと 、 軍人 は 体 作り が 大事 やで ~ 。 ( 手引
⚽️ ) ぁ 、 えぅ …
🐹 ) うわ 、 マジ もん の 義手 やん … .ᐟ
ヤバい 、 ヤバいゞ … ッ .ᐟ
今 直ぐ 壊さ なきゃ 、
不快 に 思われ ちゃう から … っ
⚽️ ) すぃませッ 、 直ぐ こんな 腕 壊してッ (( がしっ
🚬 ) … 駄目 。 壊さ ない の 。
⚽️ ) あ 、 ぁ … 御免 なさい ゞ … ( 小声
🚬 ) … ほら 、 飯 食お や .ᐟ
*
🚬 ) ん .ᐟ 饂飩 やけど …
⚽️ ) う 、 どん … 、 ?
🐹 ) え 、 もしかして 食った 事 無い ん … ?
饂飩 知らん って 如何 なっとん … ?
⚽️ ) …… ぁ ~ 、 むッ 、 ん 、 はふぅッ ( 食
⚽️ ) …… ッッ 、 ぅ゙ …
🚬 ) ん 、 どした ? 吐く ?
⚽️ ) ッ 、 ( こくゞ . 涙目
あちゃ ~ …
拒食症 とか かかって る 系 やな こりゃ …
🐹 ) ん 、 袋 に 出して 良え よ 。
⚽️ ) … ッ 、 ……… ッ ( ふるゞ
えぇ … でも 吐か んと なぁ …
そう いう 家庭 とか やった ん かなぁ … ?
🚬 ) 吐か んと 気持ち 悪い で 。 出し とき ?
⚽️ ) … ッ 、 ゔぇ …… ッ
⚽️ ) ゲホッ 、 お゙えぇ゙ … っ
⚽️ ) ぅ゙え 、 すぃ゙ませッ 、 ごぷッ 、 ゔえ゙ぇ … ッッ ( 泣
🐹 ) 良え よ 、 全部 出して まい 。 ( 背摩
大丈夫 、 大丈夫 …
と 、 声 を 掛け 乍 、 背中 を 摩る 。
*
⚽️ ) すぅ … すぅ … ( 寝
🚬 ) 綺麗 な 金髪 やなぁ … ( 撫
🐹 ) でも 、 何 で 顔 の 傷 は 治ら へん の やろ …
🚬 ) 自分 で 付けて いる か …
… 毎日 、 絶えず 誰か に 暴力 を 振られて いる か 。
🚬 ) てか 、 何 も 無い な 此の 部屋 …
🐹 ) … きっと 、 追い 出される 時 の 為 やな 。
🚬 ) 嗚呼 …
きっと 周り を 第一 に 考え て しまう 彼 の 事 やから 、
自分 は 此の 軍 に 居て も 良い のか 、
未だ 分から なくて 、
何時 でも 要望 に だけ は 、 答え られる 様 に 。
… まぁ 、 憶測 やけど 。
⚽️ ) うぅ゙ … 、 やぁ゙ … っ ( 魘
⚽️ ) はぁ゙ッ 、 ぅ゙ 、 ぃ゙たい … っ ( 魘 . 泣
🚬 ) ッ .ᐟ ? こねしま 、 こねしま .ᐟ .ᐟ
⚽️ ) な゙ぐらなぃ゙で … っ ( 魘 . 泣
これ ヤバい んじゃ … ッ
はよ 起こさな 、 ッ
🐹 ) こねしま .ᐟ .ᐟ
⚽️ ) ぁ゙ … 、 ? ( 起 . 泣
🚬 ) 大丈夫 か ッ .ᐟ ? 魘され てた けど …
⚽️ ) ひぃ゙ッ … 御免 なさい ゞ ……… ( ぶつゞ
…… ッ 、 医務 室 連行 か …
🚬 ) 御免 。 ( とんっ
⚽️ ) ッぁ … ( 気絶
*
🦋 ) … これ は …
🚬 ) 如何 やった ?
🦋 ) 拒食症 、 鬱病 、 栄養 失調 、 ストレス 、 自傷痕 …
🦋 ) 他 にも 何個 か 有り ます ね 。
…… 全部 、 独り で 背負って …
🚬 ) … 皆 には 、 言わん 方 が 良え ?
🦋 ) そう です ね 。 隔離 しとき ます 。
え ~ み ~ る は 、 前ゞ から 何 か と こねしま を 気 に 掛けて いた 。
だから 、 医務 室 でも 心 良く 診察 を 了承 して くれた 。
🦋 ) あの 、 左手 何 です が …
🐹 ) 義手 が 、 如何 した ん ?
🦋 ) 腕 が 、 刀 で 雑 に 切られて いる ん です 。
🦋 ) 多分 、 事故 じゃ ない 。
🚬 ) はッ ?
誰か に 意図 的 に 切られた 可能性 が 高い って 事 … ?
誰 や 其奴 …
🦋 ) 其れ と 此の 目 、 義眼 です よ 。
🚬 ) … じゃあ 、 見えて へん って 事 ?
🦋 ) はい 。 もう 片方 は 殆ど 見えて 無い し …
🦋 ) … 此の 子 は 、 色ゞ 背負い 過ぎ や 。
そう か …
彼 は 目 が 見え ない のに 、
🦋 ) でも 、 此の 義眼 じゃ ない 目 だけ は 、 治せ ます よ 。
🐹 . 🚬 ) …… .ᐟ .ᐟ
*
唯ゞ 、 暗い 。
海 の 底 に 堕ちて 行く 。
真っ暗 で 、 何 も 見え なく て 。
怖く て 、 恐く て 。
右 も 左 も 分から なく て 。
苦し くて 、 悲し くて 、 寂し くて 、 辛 くて 。
声 を 出して も 泡 に なって 消える だけ 。
遠く に 小さく 光 が 見えて 。
手 を 伸ばし て 掴もう と して みた 。
でも 、 届か なく て 。
まるで 、 遥か 遠く に 居る 彼 等 の 様 で 。
苦しく て 、 息 が 出来 なく なって 。
意識 が 朦朧 と して 来て 、 目 を 瞑る 。
*
医務 室 に 、 黄色 の 幹部 が 入室 する 。
⚾️ ) 匿って .ᐟ .ᐟ
🦋 ) え 、 えぇ ?
⚾️ ) 有難う な .ᐟ .ᐟ
🦋 ) あッ 、 ちょ 、 其の 部屋 は ッ
そんな 声 を 無視 して 、 彼 は 隔離 室 へ 身 を 隠し に 行く 。
隔離 室 へ 入った 所 で 、 彼 は 足 を 止める 。
其処 には 、 夕日 に 照らされ て 輝く 、
一人 の 青年 が 居た 。
⚾️ ) …… は ??
⚽️ ) ………… ぁ 、 ( ∑
⚾️ ) … 何 で 居る んや 。
⚽️ ) … 起きた ら 、 此処 、 でした 、 。
青年 は 虚ろ な 目 で そう 答え る 。
彼 の 目 が 、 黄色 の 幹部 を 捉える こと は 無い 。
⚾️ ) … 義手 ?
⚽️ ) ッぁ …
⚾️ ) え 、 何 で … ? きも …
⚽️ ) ぁ゙ … すぃませッ 、 直ぐ こんな 腕ッッ (( ぱしっ
🚬 ) 何 、 しとん の 。
*
こねしま の 様子 を 見る 為 に 、
医務 室 に 来た の だが …
えみ 彡 が 超 慌て てる 。
🚬 ) どうした ん ? こねしま の 様子 見 に 来た ん やけど …
🦋 ) しゃお 彡 が 隔離 室 行って もうて … 如何 しよ 、
🚬 ) … え ~ み ~ る は 待っとけ 。
きっと 、 ヤバい 事 なって る 。
しゃお ちゃん は 何 も 知らない から 。
きっと 彼 を 無意識 に 傷 付けて しまう 。
🚬 ) ……… .ᐟ .ᐟ
隔離 室 を 覗く と 、
又 こねしま が 義手 を 壊そう と して いた 。
咄嗟 に 体 が 動いて 、 彼 の 手 を 止めた 。
🚬 ) 何 、 しとん の 。
⚽️ ) うつ 、 彡 ?
🚬 ) 壊しちゃ 駄目 って 、 言うた やん 。
⚽️ ) ごッ 、 御免 なさい …
⚾️ ) … 如何 いう 事 ? 此奴 は 入って 来る 前 迄 敵 やった ん やぞ 。
しゃおろん は 冷たく そう 言う 。
きっと 幹部 の 殆ど が そう 言う 場面 だろう 。
でも 、 彼奴 等 は こねしま の 苦しみ を 知らない 。
なら 、 僕 が 言わ ない と 。
🚬 ) … こねしま は 、 優しい 奴 やで 。
⚾️ ) は ? 何処が ((
🚬 ) 自分 が 嫌われて いる から 、 此処 に 居ない 方 が 良い から 、
🚬 ) 自分 は 僕 達 と 並んで 歩んじゃ 駄目 だから って 、
🚬 ) 此の 1ヶ月 、 飯 も 風呂 も 会議 も 、
🚬 ) 何 も しなかった 。
⚾️ ) … .ᐟ .ᐟ
彼 は 、 周り しか 見て 無い から 、
僕 達 が 、 気づか なきゃ いけ なかった のに 。
🚬 ) 唯 只管 、 感情 の 無い ロボット の 様 に 、
🚬 ) 書類 を して 届けて 、 また 書類 して 。
🚬 ) 目 が 見え なく ても 書類 を やって 。
🚬 ) 自傷 を する 迄 苦し んで 、
🚬 ) 其れ でも 見つけて 貰え なくて 。
⚾️ ) 自傷 … .ᐟ ?
自分 に 嘘 吐いて 、 彼 は 僕 達 を 棚 に 上げた 。
… 本当 は 、 対等 で 在る べき なのに 。
🚬 ) 此の 子 は 僕 達 の 為 に 、 沢山 我慢 して くれた んよ 。
🚬 ) だから 、 僕 達 は 此の 子 に とやかく 言う 資格 は あら へん 。
⚾️ ) …… ッ 、 でもッ ((
🚬 ) ……… ッ ( ばちんっ
痛ゞ しい 音 が 鳴り 響く 。
⚾️ ) へ … っ
🚬 ) … あの 子 も 、 幹部 やで 。
⚾️ ) … 、 ッぁ …
🚬 ) … 御免 。 手当 、 して 貰って 。
⚾️ ) … おん 。
そう 言って 、 しゃお ちゃん は 出て 行く 。
うわぁ … やっちゃった …
あ 、 こねしま は .ᐟ ?
⚽️ ) あ 、 ぁ … ( かたゞ
🚬 ) 見苦しい もの 見せて 御免 … 1回 、 落ち 着いて ?
🚬 ) 大丈夫 、 こねしま には 何 も せぇ へん 。 ( 撫
⚽️ ) ぅ 、 ん …
眠そう な 彼 は ぱたり と 倒れ て 、 布団 を 被る 。
今 にも 閉じ そう な 青年 の 虚ろ な 目 が 、
詐欺師 を 捉え る 事 は 無かった 。
*
💣 ) … 緊急 会議 って 、 何 か 有った ん か ?
緊急 会議 と いう 名目 で 、 呼び 出された 幹部 達 。
今 、 手 が 空いて いる しゃおろん . ぐるっぺん . とんゞ . こねしま . 鬱 . ぞむ . ろぼろ が
会議 室 に 集結 して 居た 。
其処 には 、 珍しく こねしま も 出席 して 居た 。
🐷 ) … こねしま 、 御前 J国 に 情報 流した な ?
⚽️ ) ぇ … ッ ( ∑
⚔️ ) 我ゞ の 重要 機密 情報 が 彼方 に 漏れて いた 。
⚔️ ) 繋がり が 在る のは こねしま だけ なの だが … 如何 なん だ ?
幹部 達 の 視線 が 青年 へ 向く 。
彼 は 流して いない 。
何 なら 、 J国 との 関わり は 切って いる 。
其れ でも 、 彼 等 は 誰 も 、 繋がり を 持って いない のだ 。
幹部 の 中 でも 、 後輩の 目 が 、 ぎらり と 青年 の 方 を 向く 。
🏍) … ホンマ なら 、 最低 すけど 。 ( 睨
⚽️ ) ぁ 、 ぇ … ( かたゞ
青年 は 俯く 。
青年 の 目 には 、 涙 が 溜まって いた 。
じんわり と 、 滲む 。
詐欺師 が 気付いて 、 落ち 着かせ よう と する 。
其の 手 を 振り 払い 、 青年 は 走り 出す 。
*
🚬 ) ちょ 、 ッ .ᐟ .ᐟ
🐹 ) こねしま .ᐟ ?
目ぇ 見え へん のに … っ .ᐟ
🐷 ) … 彼奴 は 、 追放 処分 と する 。
🚬 ) … なぁ 、 一つ だけ 聞いて 良え ?
💣 ) 大先生 が ? 珍しい な …
🚬 ) … 皆 は 、 こねしま の 事 、 如何 思って る ?
気 に なった から 聞いて みた 。
… まぁ 、 大方 予想 は つく けれど 。
⚔️ ) 余り 良く は 知ら ない な 。
🐷 ) おどゞ して る … かな 。
💣 ) 顔 突き 合わせ たん は 、 今日 で 未だ 二回 目 やし …
💣 ) あんま 知らん な 。
🚬 ) ……
ほら 、 やっぱり 全然 知ら ない 。
🚬 ) … 僕 、 追い かけて くる 。
💣 ) え ? でも 彼奴 、 結局 追放 される ん やで ?
🚬 ) … 何 で 、 あの 子 だけ 、
🚬 ) 同じ 幹部 やって 、 見て あげ られ へん の 。
其れ だけ 言って 、 彼 が 走って 行った 方向 へ 走る 。
僕 だけ でも 、 信じて あげ なきゃ 。
*
多分 、 城下町 の 路地裏 に 来た と 思う 。
⚽️ ) ぁえッ .ᐟ ? ( 転
転んで 、 痛くて 、 しゃがみ 込む 。
頬 に 何 か が 伝う 。
其れ は 雨 か 。 はたまた 汗 か 、 涙 か 。
其れ すら 分から ない 。
⚽️ ) … ぐす 、 ( 泣
分から ない 、 分から ない けど 、
苦し かった 。
くるし かった 、 気 が する んだ 。
⚽️ ) … ナイフ ……
手探り で 見つけ た ナイフ で 腹 を 刺す 。
⚽️ ) ッぁ゙ 、 ぐぅ゙ … ッ
くるし くて 、 視線 が 痛 くて 。
逃げて 来た 、 筈 。
⚽️ ) ふぁ゙ …… んぅ ……… ( うとゞ
寝て は いけない 。
頭 じゃ 分かる のに 、 体 が 起こし て くれ ない 。
其の 儘 、 眠り に ついた 。
*
🚬 ) はぁッ 、 はッ 、 居たぁ … ッ ( 走
路地裏 で すやゞ と 眠る 彼 を 見つけ た 。
顔色 は 最悪 で 、 体 も 冷えて いる 。
しかも 腹 から 出血 。 ヤバい 。
🚬 ) はよ せんと … .ᐟ .ᐟ
« え ~ み ~ る .ᐟ .ᐟ こねしま 見つけ た 、 連れて 帰る .ᐟ .ᐟ »
« 低体 温症 の 可能性 が 高い 。 暖める もの 用意 しといて くれ .ᐟ .ᐟ »
« 腹 も 刺され とる 。 出血 も 多い .ᐟ .ᐟ »
« 分かり ました .ᐟ なるはや で 帰って 来て 下さい .ᐟ »
🚬 ) うし 、 帰る か .ᐟ .ᐟ
そう 呟き 、 自分 より 少し 背 の 高い 彼 を 背負う 。
彼 の 頬 は 、 涙 で 濡れて いた 。
*
ピッ … ピッ … ピッ …
無機質 な 機械 音 が 響く 。
沢山 の 管 は 一つ の 体 に 繋がり 、
こねしま 彡 は すやゞ と 眠って いる 。
🦋 ) 間 に 合って 良かった 、 けど …
🦋 ) … 起きて くれ へん なぁ …
何 て 、 独り言 を 呟く 。
処置 は 間 に 合った んだ 。 其れ は 間違って ない 。
けれど 、 起き ない んだ 。
彼 は 、 何 を 思い 、 此処 に 残り 続けた の だろう 。
*
又 、 暗かった 。
沈んで 、 沈んで 、 沈む 。
又 、 光 が 見えて 。
でも 、 手 を 伸ばす 勇気 は 持て なく て 。
そしたら 、 前 と 違った んだ 。
彼方 から 手 を 差し 伸べて くれた 。
其の 手 を 取って みた 。
俺 を 、 引き 上げて くれた 。
眩い 光 に 包まれる と 、
俺 の 意識 は 薄れて 消えて いった 。
*
⚽️ ) … んん゙ …
🦋 ) あ 、 起きた ? お早う 。
⚽️ ) お早う 、 御座い ます …
🦋 ) タメ 口 で 良え のに … ( 笑
タメ 口 … 、 ?
敬語 じゃ ない やつ 、 ?
⚽️ ) … 、 お早う 、 ?
🦋 ) .ᐟ んふふ 、 じゃあ 、 検査 する な 。
検査 結果 は 良好 だった らしい 。
検査 が 終わった 後 、 ある 話 を 持ち 掛け られた 。
🦋 ) こねしま 裙 の 義眼 じゃ ない 目 、
🦋 ) 手術 すれば 、 はっきり 見える 様 に なる ん やけど … 如何 する ?
⚽️ ) … 其れ で 、 皆 の 事 が 見える ん やったら 、 やりたい 。
目 を 合わせて 話せ なかった から 。
彼 等 を 見て 知りたい から 。
🦋 ) … 分かった 。 来週 辺り には 出来る と 思う から 。 ( にこ
⚽️ ) 有難う 、 え ~ み ~ r … えみ 彡 、 .ᐟ
🦋 ) はは 、 可愛ええ なぁ … ( 撫ゞ
⚽️ ) …… ? ( きょとん
可愛い … ?
何処 が やろ … ? まぁ 、 いっか 。
🦋 ) 最年少 やから かなぁ … ?
⚽️ ) ……… ( うとゞ
🦋 ) 寝る ん 好き やな … 寝とき 。
⚽️ ) ぅ …
静か に 目 を 閉じる 。
暖かく 、 包まれた 気 が した 。
*
🚬 ) ゔぅ … 寒 … ( がたゞ
🚬 ) ッくしゅ …
さっき こねしま を 探し に 行った 時 か …
頭痛 する し … くしゃみ ヤバい し …
なんか ぐわんゞ する し …
気持ち 悪 、 ……
⚾️ ) だいせんせ ~ ? ( がちゃ
🚬 ) んん゙ぅ … しゃお ちゃん゙ … 、 ?
⚾️ ) 顔色 悪ッ .ᐟ ? そんで びしょゞ .ᐟ ?
🚬 ) ぅ゙ ~ ……
だって 拭く 時間 無かった ん やもん … .ᐟ .ᐟ
と 、 言い 切る 前 に 僕 の 意識 は 途切れ た 。
*
軍学校 時代 の 事 だった 。
高い ハードル に ぶつかった 。
自分 は 全て に おいて 突出 した 実力 も 、
特別 な 能力 も 無い のだ 。
だから 、 周り に 置いて いかれ る 。
其れ を 、 実感 した 時 やった 。
唯 、 一人だけ 、
此方 に 気付いて 、 戻って 来た んだ 。
顔 は 、 ぐちゃゞ に 塗り 潰されて 見えない 。
?? ) … 如何 した ん 、 ?
🚬 ) … 何 も 無い から 進め ない の 。
🚬 ) 何 も 、 出来ない から 。
何 も かも 、 失敗 して きた から 。
?? ) … 御前 、 ハッキング の テスト で 満点 取ってた やん か ?
🚬 ) へッ 、 ぁ 、 まぁ … ?
?? ) なら 、 其れ が 御前 の 取り柄 やよ 。
🚬 ) … でも 、 僕 は 戦え ない …
戦え ない 軍人 は 、
きっと 要ら ない と 思う 。
?? ) 其れ は 近距離 の 話 。
?? ) 学校 じゃ やらん けど 、 遠距離 って 手 も ある 。
🚬 ) でも 、 そんなん じゃ 此の ハードル は 跨げない … ッ
?? ) 高い ハードル は 、 潜って 良い で 。
そう 言って 、 誰か は ハードル の 下 から 、
僕 に 手 を 差し 伸べる 。
彼 は 眩し くて 、 格好 良かった 。
僕 は 其の 手 を 取り 、 ハードル を 潜る 。
?? ) ほら 、 皆 追い 掛けよ .ᐟ .ᐟ 大先生 .ᐟ .ᐟ
🚬 ) … おん 、 .ᐟ ◾︎◾︎◾︎ .ᐟ .ᐟ
僕 が 何気 無く 口 に した 名前 は 、
もごゞ と して 、 聞き 取れ なかった 。
*
⚔️ ) … これ は … ( かちゞ
🐷 ) ん ? 如何 した んや ?
🐷 ) …… ッ .ᐟ .ᐟ
*
又 もや 、 緊急 会議 が 開かれ た 。
先程 と 同様 の メンバー で 、
鬱 と こねしま と しゃおろん を 除いた 四名 が 集まって いた 。
💣 ) しゃおろん と 大先生 は … ?
🦋 ) … 鬱先生 が 風邪 を 引いた との 報告 が 有り ました 。
🦋 ) しゃおろん 彡 が 看病 中 です 。
⚔️ ) そう か 。 有難う 。
⚔️ ) 早速 だが …
スッ … と 総統 は パソコン を 見せる 。
⚙️ ) … ぇ 、 これって … .ᐟ .ᐟ
*
🚬 ) すぅ … すぅ ……
⚾️ ) ふぅ … 其れ に しても 、 なんで 急 に 風邪 引いた ん やろ 。
びしょゞ やった のも 気 に なる し …
⚽️ ) ………… 、 ぁ 。 ( がちゃ
⚾️ ) … 何 やねん …
⚽️ ) ひぃッ 、 す 、 すぃません …
⚽️ ) 医務 室 で 安静 って 、 言われた ん です けど …
⚽️ ) 暇 、 だった ので 、 鬱 彡 は 、 大丈夫 かな って … ぃ゙ッ .ᐟ ? ( 腹押 . 踞
言い 終えた と 思った ら 、
其奴 は 腹 を 押さえ て 踞る 。
腹 が 如何 した んだ … ?
⚽️ ) ぅ゙ … ッ けぼげほ … っ ( 吐血
⚾️ ) は … ? ちょ 、 おい .ᐟ .ᐟ
🚬 ) んん゙ ~ … 何ぃ … ? って 、 こねしま .ᐟ ?
🚬 ) 御前 、 腹 刺されて ん やから … .ᐟ .ᐟ
⚽️ ) すぃ゙ませぇ゙ … っ 、 げほげほッ゙ ( 吐血 . 涙目
⚾️ ) ちょ 、 医務 室 戻ら な .ᐟ
これ 、 出血 多量 で 死ぬ かも しらん で … .ᐟ ?
例え 元 敵 でも 、 仲間 に 死なれる のは 嫌や … っ
⚾️ ) 俺 が 運ぶ から 、 大先生 は 寝とって .ᐟ .ᐟ
🚬 ) … ッ 、 うん 。
« あ ~ ゞ 、 此方 しゃおろん 。 »
« こねしま が 医務 室 から 抜け 出した と 思われ る 。 »
« 腹 の 傷 が 開き 、 数回 吐血 。 えみ 彡 は 至急 、 対応 願う 。 »
« … ッ了解 。 »
*
⚽️ ) けほっ … すぅ …
⚾️ ) ったく … 心配 させ やがって …
🦋 ) すいません .ᐟ 会議 室 から 遠く て … .ᐟ こねしま 彡 は ?
⚾️ ) 今 寝とる 。 俺 が 応急 処置 は した 。
🦋 ) 有難う御座います 。 嗚呼 、 点滴 引き 契った ん です ね …
中ゞ ワイルド な 事 する なぁ …
鍵 を ちゃんと 閉め ない と いけ ない です かね …
⚽️ ) ぅ … 、 ? ぇみ さぁん … ?
🦋 ) おや 、 起き ました か ?
⚽️ ) んゅ … おきたぁ … ( へにゃ
赤 ちゃん みたい やなぁ …
まだ 眠い ん でしょう か …
🦋 ) 眠い なら 、 寝て ても 良え です よ ?
⚽️ ) ん ~ ぅ 、 えみ 彡 と おしゃべり するぅ …
🦋 ) そう です か 。 ( 撫ゞ
⚽️ )んん ~ ♪ へへ 、 気持ちぃ … ( 微笑
⚾️ ) … お 、 俺も 、 良え … ?
あの しゃおろん 彡 が … 珍しい 。
⚽️ ) 良い よぉ ~ …
⚾️ ) … .ᐟ 有難う … ( 撫ゞ
⚽️ ) んふふ … しゃおろん 彡 の 手 おっきぃ … ( 微笑
⚾️ ) … ふは 、 こねしま の 髪 も 触り 心地 良え わぁ …
二人 共 犬 に 似て いる な … と 思う 反面 、
少し 、 疎外 感 を 感じた 。
🦋 ) …… 私 は 少し 離席 する ので 、 御二人 で 話して て 下さい 。 ( にこ
別 の 仕事 も 有り ます し …
邪魔 を する 訳 にも いき ません から ね 。
私 も 一緒 に 話したい です が 、
これ は 不可 抗力 、 と して おき ましょう 。
🦋 ) ……… ( 書
書類 を して 居る と 、 インカム が 鳴る 。
« … えみ 彡 、 今 から 、 皆 で 其方 行って も 、 良え ? »
« … 何故 ? »
« 俺等 、 こねしま に 、 酷い 事 、 して た 。 反省 、 反省 した 、 から 、 »
« 謝り に 、 行かせ て 、 くれ ん … 、 ? »
震え 声 で 、 ぞむ 彡 は 一生 懸命 言葉 を 紡ぐ 。
ぐす 、 と聞こえる事から 、
きっと 泣いて いる の だろう 。
« … 分かりました 。 医務 室 に 来て も 良い です が 、 »
« 三人 ずつ 程度 で 、 小刻み に 来て 下さい 。 »
« 一気 に 来る と 、 あの 子 に 掛かる 負担 が 大きい から 。 »
« ぅん 、 分かった 。 伝え 、 とく 。 »
🦋 ) … よし 、 確認 取り ます か …
*
🦋 ) … て 事 何 です が 、 大丈夫 です か … ?
⚽️ ) 俺 は 大丈夫 。
🦋 ) 分かり ました 。 では 、 しょっぴ 裙 と とんゞ 彡 、 後 ぞむ 彡 と ぐるっぺん 彡 を 呼び ます ね 。
そう 言い 、 教授 は インカム を 着け て 少し 離れ る 。
青年 は 、 何 か を 考え て いる 様 だった 。
*
⚔️ ) 失礼 する ゾ 。
🦋 ) ん 、 どぉぞ 。
うわ 、 高圧 的 やな …
⚽️ ) …… ぇと 、 先程 ぶり 、 です ?
💣 ) … ご 、 御免 .ᐟ .ᐟ ( 頭下
⚽️ ) へッ 、 .ᐟ ?
⚔️ ) 俺 も だ 。 すまない 。
と 、 皆 次ゞ に 頭 を 下げ る 。
しょっぴ 彡 なんか 、 土下座 まで した 。
⚽️ ) ぇ 、 あの 、 あぇ … ッ ?
⚽️ ) 其処 迄 しなく ても … .ᐟ .ᐟ ( おろゞ
🐷 ) 御前 も 幹部 やのに 、
🐷 ) 一人 の 幹部 と して 見れ て 無かった 。 ホンマ すまん 。
嗚呼 、
💣 ) 其の 、 左腕 、 御前 義手 やんか 、 。
💣 ) 俺 も 骨折 とか で 使え ない 時期 は あった し … って 思って た けど 、
💣 ) きっと 其れ より 、 苦しい よな 。 御免 。
其れ は きっと 、
⚔️ ) 俺 も とん氏 と 同意見 だ 。
⚔️ ) 御前 が 何 を し 、 何 を 考え 、 どう 生活 して 居る か 、 知ろう と して 居なかった 。
⚔️ ) 本当 に すまない 。
俺 が 、 掛けて 欲しかった 言葉 。
俺 が 信じる 、 人ゞ に 。
🏍 ) わい … わいッ 、 勝手 に 決め 付け て 睨ん じゃって … っ ( 泣
🏍 ) こねしま 彡 の 事 も 考え ず に … っ 、 ぇぐッ ( 泣
⚽️ ) しょっぴ 彡 .ᐟ ?
⚽️ ) ぇ 、 あ 、 取り 敢えず 立って 貰って も … 、 ?
其の 後 は 、 皆 謝り に 来た 。
泣いて 謝って くれる 人 、 悔しそう な 顔 で 謝る 人 、
皆 、 気づいて くれ て 嬉し かった 。
嗚呼 … そう だ 。 此の 暖かさ 。
誰 か に 見つけ て 欲し くて 、
誰 か に 、 手 を 差し 伸べて 欲し くて 。
雑多 に 切ら れた 此の 腕 も 、
全て 受け 止め て くれる 人 に 会い たかった 。
*
🚬 ) しっま ~ .ᐟ .ᐟ
⚽️ ) ん 、 何ぃ ~ ?
🚬 ) あのさぁ ~ ? ~~~~~~~~~~~
⚽️ ) それは ~~~~~~~~~~~~~
あれ から 数年 。
俺 は 片目 が 回復 し 、
皆 の 目 を 見て 話せる 様 に なった 。
🏍 ) クs 先輩 ~ ?
⚽️ ) ……… 何 ?? ( むす
🏍 ) ぁ … 、 こねしま 彡 に 此処 教えて 欲し くて …
⚽️ ) .ᐟ 良え よ 、 此処 は な ~ ?
偶 に 思う 。
否 、 クs 先輩 と 呼ばれる 度 に 、 か 。
如何 して も 、 昔 の あの 頃 を 思い 出す 。
けど 、 しょっぴ 裙 も 其れ は 分かって くれて いる 。
⚽️ ) … なぁ 、 しょっぴ 裙 。
🏍 ) ん 、 何 です か ?
⚽️ ) … 、 俺 、 今 めっちゃ 幸せ 、 .ᐟ
🏍 ) .ᐟ … 其れ は 、 良かった です 。 ( 微笑
14000 文字 も 書い て
オチ 弱 駄作 やし 、
こね鬱 メイン やのに 最後 しょっぴ 裙 で すみません …
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