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⚠ 水白 ⚠
■💎🐇(水白)
■死ネタ
●今回は死ネタとなっております。苦手な方、地雷の方は🔙
●💬するとき、メンバー様の名前を出すときは名前を伏せて💬してくれると幸いです。
(リウラ彡の場合🐤or赤、ホトケ彡の場合💎or水)
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学校
ー放課後ー
ガラガラ~
💎¦しょうちゃんいるー、?
🐇¦いむくんやん。どしたん?
💎¦あ、一緒に帰らない、?
🐇¦ええよ~
💎¦じゃあ玄関で待ってるね、!
🐇¦りょうかーい
僕は稲荷💎。
だいす高校に通っている普通の3年生。
今話していた子は大親友の”有栖🐇”。
小学校からずっと一緒にいる子で、
僕の “初恋の相手“ だった。
玄関
💎¦ふぅ、/
僕は今日、しょうちゃんに告白しようと決めていた。
朝は特になんともなかったが、今はもう心臓が破裂しそうなぐらいドキドキしていた。
💎¦成功する、かな、
そう一人で呟く。
もしかしたらこの今までの関係が壊れるかもしれない。
不安ではあったが、気持ちを伝えられないまま終わるのは嫌だった。
🐇¦いむくーん!
💎¦あ、
🐇¦待たせてごめんな、笑
💎¦大丈夫だよ笑
🐇¦よし、!帰るか~、
💎¦……
やっぱり二人きりだとドキドキしてしまう。
いつのタイミングで告白するのがいいのか、もし告白して失敗したら、成功したらどうするか、など色々不安が募る。
🐇¦、いむくん?
💎¦ぁッ、
🐇¦大丈夫、?
💎¦ご、ごめん笑
色々考え込んでしまい、黙ってしまった。
せっかく二人きりなのだから楽しくいかないと。
🐇¦もうちょっとで卒業やね~、
💎¦うん…
🐇¦…なに、僕と離れるん寂しい?笑
💎¦えぁッ、べ、別に、?
そう、今は2月で卒業シーズン。
僕が行く大学はすぐそこの、だいす大学。
でもしょうちゃんは少し遠くの大学に行くことになっていた。
🐇¦え~…僕は寂しいな~…
💎¦っ、//
やめてよ。勘違いしちゃうじゃん。
🐇¦だってずぅ~っと一緒にいたんやで~、?
💎¦まぁね~、
🐇¦いむくんと離れんの嫌や~、
💎¦…~、///
そんなに言わないでよ。
でもそんなに簡単にいえるってことは…
やっぱり僕だけなのかもしれない。
🐇¦…、
🐇¦いむくんってさ、
💎¦ん、?
🐇¦好きな人、いる?
💎¦え…?
いきなりのことで頭が困惑していた。
すぐに理解ができなくて、少し黙って返事を返した。
💎¦…いるよ
🐇¦へ~…
🐇¦気持ち伝えときなよ~?笑
💎¦わかってるよ、笑
今日伝えるんだよ。君に。
1週間前ぐらいから決めていたこと。
だから…。
🐇¦どうやった?高校生活
💎¦え~…普通だったな~、
🐇¦めっちゃアオハルしてたけど…
💎¦そう?笑
高校生活は楽しかった。
友達もたくさんできて、部活も楽しくやれた。
でもやっぱりしょうちゃんといる時間が一番楽しかった。
🐇¦あ、僕こっちや
💎¦あッ…そっか、
ここで僕としょうちゃんはお別れ。
気持ちを伝えるなら今。
僕は「じゃあね」と言ったしょうちゃんを止めた。
🐇¦ん、?
💎¦あ、あのさッ、
🐇¦おん、
💎¦僕、
その調子、頑張って言うんだ。
今君に気持ちを伝えるんだ。
💎¦っ、ぁッ、…
あれ。おかしい。なんで?
声が出ない。
💎¦えっ…と、ッ、
自分落ち着け。今言うんだ。
ずっと準備してたんだから。
🐇¦、?
💎¦ッ…、やっぱなんもない、笑
🐇¦も~、なんやねん、笑
💎¦ご、ごめんね、
なんで。なんで言わなかった?
今までの準備は何だったの?
🐇¦じゃ、また月曜な~、
💎¦う、うんっ、…
僕は結局気持ちを伝えられなかった。
昔からそうだった。
僕は本番に弱かった。
準備はできていたけど、当日になるとやっぱりだめでできなかった。
💎¦なんで、…
僕は自分が嫌い。
大嫌い。
なにもかもできなくて、みんなに迷惑ばっかかけて。
しょうちゃんもこんな僕のことなんて好きになるはずない。
…だから告白はしなくてよかったのかも。
💎¦…、
僕は少し遅めに歩いて家に帰った。
ー夜ー
👩(母)¦ほとけ風呂入りな
💎¦は~い、
ご飯を食べ終わり、リビングでゆっくりしているときに母に声をかけられた。
💎¦ふぅ…、
風呂をあがり、あがったと伝えようとしてリビングのドアを開けた。
ガチャ
💎¦お母さんあがった…
👩¦っ…ポロポロッ
💎¦お母さん、?
何故か母が泣いていた。
手にはスマホを持っていたが、 何があったのかわからない。
👩¦ほとけッ、ポロポロッ
💎¦なに、?なにがあったの、?
👩¦落ち着いて聞いてね、?
💎¦う、うん、
👩¦しょうくんがな、
💎¦…っ、うん、
嫌な予感がした。
しょうちゃんがなに?どうしたの?
👩¦亡くなったって、
💎¦………ぇ、ッ…?
僕は頭が真っ白になった。
え?なに?
亡くなったって?どういうこと?
僕は何が起こったかわからなかった。
👩¦帰るとき、車に轢かれたって、
💎¦う、嘘つかないでよ、笑
僕は嘘だと思った。
嘘だと思いたかった。
なんで。さっきあったばっかだよ?
👩¦嘘じゃないわ、
💎¦っ、゛…
僕はずっと部屋にいた。
部屋の電気はつけずに、静かに泣いた。
💎¦なんでッ、゛なんでよ、ッッ…ポロッ
💎¦あんなに、っ、元気だったじゃん゛ッ…ポロポロッ
僕はその後記憶にない。
起きたときは朝だった。
👨(父)¦ほとけ、?起きてる、?
💎¦……ぅん、…
👨¦しょうくんの納棺、明日しにいくから、
💎¦……
僕はその日、部屋から1歩も出なかった。
お母さんとお父さんは心配してくれていたらしい。
でもまだ気持ちが追いついていなくて、話せる元気もなかった。
斎場
僕が斎場についたときにはいろんな人がいた。
知らない人もたくさんがいたが知ってる人もいた。
啜り泣く音が部屋に響く。
でも僕は泣かなかった。
💎¦しょうちゃん…
一昨日ぶりにしょうちゃんの顔を見た。
顔には少し傷が残っていた。
でもあの好きな顔は変わらなかった。
でも一番好きだった綺麗な紫の瞳は見えなかった。
💎¦……
僕はあのあと外にでた。
なんであのとき、気持ちを伝えられなかったのだろう。
💎¦っ…ポロッ、ポロポロッ
さっきためていた涙が今出てきた。
💎¦しょうちゃ゛っ、ッッ…ポロッポロッ
💎¦好きだよ゛ッッ…大好きッ、゛ポロッポロ…
💎¦愛してるっ、゛ポロッ、
僕はしょうちゃんに気持ちを伝えた。
💎────────Ēɴᴅ────────🐇
今回は感動系書かせていただきました🥲💭
感動系めちゃめちゃ好きでね…🫣
それに、この作品で100作目で…
まじ誤字のプロなんで誤字とかあったらほんまにごめんなさい😭😭👈🏻
因みにこの作品ずっっっっと前から書いてまして…いつかだそうって思ってんですけど中々進まず、、、👈🏻(最後に書いてたの2ヶ月前ぐらいでした👈🏻
違う作品ずっと書いててそれを出しまくって🙄
それで、「もうちょっとで100作目…え、100作目これ出せばいいんじゃね」と思い100作目にしました🙃
あと、これ書いてて思ったんですけど、「🐇さん視点の方もかいたら良くね…?」と…
もしこの💎さん視点好評だったら出しますね(いつか👈🏻
もうちょっとでテストあってあれかも知んないですけど‼️‼️
それじゃあまた👋🏻
ここまで読んでくださりありがとうございました😆😆💝