「明日は頑張るように、、ブラック・ジャックの団員1人でも良い、、捕まえてこい」「ハイ、、!!」鮎民幹部はそう、専務に返事をした。
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鮎民団室。 加内。
「明日の作戦は頭に入れたか」「ハイ、、何とか、、」明日はあの廃ビルで血種の血を垂らし、外種を誘きやす、、上手くいけば、ブラック・ジャックの一員がいるかもしれない、、「それは良かった、、ブラック・ジャックはいつどの様に現れるか分からないから、、加内」「ハイ」「もし私が倒れたら、団の指揮はお前に任せる、、その事も頭に入れておく様に」「、、ハイ!!」
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養成室。
「そ、それで1日1個ケーキを、、」俺はそう墻音君に聞き返した。「、、胃が心配ですよ、、そのくせして夜ご飯は食べないんですから、あの人(狂唖)」「そっちに怒るの、、てっきりパシリにされて怒ってるのかと思ったよ」「俺は元々あの人のパシリみたいな元ですから、、アンタも、鮎民幹部のパシリじゃないですか、、」「そ、それもそうか、、お互い大変だ〜、、」すると「あ、墻音」そう部屋に入ってきたのは狂唖幹部だった。「買って来ましたよ」「お〜ありがと、、ん」スンスン、、「、、??」すると狂唖幹部は俺の匂いを嗅いだ。「、、やっぱりお前か、、」「狂唖さん??」ま、まさか、、「に、匂います、、血種の血の匂い、、」「だいぶ」「ダメですよ!!嗅いじゃ!!」そう墻音君は狂唖幹部を俺から離した。「いや、平気だってこのくらい!?」「部屋に戻りますよ、、!!」
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鮎民団室。
「、、それは結構、、」遊馬主幹はそう俺に言った。「墻音君も大変ですね、、」「少し過保護過ぎるとは思うけど、、」鮎民幹部は遊馬主幹にそう聞いた。「そのぐらい、外種にとって血種という存在は大きいんだよ、、血種が食べたくて暴れ出すかもしれないしな、、まぁ、、その点狂唖は他の外種に比べたら、、血種に対する執着は少ないかもな、、」「普通の外種は見つけただけで食い付きますもんね、、」
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数時間後。
「あー、仕事終わった〜」「明日は大事な日だ、、ゆっくり休むようにな」そう鮎民幹部は俺に言った。「ハイ、お疲れ様です」「、、そういや、遊馬主幹はもう帰ったのかな、、この資料渡したかったんだが、、」鮎民幹部はそう周りをキョロキョロした。「、、幹部、俺が渡しておきます」
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数分後。
「、、やっぱり此処でしたか、、」「、、加内、、」
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「明日は本番なんだろ、、飲んだ大丈夫か、、」遊馬主幹は俺にそう聞いた。「ハハ、、大丈夫です!!」「飲み過ぎるなよ、、」「ハイ」「、、何でだろうな、、加内と会うたび、お前と初めて会った日の事を思い出す、、お前だけじゃない、、鮎民や狂唖、、養成達も、、会うたび初めて会った日の事、、」「聞きたいです、、みんなと会った日の事、、」「、、ハハ、、良いよ、、自分語りをするキャラじゃないからな、、」
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数分後。
「鮎民は、元々狂唖の団の班長でね、、今の月城の様な存在だった、、でも鮎民の親父さんがbloodに殺されてね、、一時は部屋からも出てこなかったんだ、、私も悲しかった、、大変お世話になった人でね、、」「、、鮎民さんはお父さん想いなんですね、、」「あぁ、、しかし、鮎民の父はblood嫌いでな、、狂唖の下で働いていた娘を酷く嫌っていたよ、、」「、、狂唖幹部はいい人ですけどね、、」「、、まぁ、、狂唖とは、、幼馴染なんだ、、私と狂唖と梵はよく一緒に居た、、遊んだり、、競い合ったり、喧嘩したり、、まぁ、百発百中で狂唖が勝つんだが、、」「ハハッww狂唖幹部はbloodだからww」「、、昔は無口な奴だったなら、」「3人とも養成だったんですか??」「、、まぁ、そうだな、、みんなそれぞれ前専務の元に下る形で組織に入った、、」「そうなんですね、、でも、3人とも本当に仲が良いですよね、、」「、、でも、、前の様には行かないからな、、2人とも変わったよ、、」「、、あの、、遊馬主幹は養成との関わりは少ないんですか??」「、、養成に会うのは今回で3回目だ、、十七代目養成、、十六代目は、、ほとんど死んでね、、成琴(なること)が唯一の生き残りだよ、、」「、、、、」確か、、酒井団の班長、、「、、お前と初め会った時はこんな夜だったな、、」「、、ハイ、、僕もそう思います」俺はそう、グラスにあったワインを一口飲んだ。
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