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あらすじ
帰ろうとしたところぶつかったのは生徒会長本人、紫だった。赤が抵抗するも、睡眠薬を飲まされ生徒会室に連行される。
その後、生徒会室で紫に番になるよう言われる赤だが、もちろん拒否し、逃げ出そうとしたことによって紫に捕えられてしまった。
今回は『BL、微R表現』が含まれます。苦手な方はご覧にならないことをお勧めします。
赤「…ん”ん”………」(目覚)
眠っ、めっちゃ長い夢見てたような感覚…てかここどこ……
ジャラッ
赤「………え?チラッ」
赤「ッッ!………」
え、なんで両手’手枷”状態なんだよ⁉︎……てかここどこだよ、……あのアホ毛頭か、イラッ
とりあえず、手枷外さないと………
ガチャガチャ
硬った、外れねぇ……
本当に牢屋みたいな所だな、ベッドしかないし、いつ使うんだよ…
赤「ッッ⁉︎ビクッ」(驚)
紫「あれ?起きたの?おはよ」
赤「ッッ、」
こいつ、マジで誘拐で捕まるぞ……
ギロッ(睨)
紫「……そんな警戒すんな。別になんもしねーよ…”お前が番になってくれんなら“」
……そうだった、俺、番にされそうになったんだったわ、
赤「ムリ」
紫「………怖くないの?」
赤「お前の番になる方が怖い」
紫「………そ、」
ドサッ(床座)
マジでなんなんだ…誘拐したと思ったら別に何もされない……え?そんなことある?
………マジでなんもしてこねぇ…いや、いいんだけどさ、なんもしねぇならさっさと帰して……
赤「………親に連絡してなくね?」
紫「あー、それなら”俺が言ってあるから”」
赤「ッッ⁉︎どうやって⁉︎」
紫「学校で赤の親の電話番号調べて連絡しといた。生徒会長の特権ってやつだなw」
なんなんだよその特権………てか、学校個人情報の管理どうなってんだよ⁉︎
赤「………なんで俺の名前知ってんの、??」
紫「生徒会長の特権。てか、初めて会った時から知ってたし、」
え?なにこいつ。知ってるのに初めて会った時知らないフリしたの??変人?
あと学校個人情報の管理どうなっry((
紫「………赤、あのさ、チラッ」
赤「、なに」
紫「血………くんない、?」
赤「え?」
紫「いや、だから血………」
え、血???そういえばこいつ、さっきから元気ない気が……
赤「血液パックは?届いたんじゃねぇーの?」
紫「届いたよ」
赤「イラッ、じゃあそれ飲めばいいんじゃね?」
紫「……効かないんだよ、」
赤「………え?効かない?」
まさか……ヴァンプって血を飲めばどんな血だろうと回復するはず…。
こいつが嘘ついてる可能性もあるけど……元気ないし、顔も真っ青でマジで倒れそう、
紫「赤の血を飲んでから、”血液パックをどれだけ飲んでも回復しないんだよ”、」
赤「そんなことあんの、??」
紫「聞いたことねぇよ、だから今困ってんだろ、」
確かに…そんな話聞いたことない。
だから俺を番にしたかったのか…
紫「他のやつの血を飲んでも結局ダメだし……」
赤「え、飲んだの……?」
………えッ、俺何言って………
紫「”嫉妬?”」
赤「ッッ!違うッッ!今のは俺じゃなくてッッ……」
紫「……へぇw」
赤「わっ、笑うなッッ!///とにかく違うからッッ!///」
紫「クスッwはいはい、わかったからw」
赤「わかってないッッ!///ポロポロ」(泣)
紫「ッッ⁉︎/……お前、ずるいわそれは…」
テクテク(赤に歩み寄る)
赤「???」
赤「ッッ⁉︎⁉︎///ビクッ」(驚)
紫「かわいすぎっ………/ボソッ」(耳元)
赤「ッッ⁉︎⁉︎///」
ちょ、耳元ッッ、マジでムリッッ………
紫「ごめッッ、ほんとは飲まないつもりでいたけど………お前のせいなッッ」
赤「え………?」
赤「い”ぃッッ⁉︎」
ジューグジュジュー(飲)
赤「んんぁぅ……ふぅー、ふぅっ、///」
抑えるのしんどっ……///
ジューグジュジュー………
赤「ッッ⁉︎あ”ぁ⁉︎ちょッッ、痛いッッ…う”ぅ///ポロポロ」(泣)
紫「ッッ⁉︎ごめんッッ、パッ」(離)
赤「い”ぃぃ……った……ポロポロ」
奥まで吸いやがった……やべ、貧血だし、痛いし……
紫「赤、ごめん、ほんとに…今治すから、スッ」(近)
赤「ビクッ、くんな、」(さがる)
ジャラ
そうじゃん、手枷ついてんだ、どうしよ、
紫「赤。本当に治すだけだから。お願い。」
赤「…………」
嘘ついては………いないか…。襲ってきたら逃げよ、
治してもらわないと痛すぎるし、
赤「スッ」(近)
紫「ッッ!ニコッ」
赤「ッッ、!」
こいつ、こんな優しく笑うんだな、
紫「スッ」(近)
ペロッ(舐)
赤「んッッ、」
ちょっとしみる、
ペロッ、ペロペロ…
まぁ、めっちゃ悪いヴァンプではなさそうだよな…実際優しいとこもあるし…
紫「……はい、治ったよ。」
赤「ん、」
サワッ(傷口触)
ほんとだ、痛くない……ヴァンプの再生効果ってほんとだったんだな、
……でも、媚薬が……///うっ、しんどっ、
紫「………赤。ごめんな、いきなり吸って、」
赤「………紫、お腹空いてたんでしょ、?じゃあ……仕方ないんじゃない、?」
紫「ッッ、!……ありがとうニコッ」
赤「ッッ、」
ほんと、こいつの笑顔だけは”天使”だな、
追加情報
部屋
シングルベット一つしかない部屋。
そこまで広くなく、シングルベットが3つ入るくらいの大きさ。
その他、窓、ドアがあるがどちらも鍵がかかっている。
赤はベットに手枷をかけられていた。
紫
赤の血を吸ってから血液パックが効かなく、他の人間、ヴァンプでもダメだった…?
今までに例がない。
実は優しい………?
笑顔は天使レベル。
ヴァンプの再生効果
ヴァンプは吸血した後に、相手の傷口を舐めることで、傷を治すことが可能。
もちろん、他の傷口も小さいものなら治すことが可能で、ヴァンプ、人間両方ともに通用する。
生徒会長の特権
全校生徒の電話番号、自宅、などの個人情報を見ることが可能。
他にも、さまざまな特権が存在するため、生徒会長になりたいものは多いが、代わりに難問かつ大量の仕事を押し付けられるため、それなりの覚悟が必要。