コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
語り手:ダクラ
夜中の3時頃、俺が一人で寝ていると、いきなり身体に重い何かが圧し掛かってくる感覚がして息苦しくなった。
普通の奴なら幽霊キタ━(゚∀゚)━!と反応するなりガクブル((((;゚Д゚))))震えるなりするのだが、俺は生憎低血圧で寝ている所を邪魔されると怒るタイプだった。
当然の様に俺は、圧し掛かる気配に対して「人がせっかく気持ち良く寝ている所を起こしやがって!」と心の中でブチ切れ、同時に気配に向けて強烈な右の裏拳を放った。
ド ム ッ
「グェッッッ」
拳が肉にめり込む確かな手応え、そして誰かの発した蛙が潰れた時のような悲鳴。それと同時に身体に圧し掛かる気配は消え、勝った気分もそのままに俺は眠りに落ちた。